タマノホシザクラ | 旬を楽しむ!

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いつもお世話になっているブロガーさんの記事に、近所にある小山内裏公園の貴重なサクラの話が出ていました。☟

遠い原村から、小山内裏公園の話題が出るとは思っておらず、びっくり。しかも、かなりの希少種とのことなので、さっそく行ってきました。

 

3月26日 都立小山内裏公園

 

噂のサクラは、見事に咲いていました。

その名は、「タマノホシザクラ」

 

学名は、Cerasus tamaclivorum。「多摩の住人のサクラ」という意味だそうです。そういう学名ならば、多摩丘陵に住む一人としては、絶賛応援したくなります📣

実際、町田市、八王子市、多摩市にしか分布していないそうです。

 

2004年に新種として認められたばかり。しかも、国・都のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されているとは驚きです。

 

 

 

「タマノホシザクラ」の由来ともなっているのが、星形である がく片の形。色も濃いピンクで緑色部はありません。

花弁の淡いピンク色といい、花柄の長さといい、とてもかわいらしいサクラで、一気にファンになりました。

 

 

近くに咲いていたヤブザクラ⬇️

こちらも、多摩丘陵を中心に局地的に分布し、絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されています。

タマノホシザクラに比べて花柄が短いですね。

 

ヤブザクラの特徴は、鋸歯のあるがく片。緑色部もあります。

 

サクラのがくなんて、違いがあるの?と思いますよね。私も、そう思いましたので、早速ソメイヨシノのがくを調べました⬇️

タマノホシザクラと似た形ですが、緑色が混じっていました。

 

 

ヒヨドリとタマノホシザクラ

 

こちらは、シロハラと咲き始めたソメイヨシノ

 

 

 

その他、小山内裏公園内に自生する野草が見本園に移植されていました。

 

雑木林の女王、シュンラン

 

カタクリ 

きれいな形と色です。

 

モミジイチゴも早々と咲いていました。

 

ヤナギの花

 

ニリンソウ

 

 

 

サクラは様々な品種がありますが、タマノホシザクラは、私のイチオシに急上昇⤴️⤴️⤴️です❣️

3月末〜4月上旬が花期で、今が旬。是非一度ご覧になってください。