"サメの世界"をアトラクション感覚で体感する!





サメに襲われるよりも、
ベッドから落ちて死ぬ可能性の方が高いと知って
驚きを隠せない綾切です。

みなさん、こんにちは!



平成27年7月17日(金)~平成28年5月8日(日)

開業25周年を記念した特別展示
「シャークワールド~ハンターたちの捕食に迫る!~」
さっそくですが行って参りました!






大阪府「天保山ハーバービレッジ」の中にある「海遊館」
屋内水槽の規模としては世界最大級の水族館です。



無事チケットも入手しました!



さぁ、いっぱい泳ぐぞぉおおお~!

※暑い日が続きますが泳げません。
  プールではありません。







海の最強ハンターとして知られるサメの、
驚きの能力「捕食行動」をテーマにした
「シャークワールド」の前に…

せっかくなので世界のお魚さんたちを観てまわろう。




海遊館の「すたんぷノート」ってコーナーもあって
お子さんの夏休み課題なんかにもいいかも!?






ちょうど僕が行ったと同じ日に
さかなクンさんもご来館されていました。
25周年おめでとうございます!





大歓迎! サメのトンネルを潜る!?

海遊館に入ると、まず1番最初に
お迎えをしてくれるのが『アクアゲート』


(↑いつもはこんな感じ)




…のはずが!?







25周年 特別展示ということで
「シャークゲート」になっていた!







イヌザメ、ネコザメ、レオパードシャークetc
沢山のサメが来館者をお出迎え!





サメ好きにはたまりませんね~!!



ここで1つ豆知識。
イヌザメのメスは交尾後に
精子をストックしてここぞというときに使う
そうです。

というのも、イヌザメのメスは、
精子貯蔵の世界記録を持っています。
「精子貯蔵」っていうのは、
交尾の後、それを一旦取っておいてから、
後で使っちゃおう!ってな技です。

世界記録は2012年に達成されたもので、
最後に交尾をしてから丸3年半経っているにも関わらず、
何事もなかったかのように出産したのだとか…。






よし! さっそくですが通ってみましょう!





至る所にサメあり!

「水槽割れないでくれよ~」
なんて変な妄想をしてしまったのは
僕だけだろうか?






上を見上げると
サメのお腹もじっくり見れちゃう。
優雅に泳ぐ姿を下から
観察するってのもいいなぁ。


可愛い顏みたいなんもあるぞ…!





日本の宝がここに…!

シャークゲートを抜けた先には…



日本の水辺や森林を再現した「日本の森」コーナー!

すごい緩急の付け方ですね。
「サメのトンネル」からの「森」ときたか!


…ってあれ?





何もいないんだけど…






と思いきや ――― 「発見したぞー!!」






その名のとおり小さく短い爪をした
「コツメカワウソ」が並んでおやすみ中。

めちゃくちゃ可愛い~!!

2012年8月に絶滅種として認定されるほどに
生きている姿を見ることが出来ないそうです。







世界最大の両生類「オオサンショウウオ」

日本の固有種(日本にだけ生息する種)であり、
昭和27年に国の特別天然記念物に指定されました。
水中から陸上へと生活が変化する過程を解明するうえでも、
本当に貴重な存在なのだそうです。





アリューシャン列島へようこそ!

次にやってきたのはこちら。



アラスカ半島から約2000キロにわたって
弓状にのびる「アリューシャン列島」



活火山が多く世界で最も活発な地震帯の1つです。



ここではラッコのお食事タイムということで…



ばっちりエサをキャッチ!



実はちょうど僕の知り合いが
この海遊館でお仕事をされていたこともあり、
ラッコについての豆知識を教えて頂いたのです。


なんと、この可愛い「ラッコ」というのは
水族館で一番食費がかかる生き物らしい!



