8月32日はありません


今日は8月31日(月)ですね。

学生の方は"夏休み"最終日だという方も
多いのではないのでしょうか?



もしかするとあまりに自由で
楽しい思い出が詰まり過ぎているため、
アニメ「サザエさん」を観た後のような
憂鬱な気持ちになってしまっている方も
いらっしゃるかもしれません。





ここに至るまで毎日コツコツと
計画通りに宿題を進めてきた人にとっては
何ら楽しい1日に変わりはないかもしれない。


し か し 、


漂白剤によって得た"驚きの白さ"と
同じくらいに衝撃的なノートの白さ…。
現実を受け止めることに、
抵抗を感じる方もいるのが実情だ。



<鎌倉市図書館公式Twitter>


深く考えすぎて辛い…

さまざまな事情で学校に行けない、
行きたくないという子どもは少なからずいます。

2学期を目前にしたそんな子どもたちに向けて、
鎌倉市図書館が発信したメッセージが話題になりました。


これも1つの選択だと思います。




また、期限までに宿題が出来なかった時の
対処として他にもたくさん選択肢はある。



まず1つ目は、
最も勇気がいることかもしれないが
数ある選択肢の1つ、
"素直に出来なかったと告白する"
怒られるかもしれない。
でも、一番スッキリする手段であると思います。


次に挙げられるのは最もポピュラーな選択。
"宿題を持って来るのを忘れたことにする"

し か し 、

学生の頃、僕の友人もこれを使っていたけど
「では、一旦帰宅して宿題を持ってくるように!」
という教師の言葉に激しく動揺していた。

少し応用を利かせたバージョン
"宿題はやったけど持ってくるのを忘れました"
あくまで宿題はやってるのですが…
みたいなニュアンスが感じられますね。
しかし、これも「では一旦帰宅して―――。」がくると
絶望的な状況に陥るので、あまりオススメできない。


じゃあ持ってきたくても
持ってこれない状況はどうだろう?

"宿題をなくしました"

こういった場合どのような対処がなされるのか
僕は知らないけど、
自分が教師だったらで考えてみた。

もう一度新しく課題を作り直して提出、
もしくはドリルが余分に余っていた場合は
新品を渡して最初からやってきてもらう。

結局はやらないといけないし
物をなくすくらいに意識がなかったと
大きなマイナスイメージがつきますね。


これ同様に"そんな宿題あったっけ?"
でっちあげではなく存在を消す手段でも、
普段の態度が悪いからだ!と
状況が更に悪化する場合があります。

ただし、普段の行いが良く、
1つだけ忘れたという場合に限っては、
成功率も高く、リスクも低いです。




サスペンス × ほのぼの

8月32日とは…
実際には翌月9月1日を指していますが、
一部の人の脳内では8月に変換され
カウントされている日でございます。


そして、僕が8月32日と聞くと
ある少年の夏休みを思い出します。



<ぼくのなつやすみ2>


このゲームのバグで32日というのが存在する。
制作者(代表)も「ぼくのなつやすみ」が発売して
2年ほど経過してから症状に気が付いたとコメント。


「就寝せずに翌日へ行けるバグ技」

      ↓

「8月32日へ突入出来るバグ技」



いつもとは違う夏休みになるわけです。
ただし、その代償として、
家族や友達も人が誰もいなくなる。
絵日記がまともに書けなくなる、
セミの鳴き声など一切の音が聞こえなくなる…etc。



『8月32日なんてデータは用意されていませんから
当然むちゃくちゃになりますが、
その部分はプログラミングが優秀なので、
ドライバーが堅牢で、
データが存在しない日時に突入しても
ボロボロになりながら動いてるんです。
ある意味すごいことなんだけど、
さすがにデータがないまま動き続けるのは無理なので、
ああいうホラーな見た目になっているんです。
メモリーの狭間にある各種のドライバーにとっては
無意味な情報を、無理やり視覚化すると
ああいうグラフィックになるということですね。』

(※詳しくはこちら)





これがその8月32日だそうです。
ぼくのずるやすみ

BGMがないのでホラーゲームのような
仕様になってしまっている。



ちなみに、本来「ぼくのなつやすみ」は
青春いっぱい!ほのぼの系ゲーム。



テーマ曲の「少年時代」が心に沁みて
今でも夏になるとプレイしたくなります。



楽しい夏、悲しい夏、
ワクワクする新学期、
不安でいっぱいな新学期。

人それぞれ感じ方は違うけれど、
少し視線を変えるだけで世界は大きく変わります。


泣きたい時は泣けばいいし、
笑いたい時は思いっきり笑う。



9月もあなたにとって
素敵なひと月になりますように。