令和6年1月24日(水)
茨城県ひたちなか市の那珂湊漁港へ
那珂湊漁港といえば、春先~晩秋までは様々な釣りで度々お邪魔しており、厳寒期を除けばほぼ1年中遊ばせてもらっている漁港です。
ちょい投げでシロギスやハゼ、イシモチにカレイ、クジメ&アイナメetc
サビキ系ではイワシやアジ、サバなどの回遊魚!春を告げる稚鮎など、、
ライトルアーゲームではメバリングやアジング、シーバスなどなど
数え挙げたらきりがないほどとにかく釣れる魚種が豊富な漁港で、季節毎に様々な魚たちが竿を絞ってくれます。
大変貴重な漁港です
今回は調査で黒鯛釣り
そんな魚種が豊富な那珂湊漁港ですが、今回は二十数年ぶりに那珂湊漁港でフカセ黒鯛をやってみようと思いまして、1月24日爆風の中竿を出してみることに…。
釣りをしながら沖を見れば景色は昔とあまり変わりませんが、振り返れば立派なお魚市場などが建ち並び、今や茨城県を代表する観光地ですね!
そして今回は懐かしい竿を持参していたせいもあり、、
「ボクはいつ頃からここに来ているんだろう?」と素朴な疑問が湧き、帰宅後古い写真と僅かな記憶を辿ってみると、1992年の11月頃のようでした。
そりゃ景観も変わるわな…。
懐かしい道具で…
那珂湊漁港久々のフカセ釣りということもあり、この日は趣ある竿やリールで黒鯛の引きを楽しむ予定でした。
幼少期、巨チヌに思いを馳せながら大変お世話になった、オリムピック製の浦浜!その復刻版である純世紀浦浜465と、幼少期から使い続けており、未だ現役のdaiwaSS700LBXのセットです。
しかし爆風過ぎてちょっと…
このdaiwaSS700LBXという骨董レベルのリールですが、堅牢でカッコよく大変素晴らしいリールなのですが、現代のLBDリールとは使用方法が異なり、ギアが特殊で少しややこしいうえに、メーカーにも巷にも現存しているパーツがないため、この強風で万一落下や落水などしてしまったら大変
何度となく自らオーバーホールをして機関良好を保っておりますが、破損した場合の替えが効かないことを考慮し、純世紀浦浜にはアンバランスですが、サブ機に持参したdaiwa15トーナメント競技との組み合わせとなりました。
コマセは以下の通りです。
ヒロキュー オキアミ3㎏1枚
ヒロキュー 底攻めズドン半袋
ヒロキュー ホワイトベース制覇チヌ半袋
今回も信頼のヒロキュー製品で
那珂湊漁港は平均すると水深3~5メートルほどなので、底染めズドンは本来ならば必要ありませんが、黒鯛が好む具材がたくさん配合されており、集魚効果が非常に高いので今回加えることにしました。
尚、那珂湊漁港でおススメのコマセ配合は、湾内でありながらも意外と複雑な潮流なので、とても視認性の良い配合、ホワイトベース制覇チヌ1袋+オキアミ1.5kg程度のみで充分ですが、寒の時期にもっと高い集魚効果を期待したいのならば、更にアミエビ1kg程度若しくは、昨年末に発売された「ヒロキュー キザミッコプラス生さなぎ」を加えると一層集魚効果が得られると思います。
用意した付けエサ
エサ取りの多い最盛期以上に気を遣いたいのは付けエサですよね!
ご承知の通り、寒の時期の黒鯛は活性が低く、その日の当たりエサが全く異なるので、生オキアミの他に練りエサを数種類は用意したいところです。
この他にもオキアミを特殊な液体に付けた3種類の付けエサも用意しています。
黒鯛という魚は雑食、、よく言えばグルメである故、付けエサに関しては毎度釣行の度に頭を悩ませるところです。
ちなみにこの日は色々と使用した中で、生イキくんforPROの食いが抜群に良かったです
沈下速度の微妙な違いからか?他の付けエサではなかなか食わなかったですね。
当日使用したタックルです。
海津クラスでもその引きを十二分に楽しめるよう、普段沖磯で使用するタックルより弱めの設定です。
しかし良型2尾のバラシもありましたので、もうワンサイズ強めのタックル設定が良いと思います。
また、極小のアタリを確実に捉えたいならば棒ウキは必須です!
実際この日もウキ止めを使用した半誘導仕掛けでは、一瞬触って離してしまうことが多く、違和感を与えないよう、、仕掛けには一切ガンダマ&ジンタンは打たない全遊動でしか釣れないという状況でした。
それでも何とか…
海津クラスですが釣れてくれました!
この時期にしては少々小ぶりではありますが、22㎝~28㎝までのカイズが4尾釣れてくれました
結果発表
黒鯛22~28㎝…4尾
ボラ51㎝…1尾
ヘダイ…1尾
黒鯛らしきバラシ…2尾
那珂湊漁港でのフカセ釣りは、超久々でしたがとても楽しかったです!
視聴者様にもたくさんお声がけを頂き、那珂湊漁港の様々なポイントや釣り方などもご指導頂きました!
ありがとうございました。
予告通りBRUSH CHANNELもアップ致しますので、そちらもどうぞ宜しくお願い致しますね
また休みを利用して、今度は30㎝オーバーを狙いに行きたいと思います
注意喚起です…
さて、、
最後に、皆様にここで一つご報告をさせて頂きます
今回使用したハリス、ダイワのタフロングレイトZ カスタム1号ですが、ハリスの強度や使い勝手などはさておき、ハリスが巻いてあるスプールが正直「クソ!!」です
ボクはこの日、以前購入したこの新品ハリスを2セット持参したのですが、いずれもスプールの接着部分が剥がれてしまっており、、スプール中央の黄緑色のストッパー?に絡んでハリスはぐちゃぐちゃ
スプールの意味が全くありません。
長年磯釣りをしていますがこんなクソハリス(スプール)は正直初めてです。
新品の2セットは殆ど使えずドブに捨てたようなもんでした
替えの効かない沖磯でなくてよかったですよ…。
しかも昨今、フロロカーボンは高値更新中ですからね、、
皆様もご注意ください
同時にダイワさんに言いたい…
昨今色々と声を大にして言いたいことが山積ですよ?
メーカーとしての電話対応やその他諸々、、
営業妨害の爆弾発言になってしまうので内容までは敢えて書きませんが、35年以上もダイワ一筋で様々な釣りをしてきたボクにとっては、怒りを通り越して悲しくなってしまいます
影響力のない、たかがいち釣り人の戯言だと思われているかも知れませんが、こんな自分でも、弱小ながら磯釣りクラブの看板を背負う会長です。
純粋にダイワ製品を愛する会員もたくさん所属していますし、古くからのたくさんの釣り仲間もいます。
釣り歴が長い分、縦の繋がりも横の繋がりもそれなりにあります。
釣り好きな後輩たちやその仲間たちに、「ダイワは素晴らしいメーカーだ!」と自信を持って勧められるような製品の販売、メーカーとしての対応の改善を切にお願いしたいものです…。