「ほしのふるまち」舞台探訪007薮田バス停
東京やと見えん星も・・・
場所が変わればちゃんと輝くんやね・・・
(原作C 第1巻P35)
世界でいちばん優しい“再生”ラブ・ストーリー「ほしのふるまち」は2006年から2008年まで、小学館『週刊ヤングサンデー』に連載された原秀則さんの漫画で、これを原作とする実写映画が作製され、2011年3月26日より富山県内で先行上映されます。
舞台探訪007は薮田バス停と周辺に着目して原作Cと現地を対比します。撮影日は2011年1月29日、2月11日他です。
薮田漁港、薮田交差点、薮田バス待合所付近航空写真
今回の舞台探訪は交差点とその右側のバス待合所付近
H2010.11.8第9管区海上保安本部撮
第9管区海上保安本部海洋情報ホームページより
富山県先行上映用ちらしより
薮田のバス待合所がとても美しく表現されています。きっと映画でも重要な場所として用いられると思います。でも、舞台探訪の方々はまさかこのポーズで写真を撮ろうとはしませんよね。
ほしのふるまち×富山美少女図鑑P15
オーディションで選ばれた富山出身、在住者5人の1人
樋口 瑞姫(渚の友人・亜矢役)
恒太郎がひとりで東京からやってきて、薮田のバス停に降り立ちました。ここは渚と最初に出会う場所であり、また、夜に星を見上げてその美しさに感動する場所です。原作Cでは初めての出会いは氷見駅でしたので、原作Cと映画の違いにも興味があります。
原作Cと現地との対比
渚が正樹さんに会いに東京へ
原作Cは富山から飛行機ですが、空港は出てきません。
第1巻P196
恒太郎GWに東京へ戻る
正樹さんに会いたい・・・?
第1巻P197
メチャメチャ遠いやろ・・・東京は・・・
フェンスの支柱の形状もそのままです
第1巻P198
氷見駅行きのバス到着
1時間に1本程度、通過も多く、なかなか写真撮れません。
第1巻P199
正樹さんに会いに行こう・・・
原作Cの写真は撮れません。コミュニティーセンターの位置を原作Cでは七尾寄りに移動したのかな。
恒太郎センター試験受験、渚看護学校受験
第7巻P129
恒太郎センター試験の前日高校から一緒に戻ってきて
センター試験という表現も5年の歳月を感じます
第7巻P139
渚、受験終えて薮田に戻ってくる
第7巻P139
渚、薮田に到着
第7巻P139
恒太郎がバス停で待っていて
第7巻P140
どうだった? わからん・・・ けど・・・大丈夫・・・
恒太郎、東京での受験に出発・・・
第7巻P145
恒太郎、東京の受験に出発
けっこうハードやね。ま がんばられ!
第7巻P145
氷見駅行きのバスがきます
第7巻P146
絶対・・・・・ 絶対、合格して見せるから・・・・・
だから・・・ 待ってて・・・・
第7巻P149
恒太郎の出発を、渚見送る
このバス待合所は、原作Cではほかにも、栗田さんが恒太郎の家を訪ねる時、正樹さんが東京に戻る時にも出てきます。
5年の歳月
原作C第7巻P129に描かれていないものが、写真に写っています。2008年7月20日に除幕式を行った九転十起の像です。原作Cの連載は2006~2008年なので、現地ロケの時にはまだありません。
氷見市出身の実業家浅野総一郎氏の銅像「九転十起の像」
2008年7月20日除幕式
原作Cのあとに「九転十起」の像が設置されるなど、5年の歳月を感じます。新しく加わったもの、なくなったものなど・・・。「ほしのふるまち」舞台探訪007薮田バス停はこれで終わります。次は薮田の街か垂姫海岸をまとめます。
・ほしのふるまちC 原秀則
・ほしのふるまち×富山美少女図鑑
・本ブログは、作品で描かれている風景等と現地との比較を目的として、引用しています。
・舞台探訪に当たって
作品と作品の舞台となった地域をかけがえのないものとして大切するとともに、地域の方々と良い関係ができるように心がけましょう。そうすれば、おのずとしてはいけないことがなにかは解ると思います。当然のこととして、プライバシーに関わることには慎重すぎるくらいでよいと思います。
以下のサイトで舞台探訪(聖地巡礼)にあたってのお願いをまとめていますので、ご一読よろしくお願いいたします。
http://sites.google.com/site/lshersite/butaita-onegai
履歴 2011年02月13日 作成