100%天然の白い蜂蜜



蜂蜜といえば、
普通は金色や黄色をイメージ
するかもしれませんが、
実は珍しい種もあります。

中央アジアに属する
キルギス共和国(Kyrgyz Republic)にある
「エスパルセットホワイトハニー」



物資も不足し貧しい国ですが、
"アジアのスイス”とも呼ばれ
自然が豊かな場所です。

農薬も化学肥料も全く無縁な
蜜源植物が豊富にあり、
採れる蜂蜜も様々。
非常に恵まれた環境であるにも
関わらず養蜂家がまだ少ない…。

そして、そんな94%が山に囲まれ、
1年のうち300日以上晴れの日がある場所で
育つ植物「エスパルセット」から
採れた蜂蜜です。


エスパルセットホワイトハニー


現地で蜂蜜を仕入れ輸入
販売をされている方と知り合い
お食事をする機会があったのですが
そこでお話を聞き興味を持ちました。



真っ白な蜂蜜、
珍しくないですか!?


「第3回ハニー・オブ・ザ・イヤー」では
来場者が食べて選ぶ美味しい蜂蜜として
海外部門1位(来場者特別賞を受賞)、
世界はちみつ品評会で金賞を獲るほどの
世界中にファンのいる人気の蜂蜜です。


さっそく僕も食べてみました。




見た目は象牙色といったところ。
マメ科の植物の特徴で艶々しています。

乳製品のようにクリーミーな味わいで
これが蜂蜜!?と不思議な感覚。
どちらかと言うと練乳のような感じでした。
舌触りがねっとり、なめらか!!

平均気温が低い地域で採れる蜂蜜は
ゆっくりと溶けていく傾向があるそうで、
口の中ではそれも体感出来ます。

あと味は、喉に引っ掛かる感じがなく、
心地良い甘さが残って美味しい。


コーヒーの砂糖代わりや
プレーンドーナツとも
相性が良いだろうし…



僕はイチゴと一緒に食べてみた。





生クリームのような
練乳のような…


イチゴの甘さと蜂蜜の甘さが
スーッと身体に溶け込む。
苦みがなく食べやすいので
蜂蜜が苦手な方にもオススメ!


公式サイトはこちら



お話をしていく中で
キルギスの主な産業は農業と畜産。
そして主な輸出品は貴金属、鉱物製品、
繊維製品、野菜・果物だと知りました。


また、この養蜂家さんはお子様が6人
発展途上で学校にも行けないと。


世界各国を飛び回った中で
1番キルギスが印象的だったそうで
彼らの支援が出来れば嬉しいと
仰っていました。

そもそも、養蜂はソ連時代に
ロシア人が持ち込んだもので
キルギスの主要産業の1つでも
あるのですが、1990年代以降、
蜂蜜の生産量は減っており、
ソ連時代の10分の1になっているそう。


うーん、勿体ない!


これほど自然に恵まれているのだから、
近い将来はちみつが輸出品としても
地位を高めていきそうですね。




ネット上にキルギスの養蜂を
映した映像もありました。



日本語訳はついていませんが
とても興味深い…裸寒くないのかな?


養蜂について知ることも
蜂蜜をより楽しむコツかも
しれませんね~!






それでは、またね~!