家電の値段と機能 ~T通信(10・7・27)~
ポイントのおかげで値段がよく分からなくなった
先日、TV(ビエラ 37R2)をヤマダ電機で購入した。
はじめは、ポイントなしの現金割引でいこうと考えていたが、ポイントが20%程度つくというので、結局、初志貫徹しないで、ポイントがつく方に回った。
リサイクル料金や保証の安心セット込みで、現金15万円を支払い、少しおつりがきて、ポイントは3万円分程度ついた。
安心セットには年間3千円の商品券(やや使いづらい)がついている。
ポイント3万円分で、キヤノンのデジカメを買い、そのうちやはりキヤノンのプリンタを入手しようと考えている。
それにしても、こういうふうになると、そもそもテレビ本体のお値段がいくらと考えていいのか、よく分からなくなってしまう。
家電量販店のポイント制度というのは不思議なものだ。
もし、かの経営の神様・松下幸之助氏が存命であったなら、どう対処するのか興味深いところだ。
商品氾濫の時代には、囲い込まれるのも一手かも知れない
しかし、このポイント制度は、販売店にとっては顧客の囲い込みができやすくなるし、消費者にとっても買う店を決めてしまえば、それはそれで気楽になれるといメリットがあるように思われる。
また、これだけいろいろと微妙な差の商品が店頭にあふれると、メーカーを決めてしまうのも精神衛生上いいことかもしれない。
家電は低価になり、進歩しているを実感
この7月に、TV(録画機能内臓)、デジカメ、パソコン(デル)と、それぞれ約10年愛用したものから、新しいものに乗り換えた。
価格の方は、合計25万円で、これら3点とプリンタが賄えた。
5年前なら、37型液晶TV(録画機器は別)だけで25万円はしていたのではないかと思う。
デジカメのメモリーに至っては、580円で500枚可能だから、10年ほど前の感覚の私とは、売り場の若い店員さんと話が合わなくなってくる。
電池の充電時間も大幅に短縮していた。
パソコンも、例えば、エクセルでこういう使い方が出来ないものかと思っていたことは、解決済みで気持よく使える。
また、カラーもえらく豊富になり、見やすくなった。
こうなると逆に、つまらない資料を作りすぎないかと心配になる。
家電類は、10年は持たしたいと考えていたが、今どきの値段と機能を実感すると精々5年で買い替えかなあと思いますね。