今年の吹奏楽コンクールの課題曲が手元に届きもう一度は演奏した方も多いと思います。
さて課題曲Ⅲ 吹奏楽の為の綺想曲じゅげむは和風な感じです。
この曲を和風たらしめているのは使われている音階です。

冒頭や後半のテンポの早い部分はFから始まる都節(みやこぶし)音階を使っています。
F・G♭・B♭・C・E♭・F
さくら・さくらブーケ2にも使われている音階です。

ゆっくりな中間部は律(りつ)の音階を使っています。
この音階は奈良時代に中国から伝わった様で雅楽の基本になる音階だそうです。
C・D・F・G・A・C
国歌 君が代にも使われています。

この2つの音階の響きを体に馴染ませたら曲も吹きやすくなる様な気がします音譜 木管の16分音符も音階に沿っていますのでスケール練習に加えてもいいかもしれません。

落語の寿限無を題材にしているそうなので言葉のリズムに当てはめて練習できそうです。
大阪天満宮の横にある繁盛亭では落語の体験団体見学を1人1000円でやってるそうな、生で落語を感じれたらまたイメージが膨らみそうですね。

うちの中学校はまだ課題曲決まっていません。吹いてもいません。
テスト明けたら決めて行きます。今年もみんなで素敵な音楽を作っていけたらなと思います[みんな:01]

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