photo:01


入り口

6/6 月曜の午後から予定が空いていたので車で万博公園にある民族学博物館に行ってきました。
民族学博物館の初代館長で民族学者の梅棹忠夫さんの世界中での調査探検の記録を展示した展覧会に行きました。たくさんの資料をコピーし、レプリカにして展示しており実際に手に取って見れる壁の無い展示方法が良かったですニコニコ
梅棹忠夫さんが世界各国へ調査に行き、出来事を細かく整理して残す技術を見ました。
世界の国々で聞いた鳥の鳴き声を音符にして残しているのを見て音楽の関心もある人だったんだなと思いました。調査先の風景をスケッチしてる資料もホントに繊細で美しかったひらめき電球
梅棹忠夫さんの犬ぞりの論文が南極探検の時に大きな成果をもたらしたそうです。
それと現在の博物館や図書館で使われている資料の分類方法は梅棹忠夫さんが発案したものらしい。私自身も博物館で働いているので非常に興味深かったです。
梅棹忠夫さんの著書「知的生産の技術」という本を買ったのでこれから読んでいきます。

14日まで開催しているみたいです。
整理の技術を見るだけでも価値がありますよ☆

特別展の券に常設展の券が付いてきたので久々に世界の文化資料をみてきました。やはり国立の博物館は規模が違うなあ~。職場の音大の博物館も資料の価値としては高いものが多いけど、規模と資金が全然違うなあと色々と考えながら見ていました。

私は世界の音楽や文化に興味があるのですが、たぶんその起源は小学生4年の時に世界の文化研究部というのにたまたま半年だけ入っていたからだと思います。
みんなで韓国料理のチヂミ、タピオカ入りココナッツミルクを作って食べたり、民族衣装を着たり、色んな体験をしたのがきっかけなのだと思います。
世界の文化は自分の国の文化と比べた時に違和感をたくさん感じます。
しかしそこで批判してしまうか、受け入れるかという問題がでてきます。
今後日本は多国籍化していくと思います。例を挙げると東京のスーパーでは夜勤の半分は中国人で夜からは公用語は北京語というお店もあるらしい。
これから違う文化と共存していかなければならないシーンが増えていくと思います。
違う文化を批判、軽蔑する行為は戦争と同じだと思います。国家間ではないからミサイルは飛ばないが喧嘩にはなる。小さなケンカは必ず戦争へつながる、それを避けるためにも異文化理解を本当に1人1人が考えなければならない時代がもう来ているのだと思います。

photo:02


太陽の塔 背中から。





iPhoneからの投稿