＊ PEACH MAN !? ＊

舞台『PEACH MAN !?』が幕を下ろして早くも1週間が経とうとしています。

大変遅くなりましたが

ご来場くださった皆様、共演者・スタッフの皆様、本当にありがとうございました

主役・桃生太郎として立たせていただいた“ゆうぞら班“。

ジョー丹下として立たせていただいた“あかつき班“。

私としては

丹下の方が難しかったかな。

とても悩みました。

丹下についてはまた別です書こうかな。

まずは私が演じる桃生太郎。

この名前はペンネームで本名は鈴木桃子。

女であることが嫌で、男の名前を名乗っている人。

実際私も小学生の頃は女なのが嫌で、男の子になりたかった人でした。

なんでだったんだろうって考えても明確な理由は思い出せないんだけど

『俺』って一人称使ってた時もあったし

大好きだった映画は、当時の自分と同じくらいの子供が活躍する“カンフーキッド”って言う台湾の映画で、擦り切れるほど見たし

それで少林寺拳法も2年くらい習ってたし。

だからなんとなく桃生という人間を理解できたというか

自然に演じれた、というか....

こういう役を演じるのが好きなんだなぁ、と。

あの頃の、男の子になりたくて冒険やファンタジーが大好きだった私は、まだ私の中に存在してるんだなって感じます。

大人になった私と、大人になりきれない....大人になりたくない私。

そんな私が、混在してるんだなぁと。

わかってたけどね。気づいてない振りしてたっていうか....

十万喜さんの作品に出演させてもらって

私はファンタジーが好きなんだなって思い知らされた。

本当に楽しかったのです。

だから、出演できて本当によかったと思います。

みんなと出会えて心からよかったって思えるし.....いつまでも一緒に演っていたかった。

終わりたくなかった。

『PEACH MAN!?』の世界にまだまだ浸っていたかった。

こんな気持ちも心地よいですね。

もう少ししたら

次の出演舞台へ気持ちを切り替えなくてはいけないのだけれど

今はまだ、もう少し浸っていたいな、なんて。

佐藤と桃生。

雲凰と虹雲。

丹下と猿楽。

イオン。

リッチ・イオン・桃生。

パトラとリッチ。

小泉純一子と。

桃太郎一行。

本当にみんなが大好きでした。

ありがとう。