本物の蜂蜜を



「はちみつフェスタ2018」
@銀座 紙パルプ会館 2~3階


世界各地のはちみつ、
約100種類が大集合!

本物のはちみつを色で
香りで、味で実感出来る
イベントでございます!





こんな沢山の蜂蜜を
テイスティング出来る
機会ってなかなかないです。





知り合いにご夫婦で
養蜂をされている方が
いらっしゃるのですが
「会場で待ってるよ~!」と
ご連絡を頂いて待ち合わせ。

3階のブースでお話しました。
なんて温かいの…!

養蜂体験、是非お願いします~!





わぁ~!美味しい蜂蜜が集まる…!
ごくり…超楽しそう…!



「蜂の雪酒造場」
養蜂酒だぁ~!

蜂蜜酒は人類が
初めて飲んだとも言われ、
ワインを抜いて最古のお酒とも
言われています。

会場に入って真っ先に
お酒を頂く、なんて幸せなの←





会津地方特産の「栃の花」の蜂蜜を
1ヶ月間発酵させて造られた(醸造酒)
Mead(ミード)と長野県産ナイアガラ100%の
白ワインを黄金比率でブレンドした世界初の
ミードアンドワインです。

栃の花の蜜って珍しいな~と
思いながら飲んでみたのですが、
香りがフルーティーで甘すぎない。

あとボトルの形状は花をモチーフ
お洒落で見た目も美しいなぁと。





お隣に置いてあった
オレンジ花の蜂蜜酒も頂く。
比べるとこちらは色も濃くて
少し苦みがあったかな?
柑橘の爽やかな香りもあって
この暑い時期にぴったりだと思う。
甘みと酸味のバランスが最高で
とっても上品でした。

養蜂技術だけでなく
お酒を製造する技術も必要。
だからこその強みだったり
今後の展開など沢山お話が聞けて
めちゃくちゃ面白かったなぁ~!




次のブースに進みます。



「天鷹酒造」
わぉ~!蜂蜜酒を連続で!
欧米ではポピュラーな蜂蜜酒ですが
普段飲む機会があまりなくて
めちゃくちゃ嬉しいなぁ…。

お話の中でテイスティングも
させて頂きました。やった~!



左:レモンとはちみつ
中:りんごとはちみつ
右:はちみつのお酒(百花蜜)

どれも飲みやすくて美味しい!

特に僕が好きだったのはレモン。
特有の苦みを感じつつ爽やかさも
あって後味はスッキリとしています。

冷やしてストレートか
クラッシュアイスに注いで
頂くのがオススメだそうです。




埼玉・長野
「花園養蜂場」



国産天然はちみつ
沢山テイスティングさせて
頂いたのですが蜂蜜の話より
養蜂のお話で超盛り上がってしまった。

だって、巣みつが
あまりにも綺麗だったから
気になって仕方なかった←



良質な蜜が採れる様に
隔王板を使っているそうで
写真も見せてくださって
勉強になることばかりでした。

詳しくはこちら
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hanazonoyoho/pride.html


あと、スズメバチの蜂蜜漬け
圧倒的存在感で怖い!(笑)

最大種の大スズメバチ、
1日の総飛行距離は平均して
100㎞を超えるほどのスタミナ。
さらに1分間に1000回以上という
高速で羽を動かすなど、
エネルギー還元率は他の動物とは
比較にならないほどです。



蜜の色が濃いなぁと思って
見ていたら2年漬け置きしてから
販売しているそうなのです。

なるほどね…。

うひょ~!身体に良さそう~!!!

蜂蜜にスズメバチを漬込むと、
生命の源となる栄養成分
アミノ酸に変わります。

スポーツ選手に多く愛用され、
前立腺肥大・リュウマチにも
効能があると言われています。

中国では漢方薬として、
疲労防止、体力増進、血行障害などに
用いられてきました。




そして次のブースは
「MY HONEY」



実は並んでいる蜂蜜、
全部食べたことがある~!(笑)

何度食べても飽きないし
毎日でも食べたいほど
僕は好きなんだけどね…!

特に印象的だったのが
「ハニーショコラ」というもので



厳選された香り高いカカオに
砂糖・乳製品を一切使わず
アカシア蜜を加えたチョコクリーム。

ビスケットにかけて食べるのが
美味しくておやつにぴったりなんだ~!

