インティマシー・コーディネーターの問題で公開前日に炎上した作品。
男女間の性の格差を描いて反響を呼んだ鳥飼茜氏の
同名漫画を実写映画化。
自らの性に対して抱える矛盾した感情や
男女間に存在する性の格差に向き合う女性の姿を通して
人の根底にある醜さと美しさを描き出す。
奈緒さんが主演でなければ目を背けたくなるようなテーマ。
それだけに何より奈緒さんが心配だった。
思い出すだけで涙が出るほどつらい場面がいくつもあった。
女性はどうやっても男性には敵わないのか…
絶対的な暴力の前ではそんな疑問を持つことさえ不可能だった。
好きで女性に生まれたわけじゃないのにな…