この夏話題の映画3タイトルを一気観してきました。
予告で見て気になっていたんですよねー。
なかなか良作揃いでした
上手い具合に時間調整して1日で見ることが出来ました。
最初は「パシフィック・リム」
簡単ストーリー解説
ある日突然、太平洋から巨大生物(カイジュウ)襲来。
人類ピンチ!軍隊の総攻撃でなんとかやっつけた。
6か月後2匹目襲来。しばらくしてまた襲来。なんとかやっつける。
これ・・・今後も出てくるんじゃね?
対抗するために世界中の軍隊で力を合わせて巨大ロボを作る。
なめらかに動かすためにパイロットの脳神経と機械を直結。
一人では負担大きすぎ!二人でそれぞれ片方の脳で操縦して負担減らせばいいんじゃね?
うは!ロボ強すぎ!カイジュウとか楽勝っしょ!
しかしある日を境に気付く。
カイジュウだんだん強くなってね?新しいカイジュウがどんどん頭良くなってるんですけど・・・
もはや楽に勝てる相手ではなくなった。このままだと勝てなくなる。
今は一匹づつしか出てこないけど、そのうち2匹同時に現れたりしたらやばい!
調査の結果、太平洋海溝に時空のひずみがあることが分かった。
ここを爆弾で吹っ飛ばして、怪獣を来なくさせよう!(上手くいくか知らないけど)
というお話です。簡単に言えば。
テーマも単純で、それを魅せるアクションとかも迫力満点!
ひさびさに見た巨大vs巨大のバトル!
怪獣の造形もクラシック過ぎず、かといって先進的でもなく(モンスターではなく怪獣って感じ)いいバランス。
それに対抗するロボットが、どこか古めかしいデザインながらも見ているとかっこよく見えるから不思議。
なんというか重厚感がいい。シンプルに面白いと感じました。
ただ個人的な難点を挙げるとするなら、
中盤で、ちょっとヒューマンドラマに時間さき過ぎに感じた。
ある日突然時空のかなたから巨大生物襲来!
対抗するため巨大ロボットで戦いに行く!
こんなにシンプルなストーリーで、言わずもがなメインは戦闘アクション!
ここに使い古された、もう何度も見たよそんな展開、というようなヒューマンドラマは正直いらない。
感情移入するために必要なシーンではあるが、もっと簡潔に描いてもよかったと思う。
それならば、この映画では各国代表のパイロットとロボットが出てくるんですが、
このロボットたちの出番をもっと増やしてほしかった。
ブログ後半、ネタバレストーリーあり。
つづいて「ローン・レンジャー」
簡単ストーリー解説
悪霊ハンター「トント」が見世物小屋で出会った少年に、昔こんなことがあったんだ。
という語り調で物語は進む。
西部開拓時代。
幼いころのある出来事が切っ掛けで、復讐の鬼となったトント。
その復讐の為なら、どんな犠牲もいとわない。
無法者をとらえる勇敢な戦士「レンジャー」の兄を持つ、検事のジョン。
正義を信じ、法の裁きを与えることを厳守する信念を持つが、ちょっと抜けている。
ある時、最悪の無法者キャヴェンディッシュを捕えて護送中だったが脱走されてしまい、
兄弟二人と仲間数人で追跡中に罠にかかり、殺されてしまう。
その一部始終を見ていたトント。
実はトントが復讐に燃える相手こそ、このキャヴェンディッシュだったのだ。
キャヴェンディッシュが去った後、不思議な力をもつ白馬シルバーの導きで、
遺体の一人を呪術により蘇生させることにするトント。
勇敢な戦士の兄を甦らせたかったが、馬が選んだのはなぜかジョン。
性格や考え方が真逆な二人だが、敵対する相手は同じ。(かたや復讐してやる、かたや捕まえてやる)
かくして復讐鬼+正義漢のでこぼこコンビが結成される。
とまぁ、こんな感じでしょうか。
お互いのズレた考え方も、次第に同調し認め合って最終的には名コンビ!という王道なお話でした。
とはいえ、思った以上に重く暗い話が中盤まで続き、
もっとポップな痛快娯楽復讐劇だと予想していたので、悪い方に期待を裏切られました。
けっして笑いが無かったわけではないんですけど、ゆるいのはジョンくらいで、
トントも要所で面白いんですが、基本が復讐の鬼なので狂人っぽさが浮いて見えるとこがあって、
なんか惜しいんですよねー。
しかし、そんな重いシーンを乗り越えて、認め合った二人が起こす、
後半のアクションシーンの連続は見応え抜群!
