「おねてぃ・おねツイ」舞台探訪002
海ノ口駅(おねてぃ)
初めは、舞台探訪の草分けとなる作品、まもなく放映されて10年になるのに今でも活動が続いていて、新たな探訪者が訪れている作品ということで着目はしていたのですが、内容を見てからは、いろんな前情報を別のところに置いて、自分なりにキャプを撮って探訪してみたくなりました。
携帯電話を持っていないなど時代の移り変わりを感じますが、今の作品と比べても美術背景はむしろ上ではないかとも思えます。そしてこの作品と地域を愛しむ多くの方々の思いに少しでも触れることができたらいいなー、って・・・。多くの方々のブログで紹介されているのは十分にわかっていますが、あえて探訪の報告として木崎湖とその周辺について何本かブログを作成します。
探訪日は11月5日・6日、晩秋の紅葉がとても美しい木崎湖でした。
2本目のブログは海ノ口駅(おねてぃ)です。本来なら公園かキャンプ場から入るのが常道と思いますが、「花咲くいろは」のと鉄道でテツの感覚を取り戻し、「ゆりてつ」や「ちはやふる」で鉄道ネタをまとめたので、そのノリの延長線上で、まず鉄道の駅と踏切についてまとめていきます。
まずは海ノ口駅正面です。1929年(昭和4年)9月25日開業した、松本起点で42.9km、標高766.5mの場所にある1面のホームを持つ単線電化区間の無人駅です。2007年の乗客は1日当たり14人です。それぞれの思いを告げる場所として重要な場面で舞台となりました。古い趣のある駅だからこそ訪れる人の印象に残ります。「おねてぃ・おねツイ」でのこの駅の使われ方は他のアニメ作品に影響を与えているのでしょうか。
歳月、放送から年月を経て変わったもの変わらないものがあります。駅ホーム正面の桜の木の植え替え、小石のベンチ撤去・捜索・再設置、緑色の木のベンチの設置、プラスチック製椅子4個から木製椅子3個へ、出入り口の戸の塗装の変更、点字ブロックの設置、禁煙の掲示と吸い殻入れ?の撤去、きっと駅待合室内のベンチも変わっていると思います。まだ他にも変わっているところがあると思います。気が付いた方は教えていただけたら。
それでも、思いを受け継ぐものがたくさん残されています。そして、多くの方々の胸の内にも。
「おねがい☆ティーチャー」OPに出てくる海ノ口駅
「おねてぃ」OP 海ノ口駅の駅舎とホーム

「おねてぃ」OP 海ノ口駅の駅舎からホームに出て松本方面です。
「おねてぃ」OP 小石が海ノ口駅の駅舎からホームに出て。
「おねてぃ」OP 小石が振返ります。「おねてぃ」では小石と海ノ口駅の印象が重なります。
放映された当時のブログの写真を見ると、アニメと同様点字ブロックはありませんでした。点字ブロックの設置日はわかりませんが、アニメの取材時点では点字ブロックは確かに設置されていませんでした。
「おねがい☆ティーチャー」04話に出てくる海ノ口駅
みんなで行くはずだったのに、海ノ口駅に来たのは小石と桂だけ、2人で行くことになりましたが、みずほ先生が見ています。もちろん、他のみんなも。
「おねがい☆ティーチャー」08話に出てくる海ノ口駅
小石にとってはっきりさせたいこと、でも・・・・・、おねがい☆ティーチャー公式HPの08話ストーリーから切り出してみました。HPは桂の側からですが、小石の印象が残る場面です。
小石の告白、だけれども実らなかった恋、そして桂の先生への思い、海ノ口駅・・・。08話の海ノ口駅のカットを並べてみました。カメラの性能から(というより腕が悪いから)、ズバリは難しかったです。まあ、だいたい合わせたつもりなのです。


桂、先生のこと思い、海ノ口駅を出て
先生に向って走ります。(未回収カット)
「おねがい☆ティーチャー」09話に出てくる海ノ口駅
1カットだけ、回想的な使われ方
「おねがい☆ティーチャー」12話に出てくる海ノ口駅
2人のこんなシーンもありました。
「おねがい☆ティーチャー」13話に出てくる海ノ口駅
13話のシナリオ書いたのは先生のお母さんですかw。 まほちゃん納得していないような。まあ、全てはいい方向へ加速して行ったので。
「おねてぃ・おねツイ」舞台探訪002海ノ口駅(おねてぃ) の探訪報告は終わりなのですが、まだまだ海ノ口駅は、舞台探訪003海ノ口駅(おねツイ)に続きます。
・本ブログは、作品で描かれている風景等と現地との比較研究を目的として画像を引用しています。当該画像の著作権は全てそれぞれの著作物の権利者に帰属します。
・舞台探訪に当たって
作品と作品の舞台となった地域をかけがえのないものとして大切するとともに、地域の方々と良い関係ができるように心がけましょう。そうすれば、おのずとしてはいけないことがなにかはわかると思います。当然のこととして、プライバシーに関わることには慎重すぎるくらいでよいと思います。
以下のサイトで舞台探訪(聖地巡礼)にあたってのお願いをまとめていますので、ご一読よろしくお願いいたします。
http://sites.google.com/site/lshersite/butaita-onegai
履歴
2011年12月05日 作成