みんなでつくるネット文化はやっぱり凄い | いたち川のブログ

みんなでつくるネット文化はやっぱり凄い

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 何十年か使うと、電灯スイッチも消耗するのか、「つき」が悪くなる。

 カバーを外すところまでは、まあどういうこともないが、これ以上さわるのは、電気工事士の資格がないと法令上できないことになっている。


 しかし、プロに頼むのは面倒だし、法令上は無資格者はさわれないのだから、一般向けのDIYの修理本には、さすがにスイッチの取り替え解説は見当たらない。


 ところが、ネットの文化革命後の今は、「電灯スイッチの取り替え」でネット検索してみると、いろいろな説明が出てくる。

 無資格者でも、しようと思えばできることを写真付きで説明するものもあれば、無資格者では、コードのつなぎ方が難しいことなどから、無資格者が取り替えすることには否定的なものまで、いろいろあって、実に民主的だ。


 また、そもそもホームセンターなどで取り替え品が売られているというのは、無資格者でも取り替えている証拠と考えられる旨の意見には興味を覚えた。


 それにしても、ネット上には実にいろいろな情報が存在している。

 書籍やTV放送でみられるプロの説明や意見と異なり、ネット情報には、やっぱりみんなこういう経験をしているのかと感じさせられることが多々あって、いわゆる「世の中科」の勉強には、特に役に立つ。


 そして、ネット文化のおかげで、世の中には、実にいろいろな連中がいることにも感心させられる。

 少数の職業人がつくる出版やTVが、苦戦し、低落傾向にあるのも納得できる。


 さてさて、肝心のスイッチの取り替えどうしようかなあ。