4月30日、庭にサナエトンボ科のトンボがやってきました。
サナエ=早苗ということで、この時期限定のトンボなのですが、識別が超マニアック!サナエトンボを見たら、とにかくあらゆる角度から何枚も写真に撮っておくことが大切です。
まず、上から見てみます。↓の部分が、ちょっと曲がっています。この「ちょっと」というところが大切で、「はっきり」曲がるとキイロサナエになります。
ね。マニアックでしょ。でも、さらに続きます。
次に、横から見てみます。↓の黒線がつながっているのでヤマサナエ。切れていたらキイロサナエです。ただし、キイロサナエでもつながっているものもいるので注意が必要です。
もう、勝手にやってくれ!と思った方、あなたは正常です(笑)
でも、もっとマニアックな識別ポイントがあるのです。
なんと、尾の先。このヤマサナエは♂なのですが、尾の先が上下に2段に分かれていますね。よく見ると、上の方が細くて下の方が太い。さらに、上下の長さがほぼ同じ。これがヤマサナエです。キイロサナエは、上の方が短いんだそうな。
もう、呆れてものが言えないあなた!
あなたは、まっとうなお方です。
こんな細かいことを言っている暇があったら、町田ゼルビアの応援をしろ!と怒りモードに入っているあなた!
その通り~!あなたの熱い気持ちは正しい。至極正しい。
トンボの識別などに関心を示さず、5月3日は味スタでヴェルディ戦、6日はホームでFC横浜戦の応援に行って、
「こいつらスゴイ!」
と叫んでください!
【解説】
「こいつらスゴイ!」は、前節の大分戦後のインタビューで、相馬監督が選手に対して熱い気持ちを吐露した言葉。
大分戦では、前半早々に退場者を出して3-0と一方的にやられてしまう。
後半。ゼルビアは、数的不利をものともせず1点返す。さらに、負傷者が出て11人対9人という圧倒的な不利な状況の中、もう1点を返す。が、90分、ダメ押しとも思われる追加点を奪われ万事休すかと思われた93分。追撃のゴールで4-3。最終的に負けはしたものの、選手の熱い戦いに対し、相馬監督は、「こいつらスゴイ!」と声を震わせながら最大級の賛辞を送ったのだった。