今年はずいぶんと早い時期に暖かくなったからか、
バラの芽吹きもとても早かった。
つぼみが目立つのも同様でした。

が、ありがたくないことに、
害虫もぼこぼこ発生しまして。

ヨトウムシか、それに類する
芋虫系の幼虫もちがむしゃむしゃと
縦横無尽に食べ尽くしてくれまして
大きなつぼみはほぼ全滅。

毎年、GWの頃に咲くかどうかというバラなんですが、
まあ、何もかも早すぎ、
私も対策が遅れました。
気がついた時には芋虫は
親指より長いサイズに成長してました。
(長さです、太さではありません)

それも複数いましたので
今年の一番花は場合によっては
あきらめなければならないかもしれません……

ほとんどのつぼみは
食べまくられましたので切ってしまいました。

こんな感じで食べやがります。



花の根元に大穴が。



つぼみの先端にも大穴が。



これは若い葉がすべて食べ尽くされたつぼみ。

本来、このつぼみの根元に、
5枚葉、あるいは3枚葉が付くんです。

全部食べ尽くされました。

出たての葉ばかり食べるし、
その他の葉も、なんと、
もう葉ダニがついてしまいまして!

もう何もかも早すぎる!

この株、ホントは植え替えを予定していたんですよね、
でも見送ったら芋虫大発生。

やっぱり植え替えした方がよかったかもしれない、と
後悔しきりです。
とりあえず、葉ダニ向けの農薬をしゅぱーっとまきました、
4月にまくなんて、初めてではなかろうか……

ちなみに、でかく育った芋虫は
もっと早期に存在に気づけないのかというご懸念もおありかと。

……私の場合は無理でした。

平日5日は夜に水やりしてますので、
明るいところで鉢が見られないんです。
ベランダの床にごま粒状の糞が
大量に転がっているのを見てやっと気がつく有様。
成長も早くて追いつけない。

そして、彼らは擬態します。
時々、「私は小枝!」というアピールをして
ぴーーーんと伸びてるやつもいます。
気づかずに触って、その触感に
「ぎゃーーーー!」となったこともしばしば。

時々思うんですよね、
ベランダの向こうの電線には
鳥がやまほど留まってるんですから、
彼らが気づいて持っていってくれりゃいいのに、と。