太平洋をめぐる海遊館の旅!
前回記事の続きです。
まずはこちらからどうぞ
■ 【特別展示】海遊館 開業25周年記念【シャークワールド】part.1
エクアドル熱帯雨林
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150723/21/t-ayagiri/c9/a0/j/t02200391_0800142213374509803.jpg?caw=800)
進んでいくとこれまた大人気!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/6b/8a/j/t02200124_0800045013374980839.jpg?caw=800)
最強の癒し系動物「カピバラ」を発見!
(バチカンでは魚類とされている)
アマゾン川流域などに生息する世界最大の齧歯類ですね。
湖や川近くのジャングルに住んでいます。
ちなみに、
カピバラという名前は「草原の支配者」
という意味からきていると言われているそうです。
※国によって呼ばれ方は様々。
「カルピンチョ」「カピンチョ」「カピーバ」「アモー」
「ピローピロ」「ポンチョ」なんて可愛い呼ばれ方もしている。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/ed/93/j/t02200124_0800045013374980838.jpg?caw=800)
カピバラはもともと夜行性の動物なので、
基本的にはあまり視力は良くないそうです。
その代わり、聴力や臭覚が発達しています。
そ し て 、
泳ぎが得意で、5分近くも水の中に潜ることが出来る。
また、体型に似合わず
実は陸上でも素早く動くことができるので、
あんな短い脚をしているにも関わらず
驚いたときなどは、なんと時速50kmのスピー ドで走る。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/2d/57/j/t02200391_0800142213374980840.jpg?caw=800)
ずっと口をモグモグ動かしていました。
お食事中だったのかな?
カピバラを含めネズミの仲間げっ歯類は、
一生門歯が伸び続けるという性質があります。
その歯を自分の長さに合うように常に、
硬い物を噛んで歯を短くしているのです。
【カピバラの鳴き声は色々ある】
威嚇するときは「ゴッゴッ」という声、
警戒しているときは「ピャッピャッ」や
「グゥーグゥー」という声を出すそうです。
警戒音は人間の歯ぎしりの音にも似ていて、
敵が近づいていることを仲間に知らせる鳴き方、
さらに近づいたときは「ワンワン」と犬のような鳴き方もします。
この他に、「ピーピー」とまるで小鳥が鳴くような
声を出すときがあるのですが、
これは母親と子供のあいだで使われる鳴き方です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/19/3c/j/t02200147_0300020013374997308.jpg?caw=800)
そして、温泉が好き。
南極大陸へようこそ!
次にやってきたのがこちら
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/d1/62/j/t02200391_0800142213374999495.jpg?caw=800)
大部分が氷に覆われた南極大陸。
ブリザードが頻繁に吹き、
その近海は世界中で最も荒れ狂う海と
言われているそうです。
一年のうち太陽の光が届くのは半年もなく、
内陸部では最低気温がマイナス89.2℃にまで
下がった記録もあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/37/f8/j/t02200147_0480032113375006438.jpg?caw=800)
氷の厚みは平均約2,000mもあり、
地球上の全水量の約1.5%にあたります。
また、驚いたことに、
この氷の大陸には、燃えさかる炎、
つまり活火山もあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/07/6c/j/t02200124_0800045013374999496.jpg?caw=800)
南極大陸といえば「ペンギン」を
連想する方も多いのではないでしょうか。
歩き姿もとっても愛らしくて
ついじーっと見つめてしまいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/17/ee/j/t02200124_0800045013374999497.jpg?caw=800)
「可愛い」というイメージがあるペンギンですが、
実は意外と裏があります。
ペンギンは陸でのみ結婚生活をおくり、
毎年同じ相手と結婚するそうです。
もし、どちらかが怪我などで再会できなかった場合は、
新しい相手と結婚しますが、
去年の相手が帰ってくると新しい相手を捨てるんだとか。
また、身体能力もすごいです。
フリッパー(翼)をパタパタさせる、
可愛い仕草が大人気のペンギンですが、
水中を自在に泳ぐ推進力を生み出している
フリッパーはすさまじい力を持っており、
コウテイペンギンが全力でフリッパーを一振りすれば、
人間の腕を骨折させるほどの威力があると言われています。
【南極大陸水槽の照明が夕方に消える理由】
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/d6/8e/j/t02200124_0800045013375014644.jpg?caw=800)
ペンギンの健康を考えてのことだったのですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/43/e4/j/t02200124_0800045013375016189.jpg?caw=800)
ペンギンの飼育スペースで鏡張りがあるのは、
鏡に映った自分の姿を見て
仲間が沢山いると安心するからだそうです。
(巨大な群れの中に身を置くことで安心感を得る)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/e6/91/j/t02200124_0800045013375016190.jpg?caw=800)
ペンギンのお腹がぽっこりしているのは速く泳ぐため。
深海の掃除屋!
