美の饗宴



今年の目玉である!?
「メトロポリタン美術館展
 西洋絵画の500年」展
@国立新美術館 に行ってきました。


1870年に創立されたアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで、5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵しています。
 本展では、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する約2500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は日本初公開)を展覧します。15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った巨匠たちの傑作が、一挙来日します。
メトロポリタン美術館が誇る至高の名画を、ぜひご堪能ください。



ということなんですが、
NYの本家が改修工事中なので…
傑作名画の貸出大盤振る舞いでした←

メトロポリタン美術館の設立時は
作品が1点もない状態からのスタートだったのに
個人コレクターからの寄贈などによって
今では世界各地の考古遺物・美術品を
150万点余り有する世界有数の美術館になったのは
本当に素晴らしいことだなぁと思う。



今はご時世的に海外旅行が難しいし、
TVや雑誌でも海外特集が減ったように感じます。
正直僕も知ったところで今行けないしなぁ~
なんて思ってしまう部分がありますから…。

でも、今回の展示も予約制でしたが
「こういうときだからこそ国際的連帯を!」と
メトロポリタン美術館から提案があったと知り
アートへの情熱とご配慮に感動してしまいました。


教科書にも載る巨匠がずらりと並んで、
順路もなく壁色で仕切られた展示方法は
自由で本当に勉強になった…
めちゃくちゃ楽しかったなぁ~!

僕はいつも割りと順路というか
自分の観たいものから観るんだけど
初めて次どこに行けばいいのかな?
なんて迷子になりました…。



もう本当に展示作品が
どれも素敵過ぎたんだけど
個人的に強く印象的だったのは
ピエロ・ディ・コジモ《狩りの場面》


<出典:芸術家列伝 より>

絵の至る所で暴力的だけど
見れば見るほど深いなぁと思いました。


あと、ヨハネス・フェルメール
《信仰の寓意》は天井から青いリボンで
吊り下げられたガラス玉の中まで
写真ですか!?ってくらい綺麗でうっとり…。


<出典:メトロポリタン美術館 より>

もう少しゆっくり見たかったのですが
人気過ぎて混み合うので程々に…。
でも、心奪われる感覚が凄く分かったな~!


最高でした。



【公式サイト】
https://met.exhn.jp/



最後に今から本当につまらないことを
言いますが許してください。

メトロポリタン…ナポリタン…

「あぁ、ナポリタン食いてぇ」

(あと厚切りタンもな…)





それでは、またね~!