釣場でお会いしたBRUSH CHANNEL視聴者様に、シャクについてご質問を頂きました。

ありがとうございますキラキラ

丁度新しいシャクを先回使用してきたばかりです!

そこで今回は、昨年購入した山元工房のPRO YAMAMOTOシャク 810SP SpinCupを実際に現場で使ってみた感想も兼ねて綴ってみたいと思います。

 

※最初に断っておきますが、これは山元工房からの提供品ではありません!

忖度なしで書いておりますので、不快な文章等がある場合が御座いますので予めご容赦ください。

 

まず初めに…

磯釣り師なら、誰でも一度はコマセワークで必要不可欠なコイツ(シャク)については頭を悩ませた経験が必ずあると思います。

完璧に仕上げたハズのコマセが、「隣人のコマセより精度が悪い…」や「同じフォームでありながらも距離が劣る…」等々、悩みは尽きないことでしょう。

ボクも磯釣り歴だけは非常に長いですが、今現在のおいてもそれは進行中であり、永遠のテーマであると言えます。

 

シャクに求めること

①自分が意図した箇所へ正確に飛ばせること

②遠近の使い分けが容易に行えること

③コマセ離れが良いこと

④バッカン内でまとめやすいこと

⑤1日を通して疲れないこと(グリップ形状やシャフトの固さ)

ボク程度の万年初心者レベルならば、実釣に関していえばそれくらいだと思われますが、何より数ある磯釣り道具の中でもシャクは重要なアイテムの一つですので、所有感に満たされるということ、、これがとても重要です。

 

シャク人生においては、釣具屋のワゴンセール品(サビキで使うようなプラ製のシャク)から始まり、現在に至るまでは何十本?何百本?のシャクを、試行錯誤しながら使ってきたことかは記憶がありませんが、有難いことに、名人が趣味で作る本気の素晴らしいシャクまで頂いて使わせて頂いた経験もあります。

それらを経験してきて思うのは、販売価格に関係なく、使いやすさ所有感ということが、シャクを選ぶ大前提であると思います。

 

そこで登場するのが今回の主役である、、

PRO YAMAMOTO 810SP SpinCupです。

 

これは、、ただのシャクではない…

まず目を惹くのがカップを包む高級感ある巾着袋です!

正直シャクにここまで必要なのか!?と目を疑いますが 笑 こういったメーカーの気遣い一つで、このシャクへの愛着が一層湧いてくるものです。

そう、、実釣によって出来た傷は勲章となりますが、それ以外で出来た傷はただの傷…

シャクをロッドケースに仕舞う際に傷が出来ない様にと…、山元工房のこういった気遣いはとても嬉しいですよねニヤリ

 

そして巾着をほどくと、中身は変わった形状のカップ。

山元工房の公式サイトによれば、このカップ形状ならば軽く振り切るだけで、コマセがまとまったまま遠投が可能とのこと…。

 

そんなアホなアセアセ

 

コマセを遠投するには、振り切らずに程よい位置でシャクをピタ!っと止めることが重要になります。

振り切ってしまえばコマセはバラけてしまいますからね。。

 

しかしこれ、、

先回の福島県いわき市の小名浜沖堤防の実釣において、公式サイトのアナウンス通りのスグレモノでした!

当日は強風の中での釣りを余儀なくされましたが、強風もなんのその!軽く振り切れば、コマセはまとまりながら独特な回転を描き、直線的にぶっ飛びます!!

逆に飛び過ぎて力加減が難しいほどです 笑

正直長年磯釣りをしてきて初めての経験でした!!

これはすごい!

 

高級竿かと見間違うほどのシャフト

そしてシャクのもう一つの重要なパーツであるシャフトですが、これは何とも表現が難しいですよね。。

竿においても同様で、表記されるライトやミディアムライト、ミディアム…etcとその定義はなく、開発に携わった人がそれぞれに決めていることなので、このSpinCupのシャフトに関しては固い!とも柔らかい!とも言えないです。

更に人それぞれに腕力の違いがあるので、これを固いというか柔らかいというかの位置づけは正直判断に悩みます…。

ただ言えることは、バッカンの壁に押し付けた際に力を入れずともまとまってくれ、一日を通して疲れない、、そして振り切った際には、コマセの詰まったカップの重量が程よく乗るような固さ…。。

やっぱり難しいですねアセアセ

兎にも角にもボクにはベストマッチなシャフトであることは間違いないですグッ

 

グリップがとにかく秀逸だ!

このグリップ、一見するとPRO YAMAMOTOの代表作といっても過言ではないRシリーズと似てはいるものの、これが全くの別物であることは言うまでもないです。

非常に変な表現になるのですが、グリップを手で握るというよりは、グリップに吸い付いてくるような握り心地なので、ぎゅっと強く握っていなくても軽い力で操作が可能なんです!

これ実際に握ってみればわかるので、使ってみたい会員は是非ボクの釣り座までどうぞOK

 

PRO YAMAMOTO 810SP SpinCupまとめ

伝えたいこと全てここでは書ききれませんが、総評として最上級の称号が相応しいシャクであります!!

公式サイト販売価格は¥19.360-(税込)で価格だけを見れば目ん玉飛び出ちゃうかも知れませんが 笑

実際使ってみれば価格以上の使い勝手と上質な作り&所有感に満たされ、幸せな磯釣りライフが送れることは間違いありませんハート

何度も繰り返しますがこれは提供品ではないので、褒めちぎったところでボクには何の得もないのですからこれが正直な意見です。

ただ残念なことに、810&760共に品薄状態がしばらく続いており、ボクは同時に760も購入したかったのですが手に入らない状況ですアセアセ

 

購入できた暁には、またBRUSH CHANNELにてご披露させて頂きますねニヤリ