令和6年3月22日(金)

 

那珂湊漁港へ黒鯛釣りに行って参りました。

朝イチ大津港へ向かいましたが、予想以上に北西が強く幾つか現場を見て断念アセアセ

ならば風を背に出来る那珂湊漁港へ、1時間半ほど掛けて小移動です。

 

若干渋滞の国道254を南下し、ようやく那珂湊漁港に到着です!

※写真は夕方、イメージってことで…※

見渡すと釣り可能な中堤防は本日も大盛況で、私はいつもの不人気ポイントへ 笑

中堤防は赤灯台寄りに近ければ近いほど魚影が濃いのは承知ですが、自分は撮影やワンコ同伴なのでいつも大体ココになります。

そして今回は、釣場でたくさんご質問を頂きましたので、いつもよりちょっとだけ解説しながら綴って参りますねウインク

では、お付き合い宜しくお願い申し上げますお願い

 

本日のレシピ

海底一点集中!と考えて「底攻めズドン!」の出番かと考えておりましたが、黒鯛の活性が徐々に上がりつつある傾向且つ、エサ取りもそんなにうるさく無いなので、中層も意識した配合をチョイスです。

▼ヒロキュー オキアミ3kg…1枚

ヒロキュー スーパーブレンド制覇チヌ…1袋

ヒロキュー ブラックターボプラス…半袋

 

※ちょっとお勉強
今回訪れた那珂湊漁港のような、ハイプレッシャー&メジャーポイントのような場所では、より集魚効果を高め、食い気を誘発することや、回遊してきた黒鯛をなるべく足止めしたいものですよね…。

そこで上記オキアミ3kgを1~1.5kg程度にしてキザミッコプラス生さなぎを1袋加えると、大きなツブ(荒さなぎやコーン)効果で、エサ取りにも強く集魚効果が倍増のアピール”力”最強のコマセになりますグッ

黒鯛釣りの場合は大量のコマセを撒くと、返って食いが悪くなることが多いと私は考えております。

そこで重要なのは、少量でありながらも集魚効果の高いコマセで、一点集中しステージを作りあげることが釣果のカギとなるワケです上差し

一気にドバドバと撒いている方を度々拝見しますが、あれは逆効果のような気がしてなりません。

少量(シャクカップ容量12ml程度)を定期的に定めたポイントへコンスタントに撒くことが良いと思います。

もちろん私の考えが全てではありませんので、あくまでご参考程度に上差し


付けエサ

▼自作オキアミLサイズ

ヒロキュー 生イキくん ツインパックチヌ(半分)

ヒロキュー あみえびダンゴ70

ヒロキュー 本虫ダンゴ 鳳玉錬磨
ヒロキュー めっちゃ喰うトウモロコシ

ヒロキュー めっちゃ喰うオキアミ

ヒロキュー めっちゃ喰う生サナギ

付けエサはとにかく数が多いに越したことはありません。

その日の当たりエサは確実にあるので、オキアミだけに頼らずローテーションすることが釣果に結び付く近道です!!

 

と、ここで…

以前、どうしてマルキューではなくヒロキューに拘るのか?とご質問を頂きましたが、それは長くなりそうなのでまた次回に書いてみたいと思います。

 

本日のタックル

那珂湊漁港は比較的水深が浅く、海底はほぼフラットな砂地ではありますが、やり取りの際に手前のテトラが少々厄介なのと、万一良型が掛かったときに、周りの方々の迷惑にならないようなやり取りが必須なので、竿は少し強めの04号としました。

ただ、30㎝前後の数釣りが期待出来るこの那珂湊漁港では、ゲーム性を重視するなら断然0号の方が黒鯛の引き味も楽しめますグッ

 

ちなみに私が所有している中でおススメの0号竿は…

圧倒的に良いのは「ダイワ銀狼王牙 AGS 0 号 53-R」ですが、これがめっちゃ高いアセアセので…

安価でも高いパフォーマンスを誇る竿がありますOK

ダイワ銀狼 0号 53-K」!

これは安価な価格設定ですが、穂先~2番固定ガイドまでをTC-IMSGを使用しておりますし、安かろう悪かろうというイメージは一切ない良い竿です。

正直、王牙は確かに良いですが、”銀狼も悪くはない!”ではなく”良い!”です。

仕掛けをコントロールする操作性も良いですし、魚を掛けてからの粘りも必要充分です。

実売¥27.000-程度という価格を考えれば、かなり高コスパだと思います。

 

ウキはエサ取りのあまりいないこの時期に限っては、0号または00号のウキでゆっくりと付けエサを見せながら馴染ませていくのが効果的です。

この日は強風のため、風の具合を見ながらG5&G2も多用しましたが、基本は0号でゆっくり&ゆっくりと、、

黒鯛に出来るだけ長時間、縦の沈下する動きを見せてやりながら馴染ませるのですニヤリ

 

さて実釣です!

那珂湊に到着し、タックルの準備に入る前に海況観察してみると、沖は大きなウネリが堤防を越してくるほどで、その影響から港内の釣り座もいつもより水面がざわついています。

底濁りという感じまではしませんでしたが、水面下1メートル半ほどは濁っている様子。

風の影響を考慮し、とりあえずウキはG2、ハリスに等間隔でジンタンのG4、G6を段打ちでスタートです。

25~30メートルほど遠投し様子をみますが、開始1時間ほどは付けエサが全く触られない状況が続きました。

1時間半を経過したころ、ようやくウキが少しシモる動きを何回か見せてきましたが、そのたびに回収して付けエサを確認するも、触られた様子はありませんでした。

 

活性低いのかな…?

