8月22日に退院をし、
この日は金曜日でしたので
土日で体調を整え、
月曜日から職場復帰。

そのつもりで予定を立てていました。

22日金曜は、やはり食事に不安がありましたし
 
 大げさかもしれないけど

口の中はまったく落ち着かないし。

食べたものは、

・コーンスープ
・豆腐
・コーンスープ
・ヨーグルト
・コーンスープ








コーンスープにすごく頼りました。

カップタイプではなく、
牛乳1リットルパックに入ってるタイプ。
こればかり飲んでました。

飲むというより、口の中で浸すような感じ。
スプーンやストローで吸い込む動作は
口の中の筋肉をすごーーーく動かす。

もちろん傷口に響きます。

入院中、看護師さんから、
縫い止めている糸を舌でいじると
ほどけてしまうこともありますから気をつけて、と言われていて…

言われていなくても怖くて触れません!
ほんとに臆病者でして、
両奥歯は抜歯する前はまーーーったく触れませんでした。
もちろん口の中も見られませんでした。

つか、口開けられない、開けづらくなってましたので
鏡に写して傷口を確認なんかできる状態ではなかった。
両奥歯をがっつり切開しているので、
この口が開かない状態は当面続き、
発話にすこし苦しみました。

退院から数回分は処方された痛み止めがありましたので
顎が重くなってきたら即飲み。
処方薬はロルカム。
これ、すごーーーーーく、ものすごーーーーく効きました!
抜歯後の痛みで苦しむ方、多いと思うのですが、
術後や傷の痛みはありがたい事に
想像したほど感じなかったのです。

が、別の痛みはありましたけど、
痛覚って不思議ですね。

手術後、顎より鼻にささってた管を通した
鼻の穴が少し痛かったりしましたもんね。

で、痛み止めの影響か、大きな傷があったからか、
自宅についた頃あたりから、
口角が痛むのに気づきました。

ホント、痛覚って不思議です。
それぞれの痛さのレベルは違うけど、
それなりに痛さは感じる。
顎や傷口の痛みを抑える薬はよく効くけど、
口角の痛さには効いていない。

この口角は裂けてできたもので、
手術中、相当がーーーっと、
サメのビッグマウスのように開けられて、
無理してひっぱられていたのではないかと思います…

そういえば、退院するとき、一緒に手術した人が
塗り薬を頼んでいました、
彼女も同じ思いをしていたのだと思います。
私は病院ではまったく気にならず、自宅で裂け傷が気になりました。

この傷は1週間ほどちりちりと切れて痛かったです。

で、2日間、夜はまともに眠れていないので
やっと熟睡できるよ、と帰った退院当日。

夜中に目が覚めました。
時間的に、ロルカムが切れるぐらいの時間帯でしたので
それもあるのかもしれません。

鎮痛剤、恐るべしです。
効く間は本当に楽なのに、切れるととたんに不調になる。

明けて翌日の土曜日。23日。

さあ、ゆっくりできる、ゆったりすごそうか、と
前日までは思っていたんです。

その通りの日が待っていましたが、
このゆったりはのんびりできるという意味が含まれてます。

健康でないと、このゆったりは実現できません。

もう2ヶ月以上前の出来事になりますので
印象が当時ほど残ってないんですが、
翌日の不快感は忘れられません。
すごーーーーーく気分が悪く、気持ちも悪く
当然口の中も最悪で、意欲はまったく湧きません。

退院時、お医者さんからは顔の腫れは土曜日がピークだと言われていました。

私的には、顔の腫れは退院当日が一番ひどかったように思います。
けど、腫れが完全に引くまで、数日以上かかりました。

顔の腫れはどうでもいい、
気持ち悪いというか、とにかくしんどくて
ずーーっと横になってました。
食べないと体力回復しないし、
満足に食べられる状態じゃないし…
スープをちびちび飲んでましたけどそれが精一杯。

痛み止めはどんどんなくなっていくし、
すごく効く薬なので、これは温存し、
市販の痛み止めで代用しました。

 飲んでもいいと言われてましたから。

3本抜いた箇所は、歯の生え方で術中の処置も負荷も違っています。

一番軽いのが右上。
これは普通に抜歯ができました。縫合もしてません。

次が右顎。
こっちは切開し、骨をけずり、縫合しました。

一番重くて、この歯の状態から手術を決意した左顎。
こっちが一番骨を削ったのだそうです。

となると、左顎が一番しんどいかというと、
当時のblogを見ても、その頃を思い出しても
この順列通りの症状ではなかったですね。

とがった痛みは右上が一番。
こっちはきりきり痛みました。

次は右顎。これは…実はあまり印象に残ってません。

おっかなびっくりだった左顎。
こちらは覚悟したほどの痛みはありませんでした。

土曜日までは!

その後、左顎は痛む機会が訪れたのですが、
こちらは後日改めて書きます。

とにかく、退院翌日の不調は体に応えました。
この頃、暑い日も確かに続いていました。
この不調は日曜日では少しは軽減しましたけど
痛み止めは手放せません。
食事もスープとヨーグルト以外満足に食べられません。
時間もうーーーんとかかります。
歯磨きだって、満足にできません。
前歯をこそっとなぞるのがやっと。

親知らずを入院して治療する場合、
病院によっては入院期間を5日間取るところもあります。
大げさでは? 入院前は思いましたが、
土日の不調を思うと大げさでもないのかもと思います。

社会人の方で、手術を検討されている方。
手術が成功してもその後の体調不調と
口の中の不快感はしばらく続きます。
あまりきつきつなスケジュールにならないよう、
重々調整なさってください。

鎮痛剤は、薬によっては眠気がひどいものもありますし、
職場復帰直後に入院前と同じパフォーマンスで
ばりばり仕事を片付けることは
残念ながらできないです。
また、抜糸で通院が必要になりますので
なおさら休みづらいこともあるかもしれませんが…

無理のない範囲で手術をご検討ください。

あ、そうそう。
退院時に鎮痛剤は追加で処方していただいた方がいいようです、
最初に処方された分量ではとうてい足りません。
そんでもって、入院前に普段飲んでる鎮痛剤があれば
切れないようにストックしておいた方がいいと思います。