一度は聞いたことがある名曲「ローンレンジャーのテーマソング 」も合わさり、
とても壮大で爽快で華やか!このアクションシーンを見るためだけに見てもいい位。
終わりよければ・・・は言いすぎですが、面白かったのでやっぱよし。
ブログ後半、ネタバレストーリーあり。
最後に「ワールドウォーZ」
簡単ストーリー解説
ある日、ゾンビ化ウイルス蔓延。
噛まれたら12秒でゾンビになるよ。
ゾンビ超走ってくるよ。
元軍人(?)のブラピ家族、軍のヘリで海(空母)に逃げる。
空母のお偉方、「ウイルスのワクチン作るから、博士を連れて関係ありそうな国に飛んで。
拒否したら家族を空母から降ろすから。」
なおワクチン作りの目途は一切立っていない模様。
ブラピ「うは鬼畜。でもやるしかないやん。」
まぁーこれもシンプルな映画ですよ!
シンプルだからこそ面白い!
この映画の見どころはなんといっても、超身体能力を持つゾンビたち!
大波のように嵐のように迫ってきます!
ゾンビは緩慢?いえいえ最近のゾンビは走るんですよー。
「ドーンオブザデッド」「28日後」「アイアムレジェンド」の脅威すら霞んで見えるほどの迫力シーンです。
特に予告でも流れてますが、あの巨大な壁を越えようと数千、数万のゾンビたちが群がって
山を作っていくシーンは迫力ありましたよー!笑ってしまいますよ。
とにかくピンチなるシーンが多くて、そのたび「え?これ詰みじゃない?」と思ってました。
ハラハラドキドキの連続でとても楽しめる娯楽ホラーでした!
そしてゾンビ映画ではテーマとなる「どう決着させるのか?」
逃げまくるのか、核ミサイル撃つのか、放置するのか、色々ありましたが、
このワールドウォーZでは、新しい決着のつけ方をしてました。
ネタバレになるので、以下はこの下段ページにて。
「パシフィックリム」「ローンレンジャー」「ワールドウォーZ」の順で書いてます。
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ネタバレ注意!
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「パシフィックリム」簡単ネタバレストーリー
カイジュウは異次元にすむ異世界人が作り出した生体兵器。
異世界人は空間を移動する能力を持っていて、行動目的は侵略。
かつて恐竜がいたころに一度訪れたが、その時の大気の関係で断念。
だいぶ自分たちにとって住みやすい環境になったから、斥候(初期カイジュウ)を派遣させる。
大分相手方の出方が分かったので、強いカイジュウを送り込む。
送る際にはカイジュウ側の生体データ的なものを使い転送させる。
↑
この事実に気付いた、カイジュウ研究家と数学博士の2人。
そのまま空間のひずみに爆弾を投下しても弾かれてしまいます!
爆弾をカイジュウと誤認させなくてはならない。
そこで考え付いた作戦「カイジュウの死体に爆弾つけて送り込んでやれ」
巨大爆弾を搭載したロボ「ストライカー・エウレカ」と、
護衛に着くサポートロボ「ジプシー・デンジャー」(主人公機)の2機だったが、
途中カテゴリー4のカイジュウ(下手すると瞬殺されるレベルの強さ)2体と、
カテゴリー5(ラスボス級の強さ+他の奴らよりでかい)の計3体に襲われてしまう。
カテゴリー4を一体倒すも、両機共に半壊以上。
こりゃ無理だーと、ストライカーエウレカが決死の覚悟で自爆!
見事カテゴリー4を倒し、5にも大ダメージを負わせる。
爆弾がなくなってしまったが、実はストライカーエウレカはデジタル制御のロボットの為、
動力はバッテリー的なものだったが、ジプシーデンジャーはアナログのエンジン搭載型ロボ。
そのエンジンは原子炉!いうなればジプシーデンジャーそのものが巨大な爆弾!
瀕死のカテゴリー5に取り付き、空間のひずみに飛び込むジプシーデンジャー。
異世界で核爆発を起こす!衝撃で空間のひずみも消失!
人類は勝利を治めたのであった!
あ、ジプシーデンジャーのパイロットを脱出ポッドで逃げました。
こんな感じ。ヒューマンドラマは割愛。
つづいて「ローンレンジャー」簡単ネタバレストーリー
トントの過去。
元々は普通の先住民の子供だったが、ある日行き倒れの白人2人を村に連れて行き介抱する。
白人2人は村の前の川で「純銀」が流れてくるのを知り、トントに上流へ案内してくれという。
村の掟で上流には言ってはいけないが、白人の一人が懐中時計をやるから教えてくれという。
めずらしさもあり、交換条件だからと(先住民はお願いするときに必ず何かと交換する)案内する。
上流には一面純銀でおおわれている崖があり、これを売れば大金持ちだ!と喜ぶ白人。
すぐに自分たちの住む町から仲間を連れてきて回収しよう!
