多分、ある程度の背景と、ある程度の交錯したストーリーを読み解く力が必要なドラマ。そのテーマは限りなく現実世界を鋭く切り出す。日本語: http://wwws.warnerbros.co.jp/syriana/英語: http://syrianamovie.warnerbros.com/IMDB(the Internet Movie DataBase)要するに石油をめぐる産油国と国際企業と米国政府というメインプレイヤーに付随した人間模様が描かれるわけですが、、、、実はホームページのストーリーを読んで整理するまでは、あまりにぼやーっ!としか意味が分からなくて、とても消化不良でした。言いたいことは分かる・・・でも、、、映画は大衆が見て理解できてナンボじゃないか・・・。という持論の元で言うなら、ちょっとマスターベーション的なところを感じなくもないな。でも、リアリティーの好きな方にはオススメです。是非ある程度の事情を知った上でご覧になることをオススメします。しかし、出てくる人々の動きといったら、なんの不自然もないこのスクリーンプレイに、ドキュメンタリーを感じるほどでした。・・・あ、だからあんなに細切れなシーン割になったのかなぁ。ジョージ・クルーニー、がんばったね。あなたのその悲哀、ストーリーが消化不良ながらもしっかりとにじみ出ていました。Goodbye and Goodluck も楽しみです。※どうでもいいけど、クリス・ペプラーが「グッドナイト アンド グッドラック」と日本語的に発声するとあんなに違和感があるのはどうしてだろう・・・・いい声だよなぁ。。うらやましい。。マット・デイモンも出てましたが、「何?オーシャンズ・・・??」という勘違いも起こりようもなく、二人が現実に絡むことはありません。あ、同じ場所に出くわすことは2度ありましたっけ。・・・でも、久々にみました。時にはこういう映画もいいもんです。