久方ぶりの六本木ヒルズ。
相変わらずぴかぴかシャンパンカラーで彩られていて
テンション上がるところですね。



で、行ったのが、ヒルズで開催中の「わたしのマーガレット展」。

少女漫画のむずかゆさがこれでもかと洪水のごとく…こーいう恥ずかしさはいらないわ、と思ったりした…
会社帰りという時間帯も手伝い、来てる人は微妙な年齢の女性ばかりでして。

あ、私もだね。

原画が並ぶ場内は、年代によって足を止める場所が違うでしょうね。
ほとんど見なかった作家さんもいましたもんね。

もう少し70年代後半の原稿を見たかったかなあ。




で、展示されてる手書き原稿のクオリティの高さにはびっくり。
カラーは、ものによっては経年による退色や紙の黄ばみが避けられてないものもあり、
これが当時の色なのかな、と悩むものもありましたが、ほとんど修正が入っていない、
コミックスや雑誌の絵そのもので。

当たり前のことかもしれませんが、
汚れがまったくない仕上がりまで含めてのプロの仕事は見事です。

印刷物との違いは、黒ベタに色むらがあるかないかぐらい。

今みたいにスクリーントーンやCGがない、
ホントに手で描いて描いて描きまくった原稿がもつ力はすごい。

池田理代子さんの原稿はどれもこれも迷いのないきれいな線で、もう、ここだけ別世界でした。





けど、入場料、高いね。チケット屋さんで安く買ったけど、それでも高いと思った。
目玉であるはずのグッズが、開催後1週間ちょっとなのにほとんど完売。
グッズだけ購入はできず、追加で入荷するかどうかも不明という、
物販がメインの展示会なのにどうなんでしょうという有様で、
そこはすんごく残念でしたね。

期間限定で通販とかすりゃいいのに。
行った日や時間帯で並ぶ品に差が出過ぎるってのはちょっとどうなんでしょう?
アンケートで一言書いてくりゃよかったかな。