憧れの釣り師たち2回目
今回はバスアングラーについてです
ボクの釣り人生からするとバス釣りの歴史は比較的短く、初めてバス釣りをしたのは20歳頃だったと思います。
馴染みの本屋で見た ”ヒロ内藤”さんのアメリカ釣行の掲載記事がきっかけです。
それ以前ももちろんバス釣りは知ってはいましたし、1980年代には既に村〇Ji〇さんや田〇哲ohさんという有名アングラーが君臨しており、数多く並ぶ書店の釣り雑誌コーナーの表紙では何度も見ておりました。
更に90年代には「釣りロマンを求めて」でもバス釣り放映回数は多かったように思いますし、そういったメディア戦略にハマってか、釣りに全く興味がなかった友人たちも挙ってバス釣りをやっていました。
そんな中でもボクは磯釣りに夢中だったので、バス釣りはやってはいましたが、磯釣りに行けないときに近場で気軽にできるから、、という安易な理由で始めたように思います。
当時磯釣りは” 気難しいおっさんの釣り ”というイメージがあったからなのでしょうか?
周りで磯釣りをやっている友人はほぼ皆無!ヲタク気質な友人1人のみでしたね
そして磯へ行けばこれまたおっさんばかりでゴザイマシタ 笑
そんな始まりではありましたが、当時は個体数や生息域も少なかったのか?
いざやってみると中々バスに出会うことは出来ず、、
釣れなきゃ釣れないで、次第にバス釣りの魔力にハマるようになっていったのです。
と、まぁ…、私の話はここまで、今回は憧れたバスアングラーについて綴ってみたいと思います。
憧れの大好きなバスアングラーたち
ヒロ内藤さん
そう!2度もスペースシャトルに搭乗したあの宇宙飛行士、向井千秋さんの実弟であられるヒロ内藤さんですよ
冒頭でも触れましたが、私がバス釣りを始めるきっかけとなった方で、雑誌に掲載された巨大バスとのツーショットの笑顔がとにかく素敵で
何かかっこつけてるな…、、という印象の方が多かったバスアングラーの中では、とにかく楽しんで釣りをされている!という雰囲気が、写真からも内容からも伝わってくるものばかりでした。
しかもバス釣りが好きで&好きで、、という理由だけでアメリカ移住!?
なんて夢のある人なんだと。
もちろん年月を経た現在でもとても大好きなバスアングラーで、今もHiroismヒロイズムYoutubeチャンネルは、ほぼ毎晩欠かさずにリピート閲覧しております。
毎回ヒロ内藤さんのこの言葉から始まる、、
「いやぁぁ・・・」
あのいやぁぁ~が大好きなんです
その中でも特に好きな動画を選ぶとするならば…
どの回も好きなので選ぶのは難しいですが…。
この回は特に本当に大好きで、スロープノーズで釣ったことがなかったので本当に勉強になりました
この動画内の解説の中で…
「ルアーの外見を本物の生き物に似せても得るものはない」
ヒロ内藤さんの名言ではなく、ジェームスヘドンの名言だそうですが、ヒロ内藤さんのチャンネルがなかったら、私の耳には届かなかった名言でありますので、これは私にとってはヒロ内藤さんの名言なのです
そしてファンの方へのサービスも、この方以上の素晴らしい対応は未だ見たことはないほどに低姿勢で紳士です!
何かをお願いすると、、
「喜んで!」
と、必ず言って下さり、嫌な顔など一つもせずに、釣りをなさっている自らの手を休めてでも対応して下さいます。
これはカメラの回っていない画面外でも何度か拝見した神対応!
バス釣りの知識や技術もさることながら、人としても大変素晴らしい人なんだな、、と実感です
昔も今も、、もう大ファンです
加藤誠司プロ
(現)グローブライド(旧)ダイワ精工→ラッキークラフト→JACKALL→現在はレヴォニック代表と、とにかく経歴がすごいですよね
そんな加藤プロは、釣りの腕前ももちろんピカイチですが、特筆すべきはルアーデザイナーとして、群を抜いた素晴らしい作品を世に発表されてきたことです。
加藤プロ監修のルアーは、それはそれは数多くありますが、どれもこれも本当に釣れるルアーばかりですよね!!
