タイトルで引いた方、回れ右して下さった方が無難だと思います。
完璧、趣味走ります。

さて、昨日から、期間限定で宇宙戦艦ヤマトの上映が始まりました。
第二章は発進篇だそうです。

バレエレッスンの帰りに寄ってきました。
前日にチケットの予約を済ませていたけど、
その時点で取れる席はほとんどなかった。

で、昨日が初日だということも知りませんでした、私。
そろそろだろうなー、ぐらいの感覚だけでした。

第一章で「はあ???」と思いましたので
全然、まったく期待してませんでした。

映画館のサイトで、食べられるフードを見たら
八天堂のクリームパンが乗ってて。

あ、そろそろ食べたいと思ってたんだ!

そんなノリでの予約でした。
前回がTV放送で2話分でしたから
今回も2話、1時間少々でしょう、って。

どんだけ下調べしてないんだろう、私。

で、楽しみにしてた八天堂クリームパン。
中身は小豆。



え????

なんか、小さくない?

そうなんです、めちゃくちゃ小さいんです!



レギュラーサイズの二分の一、いや、それより小さいんじゃないの?
これで2個380円は、暴利ですーーー!!!
(美味しかったから良しとする)

ちくしょう、次からは素直にポップコーン頼む。

で、今回は入場特典があるんですね。
いや、前回もあったらしいんですが数量限定なので
在庫切れだったようで。
頂けませんでした……
手元にあってもお得なわけじゃなし、まあ、いいか、ですが。



この袋、懐かしいです!
何で懐かしいかというと、昔々、うーんと昔、
数ヶ月だけですが、アニメのセル塗り内職をしていたことがあるんです。
その、セルと動画が入ってる袋を思い出したんですよ、
動画とセルが1セットになってて、
1枚1枚色設定見て色塗ったんですよねえ。
めちゃくちゃ時間かけて塗った動画が、
アニメではほんの一瞬で終わってしまって、
がっかりしたもんです。

今でも同じような袋使ってるんだね。
こーいうところは変わらないんだ。
ちびっとうれしくなりました。

でも、当時はセル、今はフルデジタルです。
その証拠に。



スキャン、解像度、DPIの文字が。



オーサリング、レンダリングもありますよ。

時代、変わりましたね。

さて、本題。

観客席は満席、中には外国籍としか思えない方もちらほら。
そんな環境で観覧した肝心のヤマトの方ですが、
第一章で絶望した分を、出力120%で挽回してくれました!
TV放送で4話分、2時間弱をフルに楽しんできました。

基本は、「さらば宇宙戦艦ヤマト」ではなく、
後にTV放映されたヤマト2がベースになっていると思っています。

「さらば」はリアルタイムで劇場で見た世代である私、
映画館で見てぼろ泣き、感動したんですよね。子供だったから。
(後にTV放映でリメイクされ、正直がっかりしたので……
以来ヤマトは劇場版以外は見なくなっちゃったんですが……)

で、その「さらば」を今頃の年齢になって思い出して見直して見ると
突っ込みどころ満載で、まったく楽しめなくなってるんです。

これが大人になるということなのかあ、
元々、本編の続編は、地球の復興を見たかったのに
結局戦争物になってて不満だったのだけど、
そこより、すごーーく細かいところで整合性とれないのが
いやになっちゃったんですよね。

ストーリーもだし、「いやいや、それはありえないだろ」という
現実面が、とにかく気になって仕方なかった。

燃料は? 水食料は?
乗員は無給なの? ボランティアなの?
万が一の保証はどうなってるの?
死んじゃったら、事故死? それとも労災になるの?

ホント、細かいところが気になった。しょーもないことばかり。
大人にはなりたくないもんです……
なんせ第二章は公開されて日が浅いので、
細かいことは書きませんが、
水食料とかそのあたりの事情は
説明になっていそうなカットを見つけましたので、
重箱の隅つつきするのはスタッフの方が上なんだなと。
あまり小さくまとまらない範囲で、
補完はどしどしやって頂きたい!
観てる人は圧倒的に大人ばかりなので、
私みたいに小さいところが気になると
世界観に入り込めないんです。

反対に、そんなところに気づかないぐらい
ぶっ飛んだ展開も歓迎します、今回のスタッフなら!

あと、1章で悪者(にしか見えなかった)
アンドロメダと山南艦長の立ち位置も
良い感じで収まっていたので一安心。
山南さんからの、ある○○(書きません!)に
こいつ、いい奴ー! とハートもぎ取られました。

私は、今後、山南萌えに転じます!
(つい最近までは土方萌えでした)

が。

ヤマト2と「さらば」の路線で行くなら、
アンドロメダとその艦長には明るい未来は用意されてません (ρ_;)

アンドロメダは元々好きな戦艦だったし、
2199できちんと露出された山南さんのキャラ変更も気に入ってるので、
何とか双方生き残って欲しいと願ってます。
第二章でも土方さんの行方は今ひとつはっきりしませんでした。
左遷されたまんまでいて欲しくないなあ。
苦悩する中間管理職っぽい哀愁を帯びてきてる気がして哀れでなりません……

というわけで、たっぷり楽しんできた第二章、
次は10月だそうです。

ふふふ。

行きますよ、もちろん!

でも10月……

その頃、私は何をしてるんだろうなあ……

今年は1週間先はわかっても
2週間先はまったく見えない生活を
公私共々送ってます。

10月なんて、想像もつかないわ。


追記)
そうだ、書き忘れてました。

映画を見終わった後、劇場のエントランスで
ぴあの出口調査を受けました。
山ほど褒めまくって帰ってきたけど、唯一の心残りは。

付ける点数を、100点満点で120点と言えなかったことです。

次があったら、絶対に、120点と答えるわ!