JR西、間引き運転…震災影響で部品調達できず
いよいよJR西日本の範囲で、部品調達ができないため、普通列車の運休が始まりました。富山県関係では約4割の普通列車が運休になります。
Yahooニュースより
JR西、間引き運転…震災影響で部品調達できず
読売新聞 4月2日(土)13時46分配信
JR西日本は2日、在来線の山陽線や紀勢線、和歌山線など京阪神を除く一部区間で、運転本数を減らす「間引き運転」を始めた。
東日本大震災で保守用部品の仕入れ先工場が被災し、調達が難しくなったためで、午前10時頃~午後5時頃の時間帯を中心に、運転本数を30~50%削減する。11日からは大阪環状線などの京阪神地区にも対象を広げる。
同社岡山支社によると、山陽線では運行列車が1時間に1本になる時間帯があり、乗車率が100%を超えたという。
東日本大震災で保守用部品の仕入れ先工場が被災し、調達が難しくなったためで、午前10時頃~午後5時頃の時間帯を中心に、運転本数を30~50%削減する。11日からは大阪環状線などの京阪神地区にも対象を広げる。
同社岡山支社によると、山陽線では運行列車が1時間に1本になる時間帯があり、乗車率が100%を超えたという。
JR西日本 北陸などで2日から間引き運転 京阪神は11日から
産経新聞 4月1日(金)19時5分配信
鉄道車両部品のメーカーが東京電力福島第1原発事故による避難区域内にあるため、部品調達が難しくなったとして、JR西日本が2日から一部の在来線で昼間の時間帯を中心に運転本数を減らす「間引き運転」を北陸や山陽地方、和歌山県などで始める。京阪神地区は11日から実施する。
間引き運転は午前9時ごろ~午後5時ごろで、1時間あたりの運転本数を最大50%程度減らす。路線によっては1、2時間に1本となったり、長時間運転がなくなったりする。今のところ朝夕のラッシュ時の運転本数は100%確保しているが、今後の部品の調達状況によっては朝夕でも本数削減の可能性がある。
調達困難な部品は、国鉄時代につくられた電車のモーターに使われる「直流電動機ブラシ」。JR西は8割を日立化成工業から調達しているが、最終加工と出荷を担当する浪江日立化成工業(福島県浪江町)が福島第1原発事故による避難区域内にあり、操業再開のめどが立っていない。
間引き運転は午前9時ごろ~午後5時ごろで、1時間あたりの運転本数を最大50%程度減らす。路線によっては1、2時間に1本となったり、長時間運転がなくなったりする。今のところ朝夕のラッシュ時の運転本数は100%確保しているが、今後の部品の調達状況によっては朝夕でも本数削減の可能性がある。
調達困難な部品は、国鉄時代につくられた電車のモーターに使われる「直流電動機ブラシ」。JR西は8割を日立化成工業から調達しているが、最終加工と出荷を担当する浪江日立化成工業(福島県浪江町)が福島第1原発事故による避難区域内にあり、操業再開のめどが立っていない。
チューリップテレビ ホームページより
震災で部品の調達困難、北陸線の一部列車で運休も(2011年04月02日 17時25分)
JR西日本金沢支社は、東日本大震災の影響で車両の部品調達が困難となっている北陸線の普通列車26本を2日から当面の間、運休または区間運休にしています。
今回のダイヤ変更は、東日本大震災で車両の部品を作る工場が被災し、消耗部品の調達が困難になったことによるものです。当面の間、運休または区間運休しているのはJR北陸線の金沢富山間の普通列車31本のうち12本と、富山糸魚川間の普通列車24本中、10本です。
ただし、朝と夕方のラッシュ時は現在の運行本数を確保します。また通学生の利用が多い富山黒部間は、平日の午後のみ臨時列車を運行します。JR西日本金沢支社は、車両の部品調達にめどが立たない間は通常ダイヤに戻る時期は決められないと話しています。
JR西日本金沢支社は、東日本大震災の影響で車両の部品調達が困難となっている北陸線の普通列車26本を2日から当面の間、運休または区間運休にしています。
今回のダイヤ変更は、東日本大震災で車両の部品を作る工場が被災し、消耗部品の調達が困難になったことによるものです。当面の間、運休または区間運休しているのはJR北陸線の金沢富山間の普通列車31本のうち12本と、富山糸魚川間の普通列車24本中、10本です。
ただし、朝と夕方のラッシュ時は現在の運行本数を確保します。また通学生の利用が多い富山黒部間は、平日の午後のみ臨時列車を運行します。JR西日本金沢支社は、車両の部品調達にめどが立たない間は通常ダイヤに戻る時期は決められないと話しています。
履歴 2011年04月02日 作成