
去年の冬、一昨年の夏に行ってきた企画、映画3本連続鑑賞! 第一弾 第二弾
今回見た作品はタイトル画像の通り「バケモノの子」「ターミネーター」「アベンジャーズ」です。
アニメ、SF、ヒーローとスカッとする夏の作品達です。
やはり夏はこういう見やすそうなのに限ります!
個人的期待度は、バケモノ>アベンジャーズ>ターミネーターでしたが果たして―
レビューの前にそれぞれ簡単にストーリーを・・・
「バケモノの子」
あることをきっかけに、たった一人で生きていくことを決意した少年、九太(9)
そんな九太の前に現れたバケモノの熊徹。
熊轍は九太に「俺の弟子になれ」とバケモノの世界へいざなう。
驚き戸惑いながらも、もしかしたら一人で生きていくことができるかもしれないと熊轍についていく九太。
バケモノの世界ではバケモノたちを総べる宗師と呼ばれる人物がおり、その宗師が引退し神に転生をする事になっていた。
そのため新しい宗師を決めるなければならず、選ばれたのが「熊轍」と「猪王山」の二人のバケモノだった。
宗師になるには「強さ」と「品格」を持ち合わさねばならず、家庭を持ち弟子も多く他のバケモノたちからも信頼されている「猪王山」に対し、「熊轍」は独り身で友人もわずか、おまけに粗野で乱暴な性格もたたり、「強さ」は申し分ないのに弟子が全く育たず(というかいない)にいた。
そこで宗師が弟子をとるように促し、なかばやけくそで人間の子供である九太を誘ったのであった。
最初こそは、住む世界も違い、性格もあわないことで喧嘩ばかりだった熊轍と九太であったが、お互いの似たような境遇から互いを認め合い師弟関係に、さらには親子のような絆ができていく。
数年を経て成長した九太はある日、ひょんなことから人間の世界へ戻る。
そこで出会った女子高生の楓に、世界の広さを教わる。
そこでさらに知ったあることがきかっけで人間の世界へ戻るか迷う九太。
バケモノの世界ではいよいよ宗師を決めるべく、熊轍と猪王山の決闘が行わる日が近づいてく。
そこで起こる人間の世界と、バケモノの世界を巻き込んだ大きな事件。
九太の最後の決断は―
「ターミネーター 新起動」
審判の日から、人類とスカイネットの戦争が起きている未来。
先導者のジョン・コナーにより、見事人類はスカイネットを破る。
しかし、人類がスカイネットに勝利したまさにその時、未来を変えるためジョンの母親であるサラ・コナーを抹殺するため、一体のターミネーター(若シュワ)が1984年に送られる。
サラが死ねば、ジョンも生まれず、スカイネットが人類に勝利してしまうため、ジョンは幼いころよりサラに言われていた通り、ソルジャーのカイル・リースを1984年に送り、サラを守るようにと託す。
しかしカイルが過去に送られようとするその瞬間に、ジョンを背後より押さえつける謎の人物。
1984年に送られたターミネーター(若シュワ)、しかしそこに待ち受けていたのは「待ちくたびれたぜ」と嘯く同じ顔のターミネーター(老シュワ)であった。
一方カイルの前に立ちはだかるは、警官の姿をしたターミネーター(T-1000型)、なんとどういうわけか、カイルが来ることもスカイネットは知っており、その抹殺にT-1000型(イ・ビョンホン)が差し向けられていた。
絶体絶命のピンチに駆けつけたのは、本来その時代では戦士ではなく、か弱い普通の女性であるはずのサラ・コナーだった。
サラはカイルが来ることもあらかじめ知らされており、さらに未来から自分たちを抹殺するために送られてくるターミネーターらを倒すための準備をしていたのだ。
これまでの時間軸とは全く違う世界で繰り広げられる、未来の存亡をかけた人類対機械の戦い。
果たして勝利を手にするのは―
「アベンジャーズ エイジ オブ ウルトロン」
ロキの杖奪取の為、とある研究施設を強襲するアベンジャーズ。
施設を守らんとする兵隊や施設内で研究され超能力を身に着けた二人の双子とアベンジャーズとの激しい攻防の中、ついにロキの杖を手に入れることに成功するスターク(アイアンマン)。
しかし実は、双子のうちの一人スカーレット・ウィッチには読心力の力を持っており、ロキの杖を手に入れようとするスタークの心を読み、むしろこのまま杖を渡したほうがアベンジャーズは崩壊するする事を感じ取った為、あえてそのまま杖を渡していたのだった。
ロキの杖についている宝石は、いわば自律型コンピューターのようなものだと分析したスタークは、バナー(ハルク)とジャービス(アイアンマンを補佐する人工知能)と協力し、この宝石の力を使い、最強の自律型アイアンマン部隊を作ろうとする。
しかし研究はうまくいかず、ほんの暇、一旦ジャービスに任せ席を外すスタークとバナー。
不意に発動する自律型コンピューター(ウルトロン)、危険を感じ、接続停止を試みるジャービスであったが蹂躙され無力化、さらにスタークのもつ自律型アイアンマン部隊を奪われてしまう。
ウルトロンは己が考える世界平和の為、人類を敵とみなしアイアンマン部隊を建造し続ける。
さらに、キャプテン・Aのもつ最強の盾と同じ材質を手に入れ事に始まり、最強の戦士は有機体より生まれると、自ら最強のアンドロイドを作ることを試みる。
進化を続ける最強の敵を前に、最強のヒーロー部隊アベンジャーズはどう戦うのか―
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以下感想
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バケモノの子
