病院の日 | 笑福 笑う門には福来たる

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乳がんのサバイバーです。病気をしたからこそ、日々の出来事に、出会いに感謝しています。病気で不安だった中、ブログを読ませていただいていたので、私の経験もどなたかの参考になれば嬉しいです。私の周りのほっこりした出来事も綴っていけたらと思っています。

6月10日

病院の日でした。

本来ならあと2ヶ月先の検診ですが、気になる皮膚の状態があり1ヶ月後であるこの日に。



1ヶ月間、ずっと気になっていました。
気を紛らすようにしていましたが、気にならない日はなかった。



皮膚の赤みは、増すことも薄くなることも広がることもなく同じ状態が1ヶ月。




血液検査の結果も、エコー検査の結果も異常なし。皮膚も硬くなっていないから、様子見だとおっしゃいました。




でも私は全くスッキリもホッともしません。




2年半の間で4回手術することになった、これまでの経過を辿っても、その全てが血液検査もエコーでも異常なしで、私が気になると伝えても主治医は毎回「大丈夫だと思いますよ」「針生検のときの跡じゃないかな」など、万が一の場合の言葉を言うことはなかった。


何回目かで、「検査してみる?大丈夫だと思うけど…」「はい」

それで毎回、
やっぱり癌だった。
再発してるみたいだ。
になる。


私はそんなに稀で、そんなに珍しい患者なのか…




最初の病院の医師への相談や、セカンドオピニオン先の医師の言葉で、そんなに稀なタイプの患者だったんだと知ることになった。
こんな患者さんに会ったことがない。
学会で聞いたことがあるレベル。






でも主治医の場合、言葉が足りなくて、足りなさ過ぎて、不安になってしまうんだよなぁ。
稀だということさえ言わないから。


他の医者の言葉を聞いて、主治医もわからなくて困ってたのかな…と、自分を納得させたりしてきた。




皮膚の赤みは、放射線の影響だと思いますよと言うので、5年も前の放射線の影響が今頃出るものなのか聞いた。
「そういうこともあります」と。



そんなこと本当にあるんだろうか。
放射線治療中も後も、これまで一度もなかったことが5年経って赤みとして出るなんて。




わかんないわかんない何にもわかんない。

それから、どうしていいのかもわからない。





検査をするには皮膚を切ることになるから、今の段階でやるにはまだ早いのだろう。
それはわかる。





でも何か…自分の中でゆっくり静かに何かが起こっているような気がしてならない。





また1ヶ月後に病院となった。






帰りに、何でか何でなのかわからないけど、スイカを丸のまんま買った。


そんな気分だったから。


そんな気分ってどんな気分…?
モヤモヤを大きなスイカにぶつける気分かな。






帰宅して…


息子がどうだったか聞いてきた。
そんなに、いや全然気にしてないように見えたからちょっとビックリ。


何でもないよ。
一応来月また検査とだけ。

ホッとしているように見えた。




娘も全然気にしていないように思っていたんだけど、バイト先から帰宅するなり聞くのが怖いような表情で聞いてきた。



そのまま伝えた。
やっぱりホッとしたように見えた。





本当は二人ともドキドキだったのかなぁ。






夕飯の後、みんなで大きくスマイルカットでスイカを食べた。



本当は志村けんみたいな食べ方で食べてやろうかと思うような気分(笑)


あっ!そうか!
丸のまんま買おうと思う気分は、志村けん食いをしたくなるようなそんな気持ちってことだったのかも!(笑)




我慢してちゃんとスプーンで食べましたけど(笑)







1ヶ月、また長いなぁ〜。。。
コロナと重なって。




くっそーーーー!
よし!
私らしく、何とか気持ち上げて行こう!




志村さんがスイカを食べる動画を見た。
久々に観て爆笑です!
もういないなんて信じられない。
志村さんにNK細胞増やしていただきました。
ありがとうございます!!!!