正式名称ではないので、呼びかだが違えど存在は知っている方もおられると思います。
「ムーのラジオドラマ」とは?
2000年ごろ7月頃からおよそ半年間ほど、
日曜深夜2時過ぎのニッポン放送で放送していたラジオです。
この番組ですべての番組プログラムが終了しており、以降は明け方まで無音でした。
その番組内容ですが、ホラーやオカルトを扱う月刊誌ムーの提供ということで、
都市伝説やホラーエピソードをナレーションの方が淡々と語っていくというラジオドラマです。
そしてこの番組の面白いところなんですが、
この放送、新聞のラテ欄に載ってなかったんです。
半年近く放送していたにも関わらず、ただの一回もこの放送がラテ欄に載ることが無かったんです。
そのため番組タイトルがないので便宜上「ムーのラジオドラマ」と呼ばれているようです。
放送時間もそうですが、日曜放送ということもあり、この番組を聴く前に就寝されたかたも多いで
しょうから、この番組を知る機会は怱々無かったと思います。
ラテ欄にも載らず、一番最後の放送、少数であったろう視聴者。すばらしい仕様だったと思います。
自分はこの放送を高校生くらいのときに数回聞いていて、
聞いたキッカケは単純に前番組をずっと聴いていてのラジオの消し忘れてみたいな事だったと思い
ます。初めて聞いたときはこの番組独特のオープニングに心惹かれたものです。
さて前口上をこれくらいにして、この度、ネットをさまよっていたら当時のこの番組、
18本分をニコニコ動画さんで見つけました。(全放送分ではない)
音声のみの動画で、一つが大体7~8分くらいのものです。時間があるとき一気に聴きましょう。


思い出酒 埋蔵金
通勤電車


無人交番 暴走族
こっくりさん


魔方陣 河童

いかがでしたでしょうか?
自分が初めて聴いた時の話はどうやら無かったんですが、(どんな話かよく覚えてないんですが)
懐かしむとともに、やはり演出がいいなと改めて感じました。
あと無かった話もう一つが「本物の霊能力者(仮題)」ですね。
今度思い出しながら書き出したいと思います。
ちなみに・・・
今回この記事を書くキッカケに職場の友人との雑談がありまして、
俺 「こんな感じのラジオが昔あったんだよー」
友人「へー、ところでTBSラジオの深夜3時に放送する、音楽紹介番組のオープニング曲、
すっごい怖いですよ。怖いと言うか、すごい暗い」
へー・・
気になったので、帰ってから調べてみました。
どうやらこの番組。
「OTTAVA con brio(オッターヴァ コン ブリオ)」のOP曲
「心惹くこの形見の衣よ(Dulces exuviae)」の事の様です。
探して、見つけたよOP曲。(たしかにイントロが時間帯によっては結構不気味かも)