洋楽好きだった私、
仕事がデータエントリーをしていた頃、
仕事に支障がでなければ
ラジオやレコーダーを持ち込んで
聞きながらの就業もいいよという
とんでもない職場でしたので
ウォークマンやらなにやらを持ち込んで
あれこれ聞きまくってました。

いくら仕事していたといっても
アルバムを何十枚も無尽蔵に買えるわけありません。
メインはラジオ。
そこで気に入ったアーティストや楽曲をチェックし
アルバム(当時はまだアナログ全盛でした)を
月に予算を決めて買っていたんです。
だいたい4枚多くて5枚がやっとでした。

その、貴重な音盤を探すソースとしていたのが
ベストヒット系の番組。

最初は日本のFMを良く聞いていたけど物足りなくなり、
FENへ移行しました。

ここで流れる曲は日本の番組より数週間は先行していたし
ここでランクインしてる曲は数週間か1,2ヶ月遅れで
日本でも確実にヒットしたんです。

ですんで、会社内で、洋楽と言えばt-catと
よっく言われてましたよ。
ライブもよく行ったしね。

80年代のポップスは最高だった。

中でも一番のお気に入りが、アメリカントップ40。
American Top 40。

FENは音源がなんとアナログLPだったそうで、
番組内容をまるまる音盤にプレスし、
放送終わったらばっきり割っていたそうです。

…音飛びがよくありましてね、
アナログのレコードだから。
ぷっつんぷっつん音が戻って
ほとぼり冷めたころに係の人が気付いて
数分ほど先送りして放送(再生)再開したりして。

今じゃ考えられないゆったりした世界でした。

私がしきりにエアチェックしてた頃のDJは
ケイシー・ケイサム氏。

英語苦手でしたけど、彼のDJは好きでした、
たくさんの曲と思い出を作ってくれた
ケイサム氏。

先頃お亡くなりになったとのこと。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

若者だった頃の記憶に残る人々が
これからどんどん鬼籍に入っていくんだろうなあ。

私も若くありません…