ドラゴンクエスト11を一週間やってみて | 半窓ブログ

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久更

 

一週間前、私は風邪で茹だっていた。

前日のラフティングではしゃぎすぎたかと、なんとも冴えない体調で貴重な休日にだらだらとしてたところ、夕方頃にやおら思い立ち町田駅のヨドバシへ向かい、気が付いたらPS4とドラクエが入った紙袋を持ち家路に向かっていた。

 

呆けたまま、いそいそとゲームの準備をはじめ、スイッチを入れる。

なんとも聞きなじみのある、あのファンファーレが響き、高揚に浸りながら、そのままドラクエの世界へ没入するのであった。

 

楽しい。

 

なんとも楽しいぞドラゴンクエスト。

 

7までしかやったことがない私は、9のDS、10のオンラインにはついていけず、というよりゲームそのものを休止して気が付けば3年ほど立っていた。

 

久々のゲームはこうも楽しいかと、充実感とともにある種の恐怖を覚えつつも、ドラクエでいうところの「一度装備したら外せない呪いの武具」のように、私をコントローラーから外させないのだ。

 

ひいきにしているテレビ番組、クレイジージャーニーの拝聴を忘れさせるほどに、気が付けば時間が過ぎている。

 

やっばー・・・

 

ゲーム開始して最初の数日間は体調が万全でないこともあり、1~2時間もやると目が回ってしまい続投が不可能だったが、いまや休みの前日は夜更かしにあてるほどの入れ込みようだ。

 

ここまでやったら休憩。ここまで進んだから休憩。という自制の心とは裏腹に、ちょっとだけ次のところ見てみようかなの好奇心が無間地獄へと引き込む。

 

やばい。

 

なんともやばいぞドラゴンクエスト。

 

DS派の人はしらないが、据え置き型はこれがあるからやめられないのだ。

「家に着いたら~ドラクエ~」の気分で一日過ごしているんだぞ!

もう物語の先、成長していくパーティ、新しい呪文や技、・・・止まらない。

 

ゲームの中断は自分の気持ちとは無関係に「疲労」によりやっと終われている。

 

そして明日もまたやる。

ドラゴンクエスト11、なんとも罪なゲームである。

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簡易レビュー (レベル25前後まで進めたところまででの批評です)

 

★ゲームそのものの難易度は緩め、初心者救済ポイントが豊富。

列挙すると相当の救済処置がある。

①旅のヒントは毎回MAP上に表示される。

②基本は一本道、分かれ道になっていても片方はイベントが終了しないと進めないようになっている。

③強力なNPCの存在。シナリオ上簡易的に仲間になるキャラクターが毎回いるが、「死なない」「無間に回復アイテムや魔法を使用する」などある。

④レベルが上がるとHP/MPがその場で全回復する。このため初めて行った場所でもムチャし放題。宿屋に帰るなどしなくてもよい。

⑤重要ポイント前にある「キャンプ地点」が便利すぎる。フィールド(時にはダンジョン)に用意されている野営地。無料宿屋、教会を完備。場所によっては行商人もいるため、まず全滅しない。

⑥移動呪文ルーラとリレミトの使用MPが0で使いたい放題。

⑦フィールドの移動には馬が使え、移動の高速化だけでなく、不要なエンカウントを防ぐこともできる。

⑧ランダムエンカウントではなく、オブジェクトエンカウントなので、一回も戦闘しなくても目的につけるだけでなく、その場所の到達レベルによっては敵のほうから逃げていく仕様なので、フィールドに対してどの程度強くなったか簡易的に把握できる。

⑨魔法使い職は杖で通常攻撃するとMPが回復するため、そうそうMP切れを起こさない。

⑩割と早い段階でメタルスライムに会える。

 

★戦闘はバランスが良く、楽しい。

上記の救済処置があるとはいえ、歯ごたえがある戦闘を行えるのも本作の特徴。

まず基本的に敵の攻撃力が高い。

油断していると普通に致命傷になることもある。

ただ味方のほうも攻撃魔法が魔法攻撃力によって変動するため、新しく習得した攻撃呪文の威力に毎回感動する。

メラやベギラマの威力にここまで感動したのは初めて。

戦闘アニメーションも豊富で個人的には飽きない。

ボスがやや弱いところもあるが、こちら側の遊び方次第で、いかようにも難易度があげられる。

ボス戦は大剣装備の主人公とセーニャかシルビアがいれば安泰。

雑魚戦はカミュ、ベロニカがいれば安泰。

 

★クエストや魔法の鍛冶屋、スキルパネルとやりこみ要素も!

本編とは無関係のクエストも達成感があり、やりがいがある。

魔法の鍛冶屋も武具を買わずとも素材を使ってミニゲーム感覚で作れるのも憎い演出。

(ただこれのせいで、通常の武具屋の存在価値が下がった)

スキルパネルはレベルが上がることにポイントを獲得し、必要ポイントに応じて新たな技などを習得できるボーナスのようなもので、武器に依存しているものがほとんどのため、どの武器をメインで使うかによってキャラクターの色がプレイヤーによって千差万別となる。

大剣使いにするのか、槍使いにするのか、ブーメラン使いにするのかおもうがまま。

 

★魅力あふれるキャラクター達。

これはもう言わずもがな。

過去作品では極力、キャラクターの我を抑えるように作っていたドラクエだが、今作は鮮やかなムービーに彩られたキャラクター達をそのまま操作できるということもって、表情豊かに動き回るキャラクター達にはそれぞれ立った性格が設定されている。

キャラクター性が一切ないのは主人公くらいだが、歴代の流れを踏襲し守られた伝統のようなものなので、これはこのままで大変良かった。

声優を起用しなかったのもの個人的にはポイントが高い!

 

オールドファンや、新規ユーザー獲得のために様々な趣向凝らされた本作。

まだ本編の半分くらいしかやっていないが、続きが早くやりたくて仕方がない。

とてもおすすめの一本となっています!