かい人21面相  NHKスペシャルに登場   | いたち川のブログ

かい人21面相  NHKスペシャルに登場  

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 昭和最大のミステリーともいわれる「グリコ・森永事件」が、NHKスペシャルとして、7月29日(金)と30日(土)の二夜、放送される。

 

 “NHKのキャッチコピー”

   NHKスペシャル 未解決事件 「file 01 グリコ・森永事件」

   取材をベースに事件の詳細を描く「実録ドラマ」

   そして、関係者たちの「証言ドキュメント」

   さらに事件の新事実を追及する「スクープ・ルポ」といったさまざまなアプローチ

   時代を象徴する未解決事件の全容に迫る。



 大きな注目を集めた、この事件は、「三億円事件」とは異なり、小説やドラマにほとんどならなかったと思うが、それは、結局、犯人の目的とか動機とか目的達成したのかどうかなど、肝心なことが分からないまま、迷宮入り、完全時効が成立してしまったからであろう。


 滋賀県警の本部長(ノンキャリア)が自殺して 5日後の1985年8月12日に、「かい人21面相」は終息宣言して闇に消えてしまい、26年を経過しようとする今まで、見事なまでに少しの影さえみせない。


 かい人21面相は、「どくいり きけん たべたら 死ぬで」と、社会を脅かしたが、実際に人を死に至らしめることはなかった。


 しかし、ついに事件に関係して、自殺であれ、死者が出ると直ぐに事件に幕を引いてしまったが、これは一体何を物語るのか、私には最も関心深いところだ。


 NHKスペシャルでは、ここをどうとらえるか、見ものだ。