僕もなれるものならなってみたい職業のひとつです。
それは楽して稼げるからではありません。
何でも一緒ですが、プロとしてお金をもらうことは容易なことではありませんよね。
もちろんプロ棋士として稼ぐのも大変なことです。
将棋の棋士の仕事の中心はもちろん将棋の対局。
その他には解説や将棋ファンとの対局指導などもあります。
対局時間はノンタイトル戦で持ち時間、数時間が一般的ですが、タイトル戦になると、持ち時間が両者合わせて、 16時間以上のものもあり、2日がかりで対局が行われます。
強くなっていくにつれて、棋力だけでなく、ある程度の体力も必要な職業です。
どんだけ楽な仕事であっても、16時間も続けばしんどいものです。
しかし16時間、ずっと盤面に集中してなければいけないのです。
「俺がこう指したから相手はこう指してきて~・・・次にこう指してっと・・汗」
このように展開を読むのが将棋ですが、僕なんかは4手先を2通り読むぐらいが精一杯です。
と言うかそれ以上考えると時間がかかりすぎて相手に嫌な顔をされてしまいます。w
プロと言うと大体10手先~15手先ぐらいまで考えるそうですよ。
大事な局面に入るとそれ以上だそうです。←このことを踏まえたうえで16時間って考えると吐き気しかしません。
ちなみに賞金が一番多い「竜王戦」で3200万円。プレッシャーも半端じゃないですよね。
だからやっぱりこの男はすごいんです。渋いんです。
羽生善治

羽生善治
史上3人目の中学生棋士
1996年2月14日に将棋界で初の7タイトル独占を達成。
正直気持ち悪いです。w
みんなで寄って集ってネットビジネスをちまちまやってるこの世の中で、彼は将棋だけで1億1576万円稼いでいます。
渋いでしょ?
「見た目には、かなり危険でも、読み切っていれば怖くはない。
剣豪の勝負でも、お互いの斬り合いで、
相手の刀の切っ先が鼻先1センチのところをかすめていても、
読みきっていれば大丈夫なんです。」by羽生善治
それではまた。