渋谷・東急文化村の後先で、街は一変のおもしろさ
渋谷駅から10分ほど歩くと、東急の複合文化施設である文化村( Bunkamura と称している)に達する。
ここまでは日本有数の繁華街で、喧噪の場である。(途中に有名な「109」もある)
ところが、そのまま自然に歩いて、この建物に沿って右折すると坂の上には有名な高級住宅街・松濤が連なり、街は一変する。
例えば、横浜の「みなとみらい」と、昔からの飲み屋が並ぶ野毛だと、線路があり桜木町駅があって一線を画しているが、ここはそういうことはなくて違う雰囲気になる。
この先を歩くと、さすが松濤、立派な松があった。
そして、進むと神山町に入り、ニュージーランドやヨルダンの大使館がある。
米国大使館や英国大使館とは全く異なる雰囲気で、大使館にはそれぞれの趣があることを再確認した次第。
(他のところでは味わえない東京ならではの楽しみだ)
なお、ニュージーランド大使館の近くには、一時話題になった元首相の豪邸がある。
豪邸には元首相だけではなく弟の表札も並んでおり、いかにも先祖さまから相続したことを表しているようで、これではまるで何百年も前の江戸屋敷に戻ったのではないかと感じた。