ブログにまとめるのが少し遅くなりましたが2/10  2/11の1泊2日でフィリピンのレイテ島のタクロバンという街を訪れました。


日本でもニュースで流れてタクロバンという言葉に聞き覚えがある方もいると思います。2013年11/8に観測史上最大の台風がフィリピンのレイテ島に上陸しました。

私の今住んでいるセブから飛行機で30分ほどの距離です。とても近い距離なので、もし台風の進路が少しでも変わっていたらセブが被害を受けていた可能性があります。
なので人事には思えません。



空港から市街地までは少し離れていて
私は街の様子を見て回りたかったのでジプニーに乗りました。15ペソでした。





瓦礫の撤去作業が今も続いています。

仮設住宅の建設も始まっていましたが。まだまだテントで暮らしている方がホントにたくさんいました。
レイテ島は材木の産地でもあり、家を作る材料はあるが人手が足りていないという印象を受けた。

そして、スーパーマーケットへ、
暴風により起こった高潮は津波のように街を街の中心地まで入り込み様々なものを流した。少し汚れているがまだ使えるものを1/5の価格で販売していた。




サントニーニョ教会には行方不明の家族の無事を祈る人々、人探しのチラシがたくさん掲示されていて私は涙が止まらなかった。



市場は開いていたが、街のほとんどのお店がまだ再開できていなかった。特にファーストフードチェーンのお店は皆無だったが
ジョリビーだけは仮説店舗で頑張っていた。



タクロバンはマッカーサー元帥が上陸したところでもあり記念碑があります。
金色だった像も色はなくなっていた。
そしてその周りでお母さんを亡くしたという子どもたちに会った。私には何もすることはできない。ただ遊んであげるのが精一杯だ。

建物の2階までの、高さの波が押し寄せたくさんの方が亡くなりました。
海辺にはDon't build here.と書かれた看板がたくさんあった。
つまり高潮がここまで来たから今後ここには家を建てるなという警告です。



フィリピンと日本の平和の絆のマリア像。


レイテ州庁舎
美しい見どころもありました。

日本のニュースで物資の強奪が起きていると報道されていたようですが、今はとても平和でした。夜の様子も見たかったので泊まりにしたのですが安全でした。
たくさんの方にタクロバンを訪れて欲しいです。私も再訪したいと思います。
頑張って営業している美味しいレストランも見つけました。

次は楽器を持って行けたらいいですね。