エサはイカ・貝・サケ
アジ・シシャモなどですが、
ラッコは冷たい海で生活しているにも関わらず
アザラシのように皮下脂肪をもっていないため、
たくさんのエサを食べることで
寒さから身を守っています。

その知り合い曰く、
まぁ~それはそれは見事な食いっぷりなんだとか。

めちゃくちゃ食いやがるぜ…!
いや、別にもちろんいいんだけど…
食費が…え、遠慮なくお召し上がり下さいませ。





"海のオオカミ" モンタレー湾 編!

さぁ、ドンドン行きましょう!
次はこちらでございます。



険しく切りたったカリフォルニアの海岸線は、
アシカやアザラシ、海鳥などの海の生き物で賑わっています。




こちらのコーナーではこれまた大人気!




カリフォルニアアシカの親子の姿が…!



2015年6月30日に赤ちゃんを産んだばかりです。
母親が安心して子育て出来るよう、
撮影の際はフラッシュを切りましょう!



気持ち良さそうに泳いでます。





こっちでは仲良く寄り添って寝ています。
岩から頭がはみ出していて、
落ちてしまわないかなぁと少し心配ですが…。





こちらも熟睡中でございます。





こっちでも熟睡…。寝る子は育つというからね。





ホント気持ち良さそうに寝てる!!

食事も終えてみなさん
おねむの時間なのでしょう…。


それにしても、
寝る時のポーズがみんな一緒だな…



こんな風にぐっすりと
お休みされてはいますが、
アシカの鳴き声(吠える声)は、
モンタレー湾の外にまで鳴り響きます。

18世紀後半に、ここに移り住んだスペイン人たちは
その声を聞き、アシカたちのことを
"海のオオカミ"と呼んだそうです。




隠れ身の術か!? パナマ湾 編!

「パナマ湾」にやってきました。



が、最初に言っておきます。


「写真めちゃくちゃ少ないです」


だってね、



「アカハナグマ」がいるはずなんだけど…

もうどこにいるのか
全然わからなかったんだよ。。。



でもこのまま行くのは悔しいから
一生懸命探してみました。





・・・・・!!!!






天井におったんかぁ~~い!!





ドッグフードやバナナ・リンゴ
コオロギなど色んなものをエサとして
あげているようです。

エサの時間になると木などに登って
飼育係員の近くまで寄っていくんだって。


なるほどなぁ~!





エクアドル熱帯雨林へようこそ!

更に奥へと進んでいきます。



アマゾン川は、今から約2億年前まで、
現在のエクアドルを通り太平洋へと流れていたそうです。
この流域に暮らす動植物の多様さは、
おそらく世界一と言っても過言ではないでしょうね。



アマゾン川を取り巻く熱帯雨林は、
世界の熱帯雨林の約30%を占めている。





観賞用熱帯魚の代名詞の一つとも言えるこの魚



「エンゼルフィッシュ」
名前は大きなヒレでゆったりと泳ぐさまが
天使に例えられたものですね。


可愛い名前だけど食性は肉食性で、
昆虫、貝類、甲殻類、イトミミズ、
魚卵、小魚などを捕食します。






体長3m以上になり、
世界最大の淡水魚の一つに数えられる
「ピラルク」もいました。

進化において1億年間
殆ど姿が変わっていないと考えられ、
生きている化石とも言われています。



肺に似た器官をもっていて、
エラ呼吸だけでなく肺呼吸も行います。

名前の由来は、現地語で「赤い魚」という意味で、
成熟した個体は体の後ろ半分の鱗が赤く染まり、
写真のような感じになります。




ピラルクの「うろこ」が極めて頑丈な外殻を持ち、
突き刺さった歯が折れるような仕組みになっていることが
研究によって発見されましたね。

貪欲なピラニアから身を守るため進化したそうです。



巨大魚「コロソマ」も一緒に泳いでいました。
歯が強くワイヤーハリスでも噛み千切ることがあるんだとか。








だいぶん記事が長くなってきたので
続きは次回記事にて!
(ジンベエザメも登場!?)


■ 【特別展示】海遊館 開業25周年記念【シャークワールド】part.2