苦手な方もいるかもしれない!?
大王具足虫(ダイオウグソクムシ)の
コーナーがありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/25/f9/j/t02200391_0800142213375021344.jpg?caw=800)
ダイオウグソクムシは1878年に
メキシコ湾の海底で発見されました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/28/9d/j/t02200391_0800142213375021345.jpg?caw=800)
サングラス型の黒い複眼は
約3500個の小さな個眼で形成されている。
太陽光がほとんど届かない深海に生息するため、
とても感度の良い眼を持っているということですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/68/6e/j/t02200391_0800142213375021343.jpg?caw=800)
かなり大きい。びっくりしました!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/d8/9f/j/t02200124_0800045013375025654.jpg?caw=800)
正面から見るとこんな感じです。
あまり長く見ていられなかった…。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/0e/58/j/t02200124_0800045013375025653.jpg?caw=800)
かなり詳しい解説付きです。
一番驚いたのは「仰向けの姿勢で泳ぐ」
というところかなぁ~。
想像したら、ただ転んでいるようにしか思えなかった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/1e/6b/j/t02200391_0800142213375025655.jpg?caw=800)
海底にある有機物を何でも食べることから
「深海の掃除屋」と呼ばれているそうです。
死亡した個体を解剖してみた結果、
体内のほとんどを胃が占めており(体重の約25%)
胃の中には食べたと思われる魚の皮や骨、
イカなどと共にダンボールのような紙など
人工物が見られました。
僕の不幸も彼に食べて頂きたい。
タスマン海へようこそ!
次にやってきたのがこちら
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/b9/e2/j/t02200391_0800142213375038800.jpg?caw=800)
「タスマン海」
ニュージーランド周辺の海水は、
小さな面積にも関わらず大きな水温差があります。
海水の温度は、沿岸にいる海棲生物に大きな影響を与えます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/bc/e4/j/t02200391_0800142213375038801.jpg?caw=800)
地球表面のプレートが衝突し
潜り込む地帯に位置しているため、
火山活動が活発なのだそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/2f/d5/j/t02200391_0800142213375038802.jpg?caw=800)
ここでは、温暖水域に分布する、
カマイルカの生態を展示していました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/24/1e/j/t02200391_0800142213375108204.jpg?caw=800)
アメリカのイルカと日本のイルカは言葉が違い、
コミュニュケーションはとれないけど、
通訳をするバイリンガルのイルカが存在するそうです。
人間も地域によって言葉が違いますが、
それと同じことがイルカにも言えるのですね。
イルカの言葉は発音記号に置き換えると
約700種類の音を持っていて、
この音を組み替えて言語を作り、
意思の疎通を行っているそうです。
なんかハングルみたいな感じなのかな!?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/62/82/j/t02200391_0800142213375174618.jpg?caw=800)
世界最大のサンゴ礁地帯!
