本日は晴天なり。
皆様、如何お過ごしでしょうか?
当店はまったりでのんびりムードが漂っております。
てなわけで今日はうちのスタッフw君の武勇伝を赤裸々に綴っていきたいと思います。
~第一話 シビレ兄さん~
これは実話。
よーく聞いてください。
いや読んでください。
今から10数年前のお話です。
彼は以前、車買取屋の店長だった。
連日連夜に続く夜遊び(僕が連れ回した。)の為、かなりの寝不足だった…
朝のミーティングが終わり、即座に社用車に乗り込んだ彼。
少しでも仮眠を…と公園脇の木陰に車を停めた。
※よくお目にかかる営業マンのサボっている光景。
運転席の背もたれを倒し、ドリンクホルダーに携帯を置いた。(ストレートタイプの携帯なので液晶画面がすぐ見える)
彼の寝る態勢には個性がある。
両手を頭の後ろで組むのだ。
※下記参照
<〇>
. □
. ∬
そして彼は秒殺で深い眠りに…
書いている僕が寝てしまいそうだ。←しつこいようだが、書いているのではなくボタンを押している。
すると彼の携帯が鳴った。
どれだけの時間寝腐っていたのだろう…
重い目蓋を開け、携帯の画面に目をやると…
[社長携帯]
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彼のボスからだ。
(何故か着信音はダースベイダー)
ヤバい!
早く出ないと何を言われるかわからん!
※社長は身長180㎝でガタイがよく、神奈川で有名なで某連合で暴走族をやっていた元ヤン。
わかりやすくいうと怖い。
彼は焦った…
携帯に手を伸ばそうとしているが…
『手が無い…?』
寝呆けているわけじゃない。
確かに腕が肩から指先にかけて無くなっている…
んじゃなくてシビれていた。
背もたれを倒し、両手を頭の後ろで組んでいる状態で、ドリンクホルダーにある携帯に目をやっている彼にシビれた腕は視界に入らない。
無くなっているように見えただけか…。←基本的に寝ている間に腕は無くならない。
『早く電話に出なきゃ携帯電話が不携帯電話になってまう…』
彼はそんなギャグを思いつく余裕は無かったに違いない。
急いで身体を起こし、携帯に手を伸ばす…
シビれた腕はダラ~ン
ちょっ…ヤバっ…
鳴り響く携帯…
長時間鳴り響く…て事は急用?
『早く出なきゃ…』
携帯を掴もうとするが力が入らない…
しかし…やっとの思いで両手を使い携帯を手にした
親指で発信ボタンを押そうとするが力が入らない…
携帯を持ち替えて人差し指でチャレンジ
シビれの為、力が入らず指が曲がってしまう。
うぉぉぉぉぉぉ
←と叫んだかは定かでない。
気合いで発信ボタンを押した
『もしもし
お疲れ様です
』
すると…
『プーップーップーッ』
切れちゃってた。
のちに彼は社長からイヤミ全開で怒られたそうな。
メデタシメデタシ。
次回に続くかどうかは定かではない。