最後の最後のオマケを除けば、ノスタルジックな恋愛映画として素晴らしい出来ではないだろうか。日本語版:http://www.kimiyomu.jp/英語版:http://www.thenotebookmovie.com/まぁ例のごとく、あまり知っている俳優がいない中展開する物語にグイグイと吸い込まれる自分がいました。話はものすごく単純明快、でもそこにある厚みのある感情の流れや、もろもろのエピソードはありうる現実味をたたえつつも、総体的には絶対にありえないほどの純粋さをもって訴えかけてきます。また個人的にはラストシーンが本当に泣けました。多分ウチの父はものすごく羨んだろうなと思い・・・・つまり自分の親をちょっと重ねてしまったからなのですが。で、「最後の最後のオマケ」とはCHEMISTRYが日本上映マーケティングの一環でテーマソングをうたっているのですが、彼らにとっての「きみ読む」の見所を語るシーンのしらじらしさ・・・・・彼らは真剣に語ってるんだとは思うんだけど、それを何も感動をもって閉じ、それぞれの心の中で消化しているタイミングで、敢えてぶつけられてしまう彼らの意見は、ちょっとな・・・・・と思うのでそういっているだけです。CHEMISTRYはいい歌を歌ってるし、基本的には好きですよ。僕が責めているのは配給側です。マーケティングしてしまったことが鼻については、プロモート失敗やん?と思ってしまうのです。