魔の三角地帯とは…!?


本日12月5日は
「バミューダトライアングルの日」
とされているわけですが…


"バミューダ・トライアングル"


バミューダ諸島、フロリダ、
プエルトリコを結ぶ三角形の
海域のことを指しています。





「魔のバミューダ海域」
と呼ばれているので
ご存知の方も多いかも?



昔からこの海域では、
船や飛行機などが消滅する地帯として
人々に恐れられ、語り継がれてきました。

さらに、不可解なことに、
残骸は一片も見つからなかったそうです。

また、「逆バミューダ」として
逆に突如現れる場合もあると
いわれて注目を集めました。



多くのフィクション小説、映画、漫画も
制作されている伝説のお話を今日はひとつ。




まず、この海域の特徴としては、
広さ約17万平方キロメートル。
変わりやすく、また非常に激しい気象で知られ、
多くのハリケーンを生み出す場所でもあります。


ここで発生するハリケーンは
原爆1万個以上のパワーに及ぶと言われ、
海が荒れた時の波の高さは15メートル、
なんと6階建てのビルと同じ高さです。


風速は80メートルで、
日本の「猛烈な台風」の風速が
50メートル余りなので、
どれだけ荒い気象かが
漠然と数値を見ただけでも想像出来ますね。



嵐の起こる条件に、
湿気と高気温が挙げられますが、
この海域はそれらの条件が揃っているので、
局地的な天候の変化が激しいようです。


わずか50メートルの範囲だけ嵐になり、
ほんの少し離れた場所では、
全く天候が違ったりする。
竜巻や雷雲もよく発生し、落雷も多い…。



あのアニメ「ワンピース」にも
このバミューダトライアングルをモデルとした
"フロリアン・トライアングル"
というものが存在しています。


やはりそれだけ謎多き題材というか、
オカルトマニアや都市伝説系が
好きな方々をはじめ人々の関心を
大いに惹きつけるテーマですよね。


最初の航空機消失事件である
アベンジャー機「フライト19」などは、
スピルバーグ監督の映画「未知との遭遇」の
ワンシーンでも使われるほどでした。



バミューダトライアングルで起きた事件の中で
最も取り上げられている代表的な事例が
この「フライト19の消失事件」です。



これは1945年の12月5日に
起きた事件なのですが、
その事件はニューヨークタイムズ紙を
大きく賑わす怪事件としても
大々的に取り上げられました。



フライト19という
グラマン・アベンジャー雷撃機5機が
フロリダ沖を飛行していた時の話です。


このバミューダ海域に入ってから
突然非常事態が起こりました。

これは管制塔からの
「現在位置を示せ」
という通信から始まります。


しかし、フライト19の返答はこうでした。


「分からない。緊急事態だ。
コースを外れたらしい」


現在地位がつかめないという報告でした。
それに計器が狂い方角が分かりません。



「どっちが西か分からない。
何もかもが変だ。方角が全く分からない…」



「海の様子もいつもと違うようだ…」



本当に非常事態のようでした。
そして最後に管制塔に届いた通信がこれでした。


「白い水が…」


この謎めいた言葉とともに
フライト19は姿を消します。



そして問題はこの5機の残骸が
全く見つからなかったことです。



しかも、その後フライト19を探しに
駆けつけたマーチン・マリーナ号も
謎の消失を遂げています。






現在、研究が進み
色んな説も出ていますが、
その真相は謎に包まれたまま…


世の中不思議なことが沢山ありますね。