先代猫が死んだ春に
山のように買ったイングリッシュローズやオールドローズの鉢。
ピーク時は10種類以上(もう覚えてないやー)
抱えていたのですが…

狭いベランダを埋め尽くすバラを少しずつ手放し、
時には不可抗力で枯らし、
手元に残ったのは2株。

アブラハムダービーとアンブリッジローズ。

今は1番花のシーズン、
バラが一番でっかく、きれいに咲く頃ですけど、
ここ数年手入れをサボりまくってますので
かわいそうな生え方になってます…

そんな中、アブラハムダービーは
大変大きなつぼみを2つ、小さいのを1つ着けました。

一時は一番花が10本以上どわーーっと咲いてた株です、
ホント横着してる。
ごめん、この夏はきちんと手をかける。
来年、きれいな花になるように育てるよ。

で、その1番花がもう満開になりました。
この1本だけ、あわてんぼうさんです。
この1週間、どんだけ暑かったか、ってことでしょうね。

相変わらず良い香りだ。



大きく開ききってしまってますので、
散る前にちょっきんと切りました。
枝も葉も久方ぶりにみずみずしかったので、
長めに切って、挿し枝苗に挑戦してます。
うまく根付いてくれれば嬉しいんだけど、
挿し枝は、かなりの確率で失敗するんですよね。



で、切ったものですから、
部屋の中に飾りましたが。



来ました、来ました、しいちゃん来ました。



バラを愛でる為ではなく。



食べるためにーーー!!



葉っぱも花びらもぶっちぶっちと食べてくれ、
あとでげーげーやってくれていました…ORZ

花より団子ならぬ、花と葉っぱは猫草代わり。

もうー、止めてちょーーー!!!


アブラハムダービーはここまででかい花をつけてますので
あまり心配してませんが、
もしかしたら絶滅してしまうかもしれない…と案じているのが
アンブリッジローズです。

大変はかないカップ咲きの、
女性なら十人中十人が好きだと言うに違いない
妙なる色合いと香りが魅力のバラなんです。

が、いきなり弱ってお亡くなりになる率が高いバラのようで、
湿気に大変弱い。
先代のアンブリッジローズは、
春先はわしゃわしゃとシュートを出したのに、
梅雨時の湿気であっという間に弱り、枯れ、
一旦枯れ出したら1週間足らずで死んでしまったんです、
弱りだしたらもう止められません。
日光に当てられればまだましだったんですけど、
この年は団地の外装工事が入り、
数ヶ月間、足場が組まれ、幕が張られました。
梅雨時にプラスして日当たりが悪く、
湿気もひどくて、除湿器をがんがん回しても
カビがすごかった…

そんな劣悪な環境でも生き延びたアブラハムダービーは心配してませんが、
2代目のアンブリッジローズはかなりあぶない。
春先、曇天と雨が続いたでしょう?
あれで葉っぱが枯れ、ぼろぼろと落ちてるんです。
まだ4月だというのに、この葉の落ち方はあぶない。
1つだけつけてるつぼみは日々膨らんできてはいるんですが、
きっとつぼみに養分取られてるんですよね。
本来ならつぼみは折って、負担を軽くしないといけないんですが…
もし枯れてしまったら、これが最後の花になる。

咲かせたいなあと思い、残してます。

GW中に開花するかどうか微妙ではありますが、
花咲いて、その後もすくすくと育ってくれることを
願ってます。

けど、バラってホントにいきなり寿命が来ますから…
助けられないから…
今回ばかりはマジやばいかもしれません。