詰め込まれるおっさんと妹！
水泳のあとの国語の授業くらい
眠たい顔をしている綾切です。
半目で更新していくんで
みなさんも半目で見てください。
僕には歳の近い妹がいます。
流行に敏感な華の女子大生です。
お洒落に着飾る、勉学に励む、
定期的な女子会―――何やら楽しそうですね。
そんな今をときめく女子大生がある日
突然
北斗百裂拳を繰り出すケンシロウの如く
ものすごい勢いでスマホ画面をタッチしていたら…
「え、ちょっと！ 何やってんの？」
「ん？ おっさん詰め込んでる」
――― おっさんを詰め込んでいるだと！？
「いや、意味が分からん」
「知らんの？これ」
おやじ狩りとかじゃなく
スマホのアプリでした。
「つめこめ☆おっさん」ってゲームらしいです。
簡単に説明すると、
プレイヤーは駅員となり、
ホームを行き来するおっさんたちを
電車に詰め込んでいくのが目的。
おっさんたちはドラッグ＆ドロップで移動させられ、
片っ端から電車に押し込むことで、
「詰め込んだ人数」と「スコア」が加算されていく。
目的がすごくシンプルだし、
ぎゅーぎゅーに押し込まれた電車って
日本でも日常的に見られる光景ですよね。
どこか可愛いおっさん。
でもそこは容赦しません。
発車時刻が来るまで、
ホームを歩いているおっさんを
スワイプで電車内に放り込みます。
それはもう、
ひたすらに詰め込んでいきます。
おっさんを電車に放り込む度に
「アカンて！」とか「痛いな、もぅ」などと
発する関西弁のセリフが面白い。
さらに、慣れてくるとこんなことも出来ます！
同じおっさんをくっつけて電車に詰め込むと、
コンボが発生し高得点を狙えます。
（ホームを歩く女の子がたまに出現するのですが
おっさんはこれに集まってきます。）
ちなみに、電車に詰め込んだおっさんたちはコレクションされます。
登場するおっさんは
「養鶏場の玉男さん」や「就活中の謙三さん」
といった具合に多種多様。
プロフィールを見てみると、
玉男さんは「ゆでたまごの様にお肌はツルツル」、
謙三さんは「脱サラしてラーメン屋を始めるも1年で閉店した」などと、
どうでもいいが微妙に哀愁が漂う情報が掲載されている。
こんな感じ。
やばい。…ちょっと可愛い。
日本のために戦い続ける戦士こと「おっさん」を
こんな風に可愛いと思ってしまう時がくるなんて。
でも、こんな電車には乗りたくないなぁ。
毎朝、通勤時に満員電車に詰め込まれている人も、
このアプリで詰め込む側に回って
ストレスを発散してみてはいかがでしょうか。
水泳のあとの国語の授業くらい
眠たい顔をしている綾切です。
半目で更新していくんで
みなさんも半目で見てください。
僕には歳の近い妹がいます。
流行に敏感な華の女子大生です。
お洒落に着飾る、勉学に励む、
定期的な女子会―――何やら楽しそうですね。
そんな今をときめく女子大生がある日
突然
北斗百裂拳を繰り出すケンシロウの如く
ものすごい勢いでスマホ画面をタッチしていたら…
「え、ちょっと！ 何やってんの？」
「ん？ おっさん詰め込んでる」
――― おっさんを詰め込んでいるだと！？
「いや、意味が分からん」
「知らんの？これ」
おやじ狩りとかじゃなく
スマホのアプリでした。
「つめこめ☆おっさん」ってゲームらしいです。
簡単に説明すると、
プレイヤーは駅員となり、
ホームを行き来するおっさんたちを
電車に詰め込んでいくのが目的。
おっさんたちはドラッグ＆ドロップで移動させられ、
片っ端から電車に押し込むことで、
「詰め込んだ人数」と「スコア」が加算されていく。
目的がすごくシンプルだし、
ぎゅーぎゅーに押し込まれた電車って
日本でも日常的に見られる光景ですよね。
どこか可愛いおっさん。
でもそこは容赦しません。
発車時刻が来るまで、
ホームを歩いているおっさんを
スワイプで電車内に放り込みます。
それはもう、
ひたすらに詰め込んでいきます。
おっさんを電車に放り込む度に
「アカンて！」とか「痛いな、もぅ」などと
発する関西弁のセリフが面白い。
さらに、慣れてくるとこんなことも出来ます！
同じおっさんをくっつけて電車に詰め込むと、
コンボが発生し高得点を狙えます。
（ホームを歩く女の子がたまに出現するのですが
おっさんはこれに集まってきます。）
ちなみに、電車に詰め込んだおっさんたちはコレクションされます。
登場するおっさんは
「養鶏場の玉男さん」や「就活中の謙三さん」
といった具合に多種多様。
プロフィールを見てみると、
玉男さんは「ゆでたまごの様にお肌はツルツル」、
謙三さんは「脱サラしてラーメン屋を始めるも1年で閉店した」などと、
どうでもいいが微妙に哀愁が漂う情報が掲載されている。
こんな感じ。
やばい。…ちょっと可愛い。
日本のために戦い続ける戦士こと「おっさん」を
こんな風に可愛いと思ってしまう時がくるなんて。
でも、こんな電車には乗りたくないなぁ。
毎朝、通勤時に満員電車に詰め込まれている人も、
このアプリで詰め込む側に回って
ストレスを発散してみてはいかがでしょうか。