恐ろしいほどリピートしたくなる
やべぇ食べ物です!(良い意味で)




採蜜地は鹿児島
「高野養蜂場」



九州本土最南端の鹿児島県は
自然が豊富に残っており、
その自然豊かな中で育つ花から
ミツバチが集めた蜂蜜は濃厚。

4~5月にかけて採取した
レンゲ蜜をいただきました。
今年は天候不良で採蜜量が
少なかったそうで恐縮です…。

舌にピリッとくる辛みとコク、
優しい甘さが広がっていき
ミツバチが一生懸命働き
蜜を集めてくれたんだな~と
改めて感動しました。奇跡!


続いて百花蜜も。
あっさりとしていて
花の香りが鼻をスーッと抜け
心地良い余韻だけが残る。

お料理の甘味料としても
使えるだろうなぁ~!


ミツバチを救おうキャンペーンとして
缶バッジも販売されていました。

僕もゲット!

蜜源不足に農薬被害、ダニ被害。
危機的な状況が少しでも改善されますように。



採蜜地は東京
「HACHIFUSA with ALL JAPAN HONEY」



ブースに来て第一声が

「えーっ!セイヨウミツバチじゃなくて
 ニホンミツバチなんですか!?」

ついグイグイいってしまった←


流通しているハチミツのほとんどは
セイヨウミツバチなのです。
明治時代に日本に導入された種で
養蜂に適しているからです。

そして、このニホンミツバチは
古来より日本に生息する在来種。
野生のミツバチで、蜂蜜の収量が
セイヨウミツバチに比べると
少なくて大変貴重な訳です。



食べ比べさせて頂いたのですが
全然味が違って面白かったな~!

結晶化していてシャリシャリ感?
食感も僕はすごく好きだった。

蜂蜜を飲むとか舐めるとか
色んな楽しみ方があると思うけど
これは"噛む"って感覚がぴったり
だと思いました。美味しい~!




さらに進んでいきます。
「BLUE HILLS HONEY」
採蜜地はオーストラリア



“奇跡のはちみつ”と呼ばれ
話題となったマヌカハニーに続き
“幻のはちみつ”と呼ばれ
注目されているのがこの
「レザーウッドハニー」です。

レザーウッドとは、
タスマニア島のターキン地区のみに生息し、
クレードルマウンテン国立公園に自生している低木樹。

南半球の春の終わりから夏に
小さな可愛らしい花を沢山咲かせますが、
その花が咲くまでに70年以上もかかると言われ、
安定した量の蜂蜜が取れるようになるまで
約100年かかると言われています。

また、タスマニアは
世界遺産にも登録されていて、
採蜜を許可された養蜂家は
世界でたった5人だけ…。





実はこちらの商品も
僕は食べたことがあって、
特に舞台本番では楽屋に
置いていました←

TA(Total Activity)とは抗菌力を示す値。

喉のケアにハチミツ。
マジでオススメです!!




こちらも頂きました。
よ~し、公演頑張ります!




採蜜地はNZ・ハンガリー
「ONE HONEY project」



実は代表の方と蜂蜜のセミナーで
ご一緒させて頂いたことがあって
会場でお会いし「わぁ~!」と、
もうそっからは止まることのない
蜂蜜トーク!(笑) 楽しい~!!

厚かましくも全部の商品を
テイスティングさせていただき、
共有出来るなんて幸せ過ぎた。



特に珍しいお味だったなぁ~!
「キアヴェハニー」というもので
これが蜂蜜ですか!?と驚かれる方も
多いのではないかと感じました。



容器が可愛すぎて…
しかもコンセプトが
明確に表現されているなぁと
お前は何目線でフェスタに来ている
と突っ込まれそうですが
そんなことも考えつつ楽しむ。

家族にプレゼント用も購入←




こちらの棚は国産のもので、
特に枇杷(びわ)蜜が最高だった!
なにこれメチャクチャ美味しい…
フルーティーで甘さのバランスも良く
スッキリとした後味、ハマる…!!