細野作品の予告や、ポスターは結構好きで観る前からワクワクしていたので今回も楽しみに(なにげに劇場で見るのは本作が初めてですが)していました。
が、
ぶっちゃけ
一番たいしたことない
間違いなく4位です。(時かけ、サマーウォー、おおかみこどもとかと比べて)
話の導入部や、世界観はよかったです。
挿入曲(予告で流れてる)も素晴らしく、アクションシーンも見ごたえありました。
しかし、なんだろう話の接合になにか違和感。
九太が人間の世界へ一度戻るところとかとくに。
部隊演劇を見ているかのような急展開がおおかった印象。
これまでの作品に比べ、重要な立ち回りをする登場キャラクターが多かったからか、それぞれのシーンがどうにも薄味な上、全員説明口調。
うん、部隊演劇だな。
引きのシーンも相変わらず大目だし(これ自体は好きな手法)
全体的にいい話だけど、どこかで見たような既視感も感じた。
だからずーっと40~50点の感じがつづいて、気付いたら終わっていた。
ちょっと期待値を越えなかった感じです。
役所浩二の熊轍はすごいよかったですよ。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
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ターミネーター 新起動
ターミネーターは2で完結している。
しかしそれでも続編が作られている。
というか3が作られてしまったがために永遠といたちごっこが続いている本シリーズ。
映画の続行と完結をめぐる闘いは、まさに劇中のスカイネットvs人類の戦いと同じだ!
そして本作、すべてを終わらせるために監督は頑張ったに違いない!
それこそジョン・コナーやサラ・コナーやカイル・リースのように!
その想いを表すかのように、本作はこれでもかっていうほどの、
ハッピーエンドなのだ!
いやもうマジで。
こんなオチにしたら、続編なんか作れないでしょうってレベル。
ところがぎっちょん、大きな組織の力か、監督のターミネーターシリーズを自分だけのものしてはいけないんじゃないかという葛藤があったのか、めっちゃ意味ありげなCパートを残しやがりました。
まだ本シリーズは続くのだろうか。。。。
ちなみに本作の純粋な感想としては、
思ったより悪くない。
期待以上か?と問われると決してそんなことはないけど、なかなか面白かったですよ。
老T-800の設定とか、未来を変えるには、一度だけでなく2度タイムトラベルが必要なところとか、老T-800の「気長に待つさ」とか「よろしくな」とか「アップグレードしてな」とか名セリフも色々ありました。
本作のT-800がもっとも人と時間を共有しただけあって、人間以上に人間らしい。
というかただの寡黙で腕っ節の立つおじいちゃんっていうくらいに。
なにより先に述べたとおり、ハッピーエンドなので普通に見れます。
オススメ!
★★★★★☆☆☆☆☆
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アベンジャーズ エイジ オブ ウルトロン
マーブルシリーズが好きでして、派手なアクション!
いいですねスカッとします。
本作も新キャラもでるし、予告で見たアイアンマンもどきの大群は、僕が大好きなX-MENフューチャー&パストに出てきたセンチネルの絶望的未来を予感させて、大変楽しみでした。
というかアベンジャーズなら甘く見ても及第点は行くだろうと思ってました。
が、
ただ長いだけでした。
悪くないけど まずまず≧いまいち くらいでした。
やっぱ登場人物多くしちゃあかんですね。
新キャラのスカーレット・ウィッチとクイックシルバーの活躍がほとんど後半。
ブラック・ウィドウとハルクのロマンスはずっと邪魔くさい。
ホークはなんか空気。
というか登場キャラ一人ひとりの活躍が少なくなってる。
前作は我が強く、独断で行動してごちゃつくけど、それぞれの魅力が伝わってました、、
けど今回も同じようにみんなそれぞれ行動して、話がまとまらずというおんなじ流れやってから、もうええわって感じだった。
M-1でパンクブーブーが準決勝と決勝でおんなじテイストのネタやったときみたいな感じ。
あと英語が分からない自分のせいなんだけど、字幕スーパーの翻訳に違和感。
なんか、センスが悪い・・・気がした。
ちっとも面白いことを登場人物が言ってるように感じなかったから。
後ろの席の外国の方はゲラゲラ笑ってたけどね。
あれきっと面白いこと言ってたんだろうなーと思うとそれも悔しい。
ともあれ、これも思いっきり次回作を匂わせて終わってるから、まだ続くんだろうなー。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
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本当は本企画にねじ込む予定だった映画があったんですが、数日前にすでに見てました。

「マッドマックス」
これね、
一番面白い。
世界観がいい!
広大な大地を車でぶっ放す疾走感!
スケールがとにかくでかい大砂嵐!
街中を走ってるわけじゃないからごちゃごちゃしていないカーチェイス!
絶妙なスローモーションや、引きの画で見やすいアクションシーン!
癖になりそうな独特なキャラクターたち!
変に作りこんでないシンプルなシナリオ!
元の作品を一回も見てないのに結構楽しめました。
続編があったらほどほどの期待値で見たいレベルですね。
★★★★★★★☆☆☆