さかなのこ | 笑福 笑う門には福来たる

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乳がんのサバイバーです。病気をしたからこそ、日々の出来事に、出会いに感謝しています。病気で不安だった中、ブログを読ませていただいていたので、私の経験もどなたかの参考になれば嬉しいです。私の周りのほっこりした出来事も綴っていけたらと思っています。

1日の映画の日に


こちらを観に行った。

能年ちゃんが主演だし、優しくいい映画だそうで、疲れている私にはもってこい!


20:30の回1回のみの上映、ヒューマントラストシネマ有楽町へ。シアター2つのみの小さな映画館。

あまり他では観られない映画を厳選して上映しているらしいことが置かれている映画のチラシでわかる。



中に入ると小さなシアターが満席。こんな微妙な時間に満席で、何か…こう…嬉しくなりました。

だって、頑張ってきた能年ちゃんの主演の映画なんだもの。





さかなくんの半生を描いた映画で、ミー坊(さかなくん)を演じるのが能年ちゃん。




映画の始まりに



こう画面に。



男の子の役をやるんだからショートの方が良かったろうにと思ったけど、そこは敢えてのこの長さなんだろうな。

どちらでもいいっていう。

MJ(みうらじゅん)のような髪型ね。

ミー坊の子ども時代も女の子が演じていたっけ。




もう、本当によくこの映画を撮ろうと思ったなって。そして、よくさかなくんの役を能年ちゃんにしましたね!!!!って。もう途中からさかなくんにしか思えなくなってくるのと、アップになったときのあのクリクリおめめの可愛さと透明感!なんなんでしょう!



井川遥さんの演技をしていないような自然な演技、本当に良かった!柳楽優弥さん、磯村勇斗さんと私が好きな俳優さんが脇を固めていて最高でした。



好きなことをただ好きで終わらせず、突き詰めて大好きの先に行くって本当に素晴らしいことだと思う。あんな風にあそこまで好きなものに出会えるって羨ましいくらい。きっと何かの生まれ変わりなんじゃないかとさえ思えてくる。



今芸能界はいろんな意味で変換の時を迎えているように思う。まだその変換がない荒波の中、若い能年ちゃんは必死で頑張ってきたんだよな。それも全くブレることなく。


彼女の才能と魅力が最大限に発揮されていた。


クライマックスの笑顔で走っている姿を見て、あったかい映画を観たほんわかした気持ちの中、能年ちゃんのこれまで、そしてこうして主演でスクリーンで笑っている今を思い、涙がツツツーと溢れた。




敢えて「能年ちゃん」と書いたけど、「のんさん」も定着しているのも感じる。だけどよ、能年玲奈を正々堂々名乗らせてあげたいわけよ。




いい映画だった。

アカデミー賞主演女優賞、間違いなくノミネートされるな。






…あったかい気持ちで帰宅する直前、どん底の気持ちを味わうとは思いもせず。。。





だがしかし、とにかく、行ってよかった。



きっと、これまで彼女を陰ながら支えて来た芸能界のステキな方達も喜んでいるのではないかと。

https://youtu.be/rRqlGT_0r_Y


https://youtu.be/GkgzRr0ueWQ