映画「RAILWAYS」第2弾、製作総指揮の阿部さん抱負


富山地方鉄道を舞台に製作される映画「RAILWAYS(レイルウェイズ)」第2弾製作総指揮を務める阿部秀司さんが14日、北日本新聞社を訪れた。富山をロケ地に選んだ決め手として、自然の素晴らしさや電車の魅力を挙げ、「定年退職が迫った電車の運転士と妻に焦点を当て、心温まるドラマをつくりたい」と抱負を語った。

 阿部さんは昨年5月に公開された第1作の製作会社、ROBOT(東京)の創業者で、同作品でも製作総指揮を務めた。2005(平成17)年公開の「ALWAYS 三丁目の夕日」、07年の続編ではエグゼクティブ・プロデューサーとして作品を大ヒットに導いた。

 「RAILWAYS」第1作は、エリートサラリーマンから島根県のローカル私鉄の運転士に転職した男を描き、60万人を動員した。自分らしく生きようとする主人公の姿は反響を呼び、シリーズ化が決定。第2作の舞台に富山を選んだ理由について「北アルプスや富山湾の美しい景色に感動した。富山地鉄にはレッドアローなどさまざまな電車があり、鉄道ファンにも注目されている」と説明した。

 第2作は、富山地鉄に42年間勤める実直な運転士が主人公。定年を間近にして妻との価値観の違いに直面し、自らの人生を見つめ直す。撮影は3月中旬から約40日間で、全て県内で行う。「富山の良さを全国の人に知ってもらい、大勢の人が訪れるようになればうれしい」と話した。

 出演者は今月中に決める。今夏に完成の予定で、来年、全国公開される。ROBOT、松竹などが製作する。

 阿部さんはこの日、県庁などを訪れ、石井知事、森富山市長、富山地鉄の川岸宏社長と懇談した。


北日本新聞2011年02月15日より引用



 そうか、富山地方鉄道には、西武鉄道でレッドアローの愛称で親しまれた特急用車両が、そのままの塗装で使われていますね。セントラムは映画「ほしのふるまち」にも登場します。

 富山地方鉄道と北アルプスや富山湾の美しい風景が、映画でどう表現されるか楽しみです。


舞台探訪 富山県・石川県時々他県へ-レッドアロー

裏辺研究所の日本の旅・鉄道見聞録・

JR/私鉄鉄道車両図鑑/富山地方鉄道 より転載

  http://www.uraken.net/rail/chiho/toyama.html



履歴 2011年02月15日 作成


・北日本新聞および同WEBの記事のについて、「ほしのふるまち」「RAILWAYS」等富山県の映像に関する内容についてのみ、県外の人にも知っていただき、富山県を知っていただく機会になればと思い、引用させていただいております。著作権は北日本新聞社に帰属します。