宇宙空間からも確認できるほど広大な
「グレート・バリア・リーフ」のエリアです。
※漢字表記は大堡礁(だいほしょう)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/4b/8a/j/t02200391_0800142213375111960.jpg?caw=800)
生物が作り出した単一の構造物としては世界最大です。
しかし、その生物とは微小なサンゴやポリプ等の有機体であり、
これらが数十億集まって形成しているサンゴ礁。
そ し て 、
この暗礁は生物多様性を支える重要な役目を持ち、
1981年に世界遺産(自然遺産)に登録されました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/4f/ea/j/t02200391_0800142213375111961.jpg?caw=800)
色とりどりのサンゴ礁、クジラ、イルカ、マンタ、
海ガメなど多種多様な海中生物が生息することから、
世界有数のダイビングスポットとしても有名です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/44/2b/j/t02200124_0800045013375118988.jpg?caw=800)
写真ではわかりにくいけど、
本当にたくさんの魚が並んで泳いでいます。
まるで芸術作品のようでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/50/65/j/t02200124_0800045013375123170.jpg?caw=800)
危急種や絶滅危惧種などに相当する固有種等、
多くの生命にとって安住の地であると言われています。
一度は行って見たい場所ですね~。
いやいや、
今すぐ「グレート・バリア・リーフ」の絶景が観たい!
なんて言うせっかちさんにはこちら。
「グーグルストリートビュー」です。
便利な世の中になったものですね。
グレート・バリア・リーフの海中まで
散歩できるようになりましたよ!
画像を押してもらえると視点が変化します。
やはり実際に行って肌で感じてみるのが
一番良いことは確かなのですが、
これだけでもその凄さは伝わってきますよね。
世界最大の海! 太平洋 編
5大陸に取り囲まれた、
地球の表面積の1/3にも及ぶ世界最大の海
「太平洋」のエリアです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/ca/d6/j/t02200391_0800142213375133181.jpg?caw=800)
その雄大な光景を深さ9m、最大長34m、
水量5,400tの大水槽で表現しています。
この水槽ではジンベエザメをはじめとする
大型のサメやエイ、アジなどの回遊魚、
ハタの仲間が悠然と泳ぐ姿を見ることができます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/06/42/j/t02200391_0800142213375137009.jpg?caw=800)
ホエールシャークの英名どおり
クジラを思わせる巨体「ジンベエザメ」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/d7/15/j/t02200391_0800142213375141072.jpg?caw=800)
サメとしても軟骨魚類としても現生最大であり、
そして、現生最大の魚です。
(生物に関する世界一の一覧#魚類)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/86/79/j/t02200391_0800142213375175320.jpg?caw=800)
「ジンベエザメ」は、
体にある模様が着物の甚兵衛(じんべえ)
甚平(じんべい)に似ていることから
名付けられたと言われています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/3c/8c/j/t02200391_0800142213375175319.jpg?caw=800)
本当に迫力があって、
子どもから大人まで全員が
その巨大な姿に目を奪われていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/e0/3d/j/t02200391_0800142213375182281.jpg?caw=800)
世界最大のジンベエザメは意外にも小心者。
メスのジンベエザメは特に用心深いです。
だから目撃されるジンベエザメの
70パーセントはオスだし、
メスの産卵シーンにいたっては
観察されたことすらないそうです。
離島やサンゴ礁の近くに
秘密の産卵スポットがあると
推測されているのですが、それを見た者は誰もいない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/ac/8f/j/t02200391_0800142213375175321.jpg?caw=800)
かなり近くまで来てくれたよ。
一緒に泳ぎたいなぁなんて思ってしまいました。
し か し 、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/6a/01/j/t02200391_0800142213375183020.jpg?caw=800)
同じ水槽内にはこのサメが泳いでいます。
(人も襲います)
シュモクザメ(撞木鮫)
英名にすると
「Hammerhead shark」
ハンマーヘッド・シャークなんて