特にミノー系はどれも素晴らしく、バスのみならずシーバスも良く釣れたルアーたちばかりです。
山木一人プロとの合作で良いのかな(^^;?(違ってたらすみません)皆さん一度は耳にしたことがあるセイラミノーなんて、ただゆっくりと引いてるだけで、バス&シーバス、時にはメバルやカサゴまで爆釣しちゃうんですから、ホント驚きましたよ。
↑セイラミノーで釣れたブラックバス!
一時期はあまりにもルアー任せで釣れちゃうので、自分の腕前を過信してしまう錯覚に陥ってしまうほど本当に良く釣れました。
しかも釣れてくるバスのサイズは全てデカかったです!!
散々通った霞水系や高滝湖、亀山湖、笹川湖ではもう一撃必殺のルアーでした。
昨今では檜原湖や猪苗代湖、羽鳥湖などの山上湖のスモールでも爆釣でした!
私のタックルボックスには必ず必須なルアーとなっておりましたが、残念なことに廃盤となってしまったんですよね
ロストしたくない名作なので、今は釣り部屋のオブジェとして余生を送ってもらっております。
そして、加藤プロが出演されていた ”LURE FREAK” が観たくて、貧乏だったにも関わらず釣りビジョンに加入したくらいでした 笑
「悪いなぁ~小野君!」
加藤プロと小野プロの掛け合いが楽しかったですよね
現在は便利&お財布に優しい環境が整いまして
いつでも加藤プロのホットな新着情報が手に入る素晴らしい時代となりまして、、
一昔前ならあり得ない、オカッパリのカリスマ釣り師である川村光太郎さんとのコラボや、ズバ抜けた天才的なセンスのサイトフィッシング映像、レヴォニックから発売予定のルアー情報などが閲覧できます。
なんて素晴らしい時代なんだぁぁぁ
ご主演されている映像を観ればわかりますが、ヒロ内藤さんともに通ずる、釣りに対しての情熱!真剣さ!そして何よりも楽しそうに釣りをしている笑顔がとにかく好きです!
人柄が滲み出ていますよね
新会社設立、新たなルアーへの挑戦と、、今後も加藤プロから目が離せません
村上晴彦さん
株式会社常吉→株式会社issei+ダイワフィールドテスター。
実践的な釣り且つ、楽しく釣りと向き合うスタイルに関して言えば、昔も今もこの人の右に出る者はいないと思うほど、とにかく斬新なアイデアを形にしてきた、岸釣りの第一人者といっても過言ではないでしょう。
巷でセコ釣りと云われ、バス釣り業界ではナゼかカッコ悪い?ナンセンスとされる位置づけのような釣りを広めつつも、プラグなどでの豪快な釣りセンスも抜きんでています。
↑セコ釣りで釣りましたがナニか???
このセコ釣りという、、もはや釣り方の分類なのかな??も、とあるアメリカとご自分の釣りが全てとしか認めない、、かの有名な?色々な意味での大物??釣り師のお方には、親の仇のように大変受け入れ難いようですが
私から言わせてもらえばこの釣り方、日本で発展を遂げた” ならでは ”の釣りと思えば素晴らしい釣り方だと思います。
要は時々で使い分けているだけですし、釣り方なんてそれぞれのスタイルなのに、「ネチネチやってて面白いか!?」などの暴言を吐く前に、ネチネチとセコ釣りがどうだこうだ…と言っている自分がかっこ悪いことに気づいて欲しいですよね 笑
つまらない愚痴や批判動画を観ているよりも、村上さんの釣りをしている映像はどれも楽しそうで前向き!!
観ているこちらまでハッピーになれるんですよ。
そして生まれ持ったセンスなのか?
はたまた釣り人生で研ぎ澄まされた野生の勘なのか?
とにかく様々なジャンルの釣りでも、それはそれは良く釣るんですよね
天才なのか努力家なのは存じ上げませんが、私から見た限りではこの人こそ、、
「好きこそ物の上手なれ」
という言葉が見事にマッチするお方です!