 

そこでウキを0号に変更しジンタンも外します。

風は左斜め後方から強く吹いておりましたが、沖25メートル程度ならまだラインメンディングで何とかなります。

そしてウキを変更して1投目です!

先ほど同様にウキは少しシモリを何度か繰り返したと思うと、本当にゆっくりとスローモーションのようにウキが水中に沈んで行きました。

 

キラキラとても美しいウキの入り方ですキラキラ

 

いつまでも見惚れていたいのですが、すかさず合わせを入れると…

ぎゅいーーーーん!!

一発でワカル良型の重量感よだれ

かなりの時間を要し水面に姿を現したのは…!?

 

圧巻の53㎝!!

釣り上げたときはあまりの重量感と体高に、これは55OVER間違いないびっくりマークと、Xでポストしてしまいましたが完全にフライングでしたアセアセ

老眼の影響からか? 笑

最近遠近も弱いですが目測も弱くなってしまったようですね、、

 

しかし、年無し黒鯛にしては傷一つなくカイズのような美しい魚体です!

永年黒鯛釣りをしてきて、間違いなく歴代5本の指に入るであろう美しさですキラキラ

顔にいかつさもなく、とっても優しい目をしていますよねおねがい

 

ここ那珂湊漁港は釣りをしている方々がとてもフレンドリーなので、皆さんに祝福されとても嬉しい気持ちでした!

 

連発なるか!?

と、気合を入れ直すも、その後は全く魚の気配なく、海鵜とカモメだけが撒いたコマセに群がり、戯れている時間が続きます 笑

時折ウキがシモるような動きを見せますが、海底の砂紋によるものと思われ…

「期待させるなよ…」と 笑

そんなこんなで16時頃に再びドラマですびっくりマーク

 

51.5㎝!!

この子は良く引いてくれました!

掛けた瞬間あっという間に沖へずばーーーっと走り去り、一瞬「真鯛か!?」と思わせるようなナイスファイトでした!

沖でのやり取りだったので何とか取れましたが、手前のテトラ帯に逃げ込もうとする場面が何度かあってスリリングなやり取りが楽しかったですウインク

ファイト時間はなんと7分弱びっくりマーク

 

その後はアタリが頻発するも、マルタウグイ…マルタ…マルタ…と 笑

引きは強烈だがキミじゃないんだなぁぁ。。

ということで、日没間近となりマルタの三連発で幕を閉じました。

 

あとがき

この日、たまたま私のYouTubeチャンネルの、数少ない貴重な視聴者様とお話させて頂き、私が先回BRUSH CHANNELで使用していた「ヤマトヨテグスのフカセ専用フロロロングハリス」を真似したらバツバツ切られてしまうのですが…とご指摘を頂きましたタラー

翌々お話を聞いてみると…

タックルバランスが合っていないということが判明しまして。。

その方は竿が2号で道糸2.5号、ハリスが1.2号ということでございました。

この組み合わせで考えるならば、ハリスは2.5号号若しくは2号が宜しいと思います!ということで解決しましたが、私も勧めるならトータルバランスまで詳細にお伝えしなければいけないですねアセアセ

大変失礼致しました。

※ブログで書いても良いとご承諾を頂いております※

 

また、この日はファミリーさんが多数組、来ては帰り~来ては帰り~と釣りを楽しんでおられましたが、、

どのファミリーの方もライフジャケットを着用しておらず、、

ある子供が遠目から私の釣り姿を見て、「あの人が着てるやつ欲しい」と言ったのが追い風と共に微かに聞こえたのですが。。

パパの回答は「カッコつけて着てるだけだから」と 申しておりました。

いやいや、、笑

黒金ジャージ上下のあなたの方がよっぽどカッコつけていますよニヤリ

と、心の中で反論しておりましたが、、

それはさておき、たかが堤防と侮ってはいけませんよ。

パパならきちんと!黒金はさておき、せめて子供さんの安全は確保してから釣りに来るべきです。

それと、タバコの吸い殻とゴミはちゃんと持ち帰ることも忘れずに!です。

まさかタバコのポイ捨てや、ゴミを放置することがカッコイイと勘違いしているのですか???

それを全て拾って持ち帰った、撮影組の方がよっぽどカッコイイですキラキラ

 

那珂湊漁港然り、大津港然り、全国の堤防事情を考えれば、釣り人にとっては大変貴重で有難い解放された堤防です。

こうしてゴミを放置していく輩や、ライフジャケットを着用していない人の死亡事故などが原因で立ち入り禁止になる場合もあるのです。

 

何度も煩いと思われるでしょうが、ゴミ、、マジで持ち帰りましょうよ。

私と撮影組は、偽善者だなんだと言われようと、釣り終わりには必ず近辺のゴミを拾ってから終わるように心がけています。

それは昔も今も変わっていません。

 

こんなに美しい海で釣りが出来るんですから、、

以上。

 

次回もまた大好きな茨城の海で遊んでもらいましょうOK