ちょーカッコイイ名前の付いたサメです。
ここで注意すべきは、
「ハンマー」という名前があるからといって、
頭部を横に振り「相手を殴打する攻撃」
なんて間違っても起こしません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/61/00/j/t02200391_0800142213375183018.jpg?caw=800)
実は僕はこのシュモクザメが大好きで、
今回の海遊館で撮影をした写真の
半分以上がシュモクザメの泳ぐ姿です。
(100枚を超えるので一部UP)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/db/9c/j/t02200391_0800142213375183019.jpg?caw=800)
サメとしては珍しく群れを成して行動し、
その数は時には数百匹の単位に及ぶ事があります。
また、ウチワシュモクザメのメスは
オスがいなくても子が産めるそうです。(単為生殖)
余談ではありますが、
僕が子どもの頃にハマっていたゲームに
「サルゲッチュ」という作品があるのですが、
その中にもシュモクザメが登場します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/1c/1b/j/t01600143_0160014313375202979.jpg?caw=800)
当時、このステージの攻略が
なかなか出来なかったので
とっても印象に残っているのです。
そんなこともあってこのサメが好き…(笑)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/10/70/j/t02200391_0800142213375204221.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/19/82/j/t02200391_0800142213375204222.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/76/b5/j/t02200391_0800142213375205802.jpg?caw=800)
本当に大きな水槽ですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/e0/0b/j/t02200391_0800142213375205803.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/95/8e/j/t02200391_0800142213375205804.jpg?caw=800)
素晴らしい!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/da/1d/j/t02200124_0800045013375210171.jpg?caw=800)
ジンベエザメと僕
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/06/66/j/t02200391_0800142213375211468.jpg?caw=800)
お兄さんが必死に手を振るも
フル無視する光景。 可愛い!
では、今回はこの辺で終わり。
続きは次回記事にて!
■ 【特別展示】海遊館 開業25周年記念【シャークワールド】part.3
幻のクジラも登場!?
どうぞお楽しみ下さい!
前回記事の続きです。
まずはこちらからどうぞ
■ 【特別展示】海遊館 開業25周年記念【シャークワールド】part.1
エクアドル熱帯雨林
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150723/21/t-ayagiri/c9/a0/j/t02200391_0800142213374509803.jpg?caw=800)
進んでいくとこれまた大人気!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/6b/8a/j/t02200124_0800045013374980839.jpg?caw=800)
最強の癒し系動物「カピバラ」を発見!
(バチカンでは魚類とされている)
アマゾン川流域などに生息する世界最大の齧歯類ですね。
湖や川近くのジャングルに住んでいます。
ちなみに、
カピバラという名前は「草原の支配者」
という意味からきていると言われているそうです。
※国によって呼ばれ方は様々。
「カルピンチョ」「カピンチョ」「カピーバ」「アモー」
「ピローピロ」「ポンチョ」なんて可愛い呼ばれ方もしている。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/ed/93/j/t02200124_0800045013374980838.jpg?caw=800)
カピバラはもともと夜行性の動物なので、
基本的にはあまり視力は良くないそうです。
その代わり、聴力や臭覚が発達しています。
そ し て 、
泳ぎが得意で、5分近くも水の中に潜ることが出来る。
また、体型に似合わず
実は陸上でも素早く動くことができるので、
あんな短い脚をしているにも関わらず
驚いたときなどは、なんと時速50kmのスピー ドで走る。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/2d/57/j/t02200391_0800142213374980840.jpg?caw=800)
ずっと口をモグモグ動かしていました。
お食事中だったのかな?