私はプラグといえばその昔からラパラかヘドン、ワームといえばメジャーなゲーリーではなく、常吉→一誠メインでバス釣りを楽しんできました。
しかし、、ラパラはともかく、ヘドンや一誠の製品は人気商品となると入手困難な場合があるのが難点ですよね
今も一誠やヘドン製品で購入出来ない製品が幾つかあり、自分は絶対に買いませんが、転売Yaa!の値段設定がえげつなくて困ったもんですよね。
まぁ、それほど釣れるルアーということで皆さん買うワケですから、村上様信者が増えるのは喜ばしいところですね
あとがき
十数年前に茨城県の霞水系(前川)で釣りをしていたときに、ポイント移動で川沿いを車で走っていると、釣りビジョンの撮影でFROG PRODUCTS、トップウォーターアングラーの荒井謙太さんがおられました。
かなり離れた場所から私は思わず「トップ道!」と大きな声で叫んでしまったのですが
撮影中でしたが荒井謙太さんはカメラを気にせず、大きく手を振って笑顔でこちらまで駆け寄ってきて下さいました。
それから「今日は釣れましたか?」や「どこで釣れましたか?」などと質問され、談笑させて頂いたうえ、こんなど素人の私に向かって「参考になりました!ありがとうございます^^」と、写真撮影&ご自身が手掛けるルアーをケースから一つ取り出すと、「すみません、今手持ちがこれしかないので…」と、プレゼントしてくれました
いやぁ、、すげーカッコよかったですよ
~余談ですが~
しかし、この数年後、、
バス釣りで車上荒らしにあいまして…
この大切なルアー…
盗まれてしまった!んです!!
とんでもない輩がいたもんですよ
人の一生の宝物を、、
当時を思い出すと今でも悔しさが込み上げてきちゃいます
~話は戻ります~
その日は良型があまり釣れなくてモヤモヤしていましたが、この出来事があり、帰路はほんわかした気分でとても楽しい一日となりました。
その出来事があってから、私とは異なる釣りスタイルで使用することはほぼないに等しいですが、年間幾つかのルアーを購入させて頂き、釣り部屋にコレクションとして大切に飾っております
何と言っても荒井謙太さんのデザインするルアーたちは、眺めているだけで幸せになれる、、そんな魅力のあるルアーたちばかりですからね
それとは逆に(^^;…
埼玉県川越市のとある釣具屋でのイベントで、本場アメリカのトーナメントなどにいち早く出場し、釣りビジョンでもレギュラー番組を持ち、度々地上波などでもお見掛けするバスアングラーが来館するというので行ったことがあるのですが、、
トークはご自身の手掛けるロッドを持ってるか否か?を挙手させ、そのロッドを使わないヤツは・・・的な発言を散々した挙句、最後の記念撮影が最悪でした
列に並んで記念撮影が出来るのですが、私の二つほど前の男性(おじさん)が「大ファンなので握手しながら撮影お願いします!」とお願いしたところ…
そのバスアングラーは一言!!
「握手?しない!」
と冷たく言い放ち、余程気まずかったのか、そのファンの方は意気消沈して早々にお帰りになってしまいました。
私は当時釣り仲間だった会社の部下(女性)と営業途中に行っていたのですが、普通に記念撮影を終えたあと、そのプロアングラーは私の部下に向かって「またテレビ観て下さいね、今度はいついつが初回放送ですので」ニコニコ…と鼻下のひげ、、いや、鼻の下を伸ばし、、先ほどのおじさんファンの方との態度が180度も違いました。。
これにはさすがに部下も冷めてしまってそうで、車に戻ると「なにあの態度?最低!」と激高していました。
確かに私が見ても部下はとても美しい女性で、片やお世辞にもイケてないおじさん…。
多少態度が違ってしまうのは男性の性かも知れませんが…。
しかしここまで露骨に態度が違うなんて、それをきっかけに、私もこの人の番組が釣りビジョンで始まると、速攻チャンネルを変えるようになってしまいました。
もちろん持っていたこの人のメーカー製品は、部下同様全て処分です
道具を売る業界も然り、何を基準にプロなのか解らぬ釣り人も然り、売れたら売れたで、有名になったらなったで、首を垂れることを忘れてしまうもの…。
その人物の周囲を取り巻く人たちも、大した人物でもないのに煽てまくるのでイケないのでしょうが、こういうふとした行いは、普段の生活態度から自然と出てしまうと思うので、あれはきっと本当の性格なのでしょうね。。
しかしいまだに画面に出てくると不愉快になるなんて、、
自分も案外執念深いんだな 笑
次回は落とし込みシリーズを綴ってみたいと思います。
不快になられた方、次回は閲覧しないよう、、宜しくお願い申し上げます