「花咲くいろは」第二回ぼんぼり祭りとのと鉄道(北國新聞10/7、10/8の記事)

 

 第二回湯涌ぼんぼり祭りも終わり、余韻に浸っているところです。現地には行けませんでしたが、ユーストリームの配信、TL、ブログを見て、皆が楽しんでいる様子がわかりました。


 湯涌という温泉地が日本で初めてアニメに由来するお祭りを作り出した、しかも、きっちり神事として身の丈でできることをしている。このことはきっと祭りの継続の大きな要因になると思います。これならたとえ大きなイベントがないとしてもそれなりの数のお客様をを迎える湯涌の秋祭りとなるのではと期待します。


 もちろん、アニメに関するイベントや物販があるのは楽しいし、2回目でこれだけのイベントもあったので7000人もの方々が訪れたとは思いますが。でも大きなイベントや物販をいつまでも続けることはできないのではと危惧します。

 

 祭りそのものは5年10年と続けることができるでしょうか。「おねティ」の今があるように、多くの「花いろ」ファンとともに楽しめるお祭り、そして地元の方々にとっても毎年湯涌で行われる秋祭り、そうなるといいですね。放送後10年経った「true tears」の城端、「花咲くいろは」の湯涌温泉で多くのファンが集う、そんな場面を見てみたいです。


それでは、北國新聞の記事を転載します。

 

以下 北國新聞web版 ホッとニュース 【10月7日02時42分更新】より

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20121007401.htm

  

「花いろ」ファン7千人集結 湯涌ぼんぼり祭り

 

 金沢市の湯涌温泉がモデルのアニメ「花咲くいろは」に登場した祭りを再現する「湯涌ぼんぼり祭り」(北國新聞社協力)は6日、同温泉街で行われ、第1回の昨年を2千人上 回る約7千人(主催者発表)のファンや地元住民が押し寄せた。550個のぼんぼりが辺りを照らす中、金沢の奥座敷は作品の舞台を訪れて楽しむ「聖地巡礼」の人波であふれか えり、アニメ効果の大きさを示した。

 午後8時に祭りのメーン行事となる「ぼんぼり巡行(じゅんこう)」が出発。ファンら の願い事が記された「のぞみ札」入りのかごを白装束姿の地元住民が担ぎ、玉泉湖畔の特 設ステージまで練り歩くと、沿道を埋めた観衆が盛んにフラッシュをたいて写真撮影した。到着後、祝詞が奏上され、のぞみ札が焚(た)き上げられた。


舞台探訪 富山県・石川県時々他県へ-北國10/7ぼんぼり祭り

       沿道を埋め尽くすファンに囲まれて行われた「ぼんぼり巡行」
       =6日午後8時25分、金沢市湯涌温泉


 アニメの登場人物にちなみ、セーラー服姿で参加した飲食店従業員○○さん(27) =能美市=は「これまで訪れたアニメの聖地では知り合いがたくさんできた。石川の聖地にも多くの人が訪れ、交流の場になってほしい」と期待を込めた。


 京都市から友人とともに車で訪れた会社員○△さん(43)は「地元の祭りとして定着し、末永く続いてほしい」と話した。ぼんぼり祭りを主催する湯涌温泉観光協会の安 藤精孝会長は「1、2回目とも成功だった。通年での誘客に結び付ける努力をしていきた い」と力を込めた。


 湯涌温泉の9旅館は全て満室となり、同アニメに登場する旅館のモデルとされる「秀峰 閣(しゅうほうかく)」では、特別開放した80畳の大宴会場にも12人が宿泊。「かな や」では30畳の小宴会場に15人が宿泊し、夜遅くまでアニメ談議で盛り上がった。


 日中は湯涌小で、同アニメのオープニング曲を歌う「ナノライプ」のライブや出演声優のトークイベントも行われた。金沢湯涌みどりの里に設けられたグッズ売り場には前日の午後10時から並ぶ「徹夜組」もおり、温泉街は午前中からファンらでごった返した。


 ぼんぼり巡行の様子は本社が動画共有サービス「ユーストリーム」で配信し、延べ1万 3682回を超える視聴があった。

 

以上 北國新聞web版 ホッとニュース 【10月7日02時42分更新】より

 
 

以下 北國新聞web版 石川のニュース 【10月8日02時44分更新】より

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20121008103.htm

 

「花いろ」効果能登にも 西岸駅にファン大挙

 

 金沢市の湯涌温泉がモデルのアニメ「花咲くいろは」の中で主人公が通学に利用する「 湯乃鷺(ゆのさぎ)駅」のモデルとなった七尾市中島町ののと鉄道西岸駅に7日、前日の湯涌ぼんぼり祭り(北國新聞社協力)に参加したファンらが大勢訪れた。


 アニメの登場人物が描かれたラッピング列車は西岸駅に向かうファンらで満員状態とな り、同駅ホームでは熱心に列車を写真撮影する姿が見られた。


舞台探訪 富山県・石川県時々他県へ-北國10/8西岸駅

       「花咲くいろは」の登場人物が描かれたラッピング列車を写真撮影するファン

       =七尾市中島町ののと鉄道西岸駅


 鹿児島県から友人7人と訪れた会社員の○□さん(24)は「西岸駅へ来るのは2回目だが、今回はラッピング列車を見ることができ、一層楽しむこ とができた」と笑顔を見せた。


 ファンがアニメ舞台を訪れる「聖地巡礼」を楽しむ一方、作品に登場する祭りにちなん で4日から西岸駅に設置されていたぼんぼり20個のうち、1つがなくなっていることが分かった。


 ぼんぼりは直径約30センチ、高さ約30センチで「湯涌ぼんぼり祭り」「のと鉄道  湯乃鷺駅」と記されている。同駅を訪れたファンの一人は「もし同じファンが持ち去った のなら悲しい」と話した。


 湯涌温泉観光協会によると、550個のぼんぼりが設置された同温泉街では、ぼんぼり がなくなる被害は報告されていないという。


 のと鉄道常務の蜂須賀和行さん(64)は「予備のぼんぼりは用意していないので早く戻してもらいたい」と話した。

 

以上 北國新聞web版 石川のニュース 【10月8日02時44分更新】より

 

履歴

2012年10月09日作成