2022奥日光紅葉直前旅アーカイブ その23 [#JR日光駅]
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なお、更新頻度は時期等により大きく変わります(月平均10~12回程度更新)。
またその関係等で情報は最新のものとは限りませんのでご了承下さい。
その分記事は充分吟味してお届けしていきますが、是非気楽にお付き合い下さい。
マイカーでいろは坂を一気に下り、僕等はJR日光駅に辿り着きました。
なかなか風格のある駅舎にちと驚きです。
JR日光駅は、その名の通り日光の玄関口のはずですが、
悪天候とは言え駅構内はひっそりとした感じ。
ご存じの方も多いでしょうが、公共交通機関で日光へ来訪した際の
メインの玄関口は東武鉄道の東武日光駅で、JR日光駅は1時間に1本程度の
ローカル列車が通うだけの駅になってしまいました。
この様なケースは全国各地に存在し、
例えば三重県の鳥羽駅は近鉄とJR参宮線が、
神奈川県の横須賀駅・久里浜駅は京浜急行とJR横須賀線が、
それぞれ競ってはいるものの、共に私鉄の方が活況を呈して優勢であり
JRは単なる並行ローカル線になっているのです。
JR日光駅は昔こそ栄華を極めた雰囲気で、
皇族等も度々訪れた由緒あるスポットでしたが、
今では同駅2階の広い元貴賓室が展示スペースになっていて
微かに当時をしのぶ程度ですね。
しかし、この寂れたJR日光駅もやっぱり日光の玄関口でした。
東武鉄道でやって来た方も是非ここはJR日光駅まで足を伸ばして欲しいです。
その理由は、
駅から東照宮・二荒山神社や、さらにいろは坂を上り中禅寺湖、
そして更にその奥の戦場ヶ原・光徳牧場・湯元温泉等へ向かうバスは
全てJR日光駅が始発で、その後東武日光へ立ち寄るルートになっています。。
前述しましたが、メインの玄関口は東武日光なので紅葉の時期等は
とんでもない混雑ぶりで東武電車と接続するダイヤで路線バスに
そのまま乗り継ぐとなると着席するのは至難の業です。
もし着席できなかったら、道路も激しい渋滞が予想されるので
時節柄立ちっぱなしはあまりにも辛過ぎます。
その点JR日光はバスの始発で、
そもそもお客が少ないので確実に着席する事ができます。
東武日光~JR日光間は徒歩3~4分掛かりますが、
なだらかな下り坂なので老若男女問わず歩きやすいです。
公共交通機関で日光を訪れたなら、例え東武鉄道利用でも
徒歩でJR日光まで出向く事を強くお薦めします。
自家用車で来て駅周辺を散策する場合も、
東武日光よりJR日光周辺の方が駐車場は空きの確率が高いです。
JR日光駅に特段用事の無い方も、是非歴史散歩を兼ねて
訪れてみて下さい。
<次回へ続く>