まさにネットの時代だ ~弁護士イチオシ! 困ったときのネット検索~
ネット時代を特に感じさせる一冊
この本の「はじめに」から要約すると、
東京弁護士会所属の5人の弁護士が、日常生活での様々なトラブルに関して、その専門家として2011年3月現在で、分かりやすく有用であると思われるサイトを厳選して紹介した本である。
私が特に興味を持ったのは、「成年後見制度」について、ウィキペディアを紹介していることで、その説明には「定番のウィキペディアですが、この項目は充実しています。関連する制度の説明、法律や解説へのリンク、実際の運用なども含め、全部理解すれば、専門家レベルです。」とあった。
以前にはいろいろ言われたウィキペディアですが、その道の専門家である弁護士からこれほどの評価を受ける項目も出てきたのかと関心した。
そもそも、この本自体も、私は横浜市の図書館のネットで検索し、予約したもので、よく行く図書館に並んでいるものではない。
ネット時代だからこそ、中身をみることができた。
書店で購入しようとは、なかなか思わない範疇の本だ。
情報通信革命はまさしく「革命」だと思う。
とりあえず、本に関しては、出版社や印刷会社、街の書店は大変だと思う。