先週の土曜日に行って来た
美輪明宏さんの黒蜥蜴。

冒頭と終幕でかかる曲は、

ドヴォルザークの スラヴ舞曲 #10 ホ短調, Op. 72/2

でして、絶対持ってる、私この曲持ってたはず! と
iTunesをさらって見つけました!

私、偉い!

さっきからヘビロテしてるこの曲、
あまり良い思い出がありません。

40すぎてから始めたバレエ、
最初の教室ではあまり良い思い出がなくて
今でもとほほとなることが多いのですが、
スラブ舞曲は、きっとバレエをやってる方なら
頷いてくれると思います、
レッスン曲にもなってますからねー。

で、最初の教室の先生は、
フォンデュとかダンジュでよく使ってました。
今では大好きなバーレッスンですが、
やり始めの頃は憂鬱で仕方なかった。
そんなにイヤならとっとと辞めて
違う教室へ行けばよかったと今なら言えますが、
やり始め当時は大人向けの教室が
ぼこぼこあるとは知らず、
ここしか行き場がないと思ってたんですよ。

ま、行ける教室に限りがあったのは事実です。
派遣社員だった頃に通い始めたので
あまり高いお月謝、かつ交通費がかかるところは
行けなかったんですよね…

少ない手取りからやりくりして通ってたから
そりゃもー必死だったけど
なかなか振りを覚えられなくて
先生にいっつも叱られてました。

スラブ舞曲まで到達する頃には
生徒のあまりの不出来に切れる寸前…

「だめだめ!」

と何度曲を中断して怒られたことか。

切なくなって涙ちょちょぎれそう。

哀愁を帯びた曲調にうっとりする暇もなく、
背中がざわざわしてきてちょっと困る、
そんでもって足をみょーーんと伸ばしたくなって
これまた困る。
私にとってはいろんな感情が入り交じる
メモリアルな曲なんであります。

あー、そーいえば今通ってるレベルだと
まだフォンデュまで行ってないなあ。
近いうちにステップアップしますので
そこではフォーンデュ! できるかしら。