スタッフさんも「これ良いよね!」
と2人でひたすら枇杷蜜を語る。

養蜂家さんがいかに
繊細に、こだわって作っているか
それが伝わる蜂蜜でした。

あ~マジで配って回りたい←





マヌカハニーも頂きました。

UMF15+って身体には良いけど
どこか薬品っぽい味がするというか
美味しいから食べますってより
“身体に良いから食べます”みたいな
感覚があるって方も多いと思います。

でも、これは違ったな~!
マヌカハニー特有の香りはあったけど
苦みとか薬品に似た味は感じず、
めちゃくちゃ食べやすかったです。





オーストリアで採蜜
「ビーネビーネ」

ズラリと並んだ瓶が
カラフルで可愛いです。

EUオーガニック規定認定とあって
つい話込んでしまったのですが、
特に菩提樹(Linden)が僕は好きだった。



菩提樹ってもう樹木系の蜜が持つ
特有の苦みとか漢方っぽいイメージが
あったのですがこちらは清涼感があって
今までにない感覚、フレッシュだった~!
ハードチーズと相性が良さそうです。

甘露蜜についても
沢山教えていただいて
ありがとうございました。


ここで知り合いの
はちみつマイスターさんと
バッタリ遭遇し2階で
コンテスト投票出来るよと
教えてもらう



1つ1つのブースで
つい話込み過ぎて
全部まわりきれないことを悟る



絶望感に襲われる





でも気になったので2階へ。


僕が食べたことのある
蜂蜜もいくつか最終選考まで
残っていたので「あ~美味しかったな」
と思い出して余計に食べたくなる。
(会場で購入出来ます)





日本ミツバチ部門3品





国産部門3品





海外産部門3品



結果は8/3(はちみつの日)に
協会ホームページ掲載です。




2階ブースをウロウロしていると
お声をかけていただきました。
「エクスチャージ」
採蜜地はバングラデシュ。



世界最大のマングローブの森の
貴重な蜂蜜ということで
採蜜の様子や、現地の様子を
写真で見せてくださって
分かりやすかったし驚きました。
だって野生の虎が棲んでいて
普通に道にいるんだもん~!

ミツバチも命懸けですが
養蜂も命懸け、有難いことです。

テイスティングもさせて頂き
口に含んだ瞬間ふんわり上品な
香りと味わいが。

フルーティで自然を感じます。
作り手の想いが伝わってくるような。
アイスクリームと相性が良さそうでした。




そのお隣のブースは
「Boina Malana」
採蜜地はキルギスです。



実は代表者さんと
蜂蜜セミナーでご一緒させて
いただき意気投合。

そのまま講義終わりに
ご飯まで行って今も連絡を
取り合っていたんです。





キルギスのホワイトハニーは
以前ブログでもご紹介させて
いただいたのですが
めちゃくちゃクリーミーで
練乳に近い感覚です。

苺と合わせるのが大好き!






蜂蜜マイスターの同期(?)で
集まりお話も出来て良かった。

これからも蜂蜜の良さを
正しく広げていく仲間です!




最後に岐阜のHoney&Cafe
「HOWA HONEY」ブース。



メニューを見ていると
実際に僕もカフェに行って
食べてみたいなって。





世界有数の高品質コーヒーの産地、
グァテマラのコーヒーの花から
採れた蜂蜜をいただきました。

程良い酸味でスッキリした甘さです。




ラベルにある白い花がコーヒーの花。

実はコーヒーの花は
桜の開花期間よりも短く儚いのです。

その期間はなんと2日間だけ。

コーヒーの花が咲いている姿を
実際に見たことのある日本人は
ほとんどいないのではないかと思います。

採蜜するのって物凄く
難しいのではと思うのですが
ミツバチさん、養蜂家さん
本当に凄いですよね!


そして、僕がずっと気になっていた
「ブルガリアンローズハニー」も
テイスティングさせていただきました。
(「ハニー・オブザ・イヤー2016」にて最優秀賞受賞)



“世界一の香り”と称賛される
ブルガリアの「バラの谷」に咲く
ダマスクローズから集めたハチミツは、
9万個のローズの花からわずか1gしか
採る事のできない大変貴重なハチミツ。

それがこれだけの量
瓶に入っているんですよ?

1瓶作るのに花がいくつ必要なの!(笑)

もう、自然の恵みに感謝。

スプーン1杯の蜂蜜が、
食卓を潤していくのです。
あなたの、大切な人の体を潤していく。

天然のローズの香りはもちろん、
濃厚な甘さに感動しました。

幸せ。





全てのブースをまわれなかったのが
とっても悔しいのですが、
蜂蜜愛に溢れたフェスタに
蜂蜜愛に溢れた方々に
本当にパワーをもらいました!

いや~今日1日で蜂蜜
めちゃくちゃ食べたぞ!(笑)


テイスティングの技術
蜂蜜や養蜂に関しての知識
もっともっと磨いていきたい。


甘く楽しい時間を
ありがとうございました。