しかしそうなると下流に住む先住民が邪魔だ。以下トントのいないうちに村が襲撃される。
自分が上流へ案内したばかりに村が襲われてしまった!と嘆くトント。
さらに村の長に事実が知られ、村を追放されてしまう。
かくして、その白人二人への復讐を誓うトントの旅が始まる。
ちなみにトントはこの事件のせいで精神が少しやられてしまい。
この鬼畜な事をする奴は人間ではない悪霊(ウェンディゴ)だ!ということで
悪霊を退治する人=悪霊ハンターを自称するようになったという話。
白人二人とは?
一人は無法者のキャヴェンディッシュ、
もう一人は物語にずーっと出てくる開拓精神旺盛の鉄道王レイサム・コール。
コールは序盤から味方側のように描かれていましたが、じつは憎き敵の一人なのでした。
コールが鉄道王の所以、鉄道を引き世界を開拓していこう!というのが表向きの理由。
本当は純銀の採掘場まで線路を引き、それにより爆発的な利益を出そうと画策していた強欲者だった。
ストーリーに戻って・・・と言っても長いので超簡潔にします。
コールの悪だくみを知ったジョン。
信じていた正義や法も、もはや力不足。ならば実力行使だ!
鉄道ぶっこわしてやれー!キャヴェンとコールをやっつけてやれー!
物語中盤にて、村の長をキャヴェンに殺され、復讐は何も生まないことを知ったトント。
復讐心は捨てよう。悪霊には銀の銃弾が必要だったが今はどうでもいい。
もらった懐中時計を返して、一言文句言ってやる!そんでもって二人ともぶちのめす!
ジョン!力を合わせようぜ!
その成り行きを知った足に銃を仕込んでいる義足の女性レッド・ハリントン。
二人超気に入った!コールとキャヴェンのせいで足失った。
チャンスがあれば復讐したかったんだ!一枚かませろ!
キャヴェン。
無法者人生最高!
なんかジョンが蘇ったとか、先住民が復讐したいとか言ってるけど関係ないね。
コール。
みんな騙くらかして得る富みうまーーーー!
そういえばジョンが蘇ry 念のためジョンが惚れてる、ジョンの兄嫁レベッカを人質にしておこう。
ジョンの兄嫁のレベッカ。
旦那殺されるは人質取られるわ、もう最悪!
せめて息子だけでも守らなくちゃ!
その息子。
ママンと一緒に人質にされてしまった。
囚われている電車の中で、なんか顔を白く塗ったおっさんから、
銀の銃弾と葡萄を交換してくれとかいわれてしたけど、これ何に使うんだろう?
白馬シルバー。
酒うめー。白い帽子かぶったおれかっけー!
え?なに悪者やっつけるから乗せろ?あたりきよー!
これらの人間関係を脳内補正して、予告を見ればどんな話か分かると思います。
こっちはメインがヒューマンドラマだからどうしたって長くなるので、あとは観てくりゃれ。
最後に「ワールドウォーZ」簡単ネタバレストーリー
とりあえず、いろんな国に飛び回ってウイルス打開の糸口を探す。
そんな中、不思議な現象の話と、それを実際に目撃するブラピ。
それは、「ゾンビに襲われない人間がいる」という事。
大群で襲ってくるゾンビの中心にいて、まったく襲われない。
まるでゾンビにはその人が見えていないかのように素通りすることがある。
劇中で襲われなかったのは、足が不自由な兵隊、老人、やせた少年の3名。
ここでブラピは一つの仮説を立てる。
ゾンビを操っているのはウイルス。
そのウイルスの目的は宿主を介して生息域を広げること。
しかし、その感染先の人間が、すでに致死性の病気になっていた場合、
その強い病原菌によってゾンビウイルスは死んでしまうのでは?
だから、病気の人間は襲わない!
そこで、ウイルスや病原菌の研究している施設に向かうブラピ。
研究施設にある、色々な致死性があるが治療が可能な病原菌をゲットする!
その過程で、ゾンビにより逃げ場を失ったブラピは自らを実験台にし、
病原菌を注射。するとゾンビどもは全くの無関心になる。
仮説は大当たり!早急に研究を重ね、ゾンビに襲われなくなるワクチンを作り世界中に配給。
でも平和の世界はまだまだ。ゾンビに襲われなくなったけど、ゾンビはたくさんいる。
それらをすべて焼き尽くすまでは人類の戦いは終わらない。
という、「ゾンビウイルスにかかる前にウイルス注射して病気人間になる」という新しい決着でした。
以上がネタバレです。
どの映画もとても面白かったです。
久々にたくさん映画を観れた休日でした