カピバラを含めネズミの仲間げっ歯類は、
一生門歯が伸び続けるという性質があります。
その歯を自分の長さに合うように常に、
硬い物を噛んで歯を短くしているのです。
【カピバラの鳴き声は色々ある】
威嚇するときは「ゴッゴッ」という声、
警戒しているときは「ピャッピャッ」や
「グゥーグゥー」という声を出すそうです。
警戒音は人間の歯ぎしりの音にも似ていて、
敵が近づいていることを仲間に知らせる鳴き方、
さらに近づいたときは「ワンワン」と犬のような鳴き方もします。
この他に、「ピーピー」とまるで小鳥が鳴くような
声を出すときがあるのですが、
これは母親と子供のあいだで使われる鳴き方です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/19/3c/j/t02200147_0300020013374997308.jpg?caw=800)
そして、温泉が好き。
南極大陸へようこそ!
次にやってきたのがこちら
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/d1/62/j/t02200391_0800142213374999495.jpg?caw=800)
大部分が氷に覆われた南極大陸。
ブリザードが頻繁に吹き、
その近海は世界中で最も荒れ狂う海と
言われているそうです。
一年のうち太陽の光が届くのは半年もなく、
内陸部では最低気温がマイナス89.2℃にまで
下がった記録もあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/37/f8/j/t02200147_0480032113375006438.jpg?caw=800)
氷の厚みは平均約2,000mもあり、
地球上の全水量の約1.5%にあたります。
また、驚いたことに、
この氷の大陸には、燃えさかる炎、
つまり活火山もあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/07/6c/j/t02200124_0800045013374999496.jpg?caw=800)
南極大陸といえば「ペンギン」を
連想する方も多いのではないでしょうか。
歩き姿もとっても愛らしくて
ついじーっと見つめてしまいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/17/ee/j/t02200124_0800045013374999497.jpg?caw=800)
「可愛い」というイメージがあるペンギンですが、
実は意外と裏があります。
ペンギンは陸でのみ結婚生活をおくり、
毎年同じ相手と結婚するそうです。
もし、どちらかが怪我などで再会できなかった場合は、
新しい相手と結婚しますが、
去年の相手が帰ってくると新しい相手を捨てるんだとか。
また、身体能力もすごいです。
フリッパー(翼)をパタパタさせる、
可愛い仕草が大人気のペンギンですが、
水中を自在に泳ぐ推進力を生み出している
フリッパーはすさまじい力を持っており、
コウテイペンギンが全力でフリッパーを一振りすれば、
人間の腕を骨折させるほどの威力があると言われています。
【南極大陸水槽の照明が夕方に消える理由】
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/11/t-ayagiri/d6/8e/j/t02200124_0800045013375014644.jpg?caw=800)
ペンギンの健康を考えてのことだったのですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/43/e4/j/t02200124_0800045013375016189.jpg?caw=800)
ペンギンの飼育スペースで鏡張りがあるのは、
鏡に映った自分の姿を見て
仲間が沢山いると安心するからだそうです。
(巨大な群れの中に身を置くことで安心感を得る)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/e6/91/j/t02200124_0800045013375016190.jpg?caw=800)
ペンギンのお腹がぽっこりしているのは速く泳ぐため。
深海の掃除屋!
苦手な方もいるかもしれない!?
大王具足虫(ダイオウグソクムシ)の
コーナーがありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/25/f9/j/t02200391_0800142213375021344.jpg?caw=800)
ダイオウグソクムシは1878年に
メキシコ湾の海底で発見されました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/28/9d/j/t02200391_0800142213375021345.jpg?caw=800)
サングラス型の黒い複眼は
約3500個の小さな個眼で形成されている。
太陽光がほとんど届かない深海に生息するため、
とても感度の良い眼を持っているということですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/68/6e/j/t02200391_0800142213375021343.jpg?caw=800)
かなり大きい。びっくりしました!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/d8/9f/j/t02200124_0800045013375025654.jpg?caw=800)
正面から見るとこんな感じです。
あまり長く見ていられなかった…。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/0e/58/j/t02200124_0800045013375025653.jpg?caw=800)
かなり詳しい解説付きです。
一番驚いたのは「仰向けの姿勢で泳ぐ」
というところかなぁ~。
想像したら、ただ転んでいるようにしか思えなかった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/1e/6b/j/t02200391_0800142213375025655.jpg?caw=800)
海底にある有機物を何でも食べることから
「深海の掃除屋」と呼ばれているそうです。
死亡した個体を解剖してみた結果、
体内のほとんどを胃が占めており(体重の約25%)
胃の中には食べたと思われる魚の皮や骨、
イカなどと共にダンボールのような紙など
人工物が見られました。
僕の不幸も彼に食べて頂きたい。
タスマン海へようこそ!
