
北海道室蘭市に本社を置き、胆振、日高、後志地方でバスを運行している道南バス。

私の生まれ故郷・苫小牧でも活躍している道南バスですが、本日7月3日で・・・・・
創立100周年を迎えました!


今から100年前の大正14年に、前身となる室蘭自動車合資会社として設立。

昭和19年に、戦時統合による合併により道南乗合自動車の名で設立。

昭和27年に、現在の社名“道南バス株式会社”に改名。

私が生まれた昭和50年代後半に入ってからは、都市間高速バスの運行も開始され、ハスカップ号(苫小牧⇔札幌)、白鳥号(室蘭⇔札幌)、ペガサス号(浦河・静内⇔札幌)等、続々と運行開始されました。

さらに、廃線となった鉄道の代替バスとして、旧国鉄胆振線や日高本線代替バス(鵡川〜様似)の運行も賄うようになりました。

平成14年には、苫小牧市営バス 錦西営業所の管理委託と一部の路線を受託されましたが、あの時は、ひと目見て、いつもと変わらない風景でありつつも、実は道南バスが賄っていた事は不思議に思えた事もありました。

そんな苫小牧市営バスが、平成24年3月31日の運行を最後に、61年間の歴史に幕を卸す形で事業終了。翌日の平成24年4月1日から、道南バス 苫小牧市内線の運行開始。

これまで管理委託していた錦西営業所は、本格的に同社の営業所となり、かつての市営バスの交通部だった場所が、現在の苫小牧営業所となりました。

また、路線バスにおける支払い方式に関しては、平成4年に室蘭市内線からバスカードを取り入れるようになり、今も続いていますが、時代が令和になってからは、PayPayによる支払いも取り入れるようになりました。

といった感じで、長々と綴らせていただきましたが、この100年の歴史を見ていくと、生まれる前や物心がつく前は、あんな事やこんな事が色々あったんだなと実感させられました。

私の記憶の中では、初めて乗ったのは4歳か5歳の時だったかなぁ。

母の実家が、平取・静内方面へ行く途中の富川へ行く時に乗った事があります。

その当時の道南バスのカラーリングは、現在のような緑色を基調としたデザインではなく、今の京阪バスそっくりのカラーリングだったのは今でも覚えています(笑)。

そんな故郷を離れて、今の場所に移り住んでからも、私にとって道南バスは思い出の深いバス会社。

これからもずっと走り続けて欲しいと願うばかりです。

さて、そんな道南バスが、先月発売されたぽると出版の“バスラマ・インターナショナル 210”の表紙に登場。事業者訪問の記事には、車両の写真だけでなく、保有車両の台帳もあります。

また、YouTubeチャンネル“道南バスチャンネル”もありますので、気になった方はチェックしてみてください。

最後になりますが・・・・・
道南バス 創立100周年
誠におめでとうございます!