昨日、職場の方がお亡くなりになりました。

お体の具合が悪いのだろうなというのはご様子みて気付いてました。

この方には、かなり以前に自分が落ち込んでいたとき、
「気にすんな!」の一言で浮上させて頂いた恩がありました。

先方はきっと忘れてる。
でも、私はとっても救われたんです。
ホントに八方塞がりでしんどい時期でしたから。

その恩人は今年年初から部署ごと移動でうちのオフィスに戻られました。

今月の初旬、エレベーターで二人きりになった時、
自分はいつもそういう傾向があるんですが、
ひとっことも言葉を交わしませんでした。

それがその方にお会いした最後となりました。

多分、最後に出社できた日だったのではないかと思います。

体調がすぐれないままお休みが続き、
復調しないだろうとご本人が判断されて
(癌寛解後別の癌が見つかって治療続けながら
出社していた、と人づてに聞きました)
自宅にいたまま退職の希望を出されたのだそうです。
その後入院されたのが先週、
1週間ちょっとでの逝去でした。

ねえ、自分。
エレベーターで一緒した時、なんで一言、

「今日は寒いですね」

ぐらい言えなかったん?

あんたいつもそうだよね。

今の会社にいて、病没された同僚さんを
何人も見送ってきたけど、
今回はさすがに落ち込んだよ。

恩人だったんだよ???

後悔ばかりだよ。

でも、これが自分なんだよね……

いつその時が来るかなんて誰にもわからない。

でも、備えて身構えることなんてやっぱりできないんだから
毎日大切に、
周りの人にも親切に心を込めて接しないと。

できてないよね。

今日は自分を責めて過ごします。