次にやってきたのがこちら
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/b9/e2/j/t02200391_0800142213375038800.jpg?caw=800)
「タスマン海」
ニュージーランド周辺の海水は、
小さな面積にも関わらず大きな水温差があります。
海水の温度は、沿岸にいる海棲生物に大きな影響を与えます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/bc/e4/j/t02200391_0800142213375038801.jpg?caw=800)
地球表面のプレートが衝突し
潜り込む地帯に位置しているため、
火山活動が活発なのだそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/12/t-ayagiri/2f/d5/j/t02200391_0800142213375038802.jpg?caw=800)
ここでは、温暖水域に分布する、
カマイルカの生態を展示していました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/24/1e/j/t02200391_0800142213375108204.jpg?caw=800)
アメリカのイルカと日本のイルカは言葉が違い、
コミュニュケーションはとれないけど、
通訳をするバイリンガルのイルカが存在するそうです。
人間も地域によって言葉が違いますが、
それと同じことがイルカにも言えるのですね。
イルカの言葉は発音記号に置き換えると
約700種類の音を持っていて、
この音を組み替えて言語を作り、
意思の疎通を行っているそうです。
なんかハングルみたいな感じなのかな!?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/62/82/j/t02200391_0800142213375174618.jpg?caw=800)
世界最大のサンゴ礁地帯!
宇宙空間からも確認できるほど広大な
「グレート・バリア・リーフ」のエリアです。
※漢字表記は大堡礁(だいほしょう)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/4b/8a/j/t02200391_0800142213375111960.jpg?caw=800)
生物が作り出した単一の構造物としては世界最大です。
しかし、その生物とは微小なサンゴやポリプ等の有機体であり、
これらが数十億集まって形成しているサンゴ礁。
そ し て 、
この暗礁は生物多様性を支える重要な役目を持ち、
1981年に世界遺産(自然遺産)に登録されました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/4f/ea/j/t02200391_0800142213375111961.jpg?caw=800)
色とりどりのサンゴ礁、クジラ、イルカ、マンタ、
海ガメなど多種多様な海中生物が生息することから、
世界有数のダイビングスポットとしても有名です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/44/2b/j/t02200124_0800045013375118988.jpg?caw=800)
写真ではわかりにくいけど、
本当にたくさんの魚が並んで泳いでいます。
まるで芸術作品のようでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/50/65/j/t02200124_0800045013375123170.jpg?caw=800)
危急種や絶滅危惧種などに相当する固有種等、
多くの生命にとって安住の地であると言われています。
一度は行って見たい場所ですね~。
いやいや、
今すぐ「グレート・バリア・リーフ」の絶景が観たい!
なんて言うせっかちさんにはこちら。
「グーグルストリートビュー」です。
便利な世の中になったものですね。
グレート・バリア・リーフの海中まで
散歩できるようになりましたよ!
画像を押してもらえると視点が変化します。
やはり実際に行って肌で感じてみるのが
一番良いことは確かなのですが、
これだけでもその凄さは伝わってきますよね。
世界最大の海! 太平洋 編
5大陸に取り囲まれた、
地球の表面積の1/3にも及ぶ世界最大の海
「太平洋」のエリアです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/ca/d6/j/t02200391_0800142213375133181.jpg?caw=800)
その雄大な光景を深さ9m、最大長34m、
水量5,400tの大水槽で表現しています。
この水槽ではジンベエザメをはじめとする
大型のサメやエイ、アジなどの回遊魚、
ハタの仲間が悠然と泳ぐ姿を見ることができます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/06/42/j/t02200391_0800142213375137009.jpg?caw=800)
ホエールシャークの英名どおり
クジラを思わせる巨体「ジンベエザメ」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/14/t-ayagiri/d7/15/j/t02200391_0800142213375141072.jpg?caw=800)
サメとしても軟骨魚類としても現生最大であり、
そして、現生最大の魚です。
(生物に関する世界一の一覧#魚類)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/86/79/j/t02200391_0800142213375175320.jpg?caw=800)
「ジンベエザメ」は、
体にある模様が着物の甚兵衛(じんべえ)
甚平(じんべい)に似ていることから
名付けられたと言われています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/3c/8c/j/t02200391_0800142213375175319.jpg?caw=800)
本当に迫力があって、
子どもから大人まで全員が
その巨大な姿に目を奪われていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/e0/3d/j/t02200391_0800142213375182281.jpg?caw=800)
世界最大のジンベエザメは意外にも小心者。
メスのジンベエザメは特に用心深いです。
だから目撃されるジンベエザメの
70パーセントはオスだし、
メスの産卵シーンにいたっては
観察されたことすらないそうです。
離島やサンゴ礁の近くに
秘密の産卵スポットがあると
推測されているのですが、それを見た者は誰もいない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/ac/8f/j/t02200391_0800142213375175321.jpg?caw=800)
かなり近くまで来てくれたよ。
一緒に泳ぎたいなぁなんて思ってしまいました。
し か し 、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/6a/01/j/t02200391_0800142213375183020.jpg?caw=800)
同じ水槽内にはこのサメが泳いでいます。
(人も襲います)
シュモクザメ(撞木鮫)
英名にすると
「Hammerhead shark」
ハンマーヘッド・シャークなんて
ちょーカッコイイ名前の付いたサメです。
ここで注意すべきは、
「ハンマー」という名前があるからといって、
頭部を横に振り「相手を殴打する攻撃」
なんて間違っても起こしません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/61/00/j/t02200391_0800142213375183018.jpg?caw=800)
実は僕はこのシュモクザメが大好きで、
今回の海遊館で撮影をした写真の
半分以上がシュモクザメの泳ぐ姿です。
(100枚を超えるので一部UP)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/15/t-ayagiri/db/9c/j/t02200391_0800142213375183019.jpg?caw=800)
サメとしては珍しく群れを成して行動し、
その数は時には数百匹の単位に及ぶ事があります。
また、ウチワシュモクザメのメスは
オスがいなくても子が産めるそうです。(単為生殖)
余談ではありますが、
僕が子どもの頃にハマっていたゲームに
「サルゲッチュ」という作品があるのですが、
その中にもシュモクザメが登場します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/1c/1b/j/t01600143_0160014313375202979.jpg?caw=800)
当時、このステージの攻略が
なかなか出来なかったので
とっても印象に残っているのです。
そんなこともあってこのサメが好き…(笑)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/10/70/j/t02200391_0800142213375204221.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/19/82/j/t02200391_0800142213375204222.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/76/b5/j/t02200391_0800142213375205802.jpg?caw=800)
本当に大きな水槽ですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/e0/0b/j/t02200391_0800142213375205803.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/95/8e/j/t02200391_0800142213375205804.jpg?caw=800)
素晴らしい!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/da/1d/j/t02200124_0800045013375210171.jpg?caw=800)
ジンベエザメと僕
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150724/16/t-ayagiri/06/66/j/t02200391_0800142213375211468.jpg?caw=800)
お兄さんが必死に手を振るも
フル無視する光景。 可愛い!
では、今回はこの辺で終わり。
続きは次回記事にて!
■ 【特別展示】海遊館 開業25周年記念【シャークワールド】part.3
幻のクジラも登場!?
どうぞお楽しみ下さい!