例年地元で開催される旧車ミーティングに
参加してきた。
しかし、生憎の雨模様で三時間程滞在して
はいたが、参加者がピークとなる時間にな
っても参加車輌は残念ながら去年の半分程
度だった・・・
(大事にしている愛車を濡らしたくないオー
ナーさんの気持ちは痛いほどよく分かる。
クルマによっては少しの雨でも水分の侵入
によりダメージを受けてしまい、その後の
維持管理に影響が出るかもしれないから、
こういう天候時での参加を控えるのは仕方
のないことだ)
まぁその点、我がビートはというと、それ
程のヴィンテージカーでもないし、普段か
ら雨だろうが普通に乗っているので気にせ
ず参加した。
ただ、トノカバーまではもってないから、
さすがに屋根を開けることと、準備してい
た当時モノのカタログなどのグッズをディ
スプレイすることは取り止めて、ただ停め
ておくだけに留めた・・・。
・・・で、
回りの旧いクルマに比べると新しい部類に
なるビートだが、自身も所有している方、
昔乗っていたと言う方、興味がある方等か
ら(ちらほらではあるが)声をかけられ、あ
れこれ質問されてはそれに答えていた。
正直、こうした反応があるのは面白いし、
ちょっぴり嬉しい。
また、昨年お知り合いになった方々とも一
年ぶりに再会し、挨拶を交わし、各々のク
ルマの状態や、トラブル体験などについて
『あ~だ、こ~だ』と情報交換や、共感し
あったりしたことで、維持していくモチベ
ーションにも繋がった有意義な時間となっ
た。
ところで、
このイベントは大々的な告知などをせず、
エントリーは当日のみで、車種、年式の括
りは無し。エントリー料は一台につき500
円(見学は無料)。
開催時間内であれば個々の好きな時間に入
退場可能というユルさと穏やさを兼ね備え
ているところが良く、それは海外でみられ
るクルマ好きが集まって気軽に小規模なミ
ーティングを開いている感覚に似ていると
言える。
あと、このミーティングは他と比べて出展
者も見学者も比較的マナーが良いのも好ま
しい。
こうしたミーティングが年々減ってきてい
る原因の根本はマナーの問題に因るところ
が大きく、騒音やゴミの投棄、迷惑を顧み
ない行動などが近隣住民より苦情として寄
せられ、結果、中止に追いやられてしまっ
ている。
自分の愛車を見て貰いたいから来るのがミ
ーティングやイベントの主旨なのだが、こ
ういう集まりには大抵、一部に勘違いした
目立ちたがりのDQNが居て台無しにしてし
まう。
特に大がかりなイベントでは、有名人が
来たり、自動車メーカーや有名チューニン
グショップが参加していたり、屋台やキッ
チンカーも出ていたりしてて、それはそれ
で楽しいのだが、来場者が多いくなると出
す側も見る側もマナーの悪い者が増えてし
まうから残念でならない。
主催者側もその点は留意し規制もしている
ようだが実際は・・・ね。
僕はこうしたことから
大掛かりなミーティングには居心地があま
り良くないので積極的には参加しない。
もうひとつ、そういう大型イベントでは多
くの人が見に来るだけあって、出す方の立
場ととして、見る側のマナーで以前気にな
ることがあったのも敬遠する理由のひとつ
としてある。
具体的に書けば『マウント取りたがる人』
『自分の希望や想いを人のクルマに要求し
てくる人』などがそれ。
まぁ、
例えばマウント取りたがる者であれば、
『自分のクルマの方が走行距離が少ない』
だの『ここが純正と違う』などと宣い、
希望や想いを押し付ける者であれば、
『自分ならここをこうする』やら、
『このパーツよりあのパーツをつけた方が
いい』など勝手なことを言う・・・。
(↑ま、こんなのが来たら『クルマこれしか
持って無いんで走行距離はどうしても延び
ちゃいますねぇ~』とか、
『僕、低所得者なのでそんなにお金かけら
れませ~ん。それに、今のままでも十分満
足してますし~。あぁ、そういえば僕のよ
りあっちにもっと程度の良いのが停まって
ますからそちらを見に行ったらいいんじゃ
ないでかぁ~。』とか適当なこと言ってあ
しらうことにしている。
まぁね、ハッキリ言って
こういうこと言われるのは『不愉快』
だし、『(結構)傷つく』ものなのだ。
クルマ以外でもそうだが、
自分の出せるお金で、出来る範囲で、自分
好みに楽しむことに対して他人がとやかく
言うのはやめてもらいたいものだ。
『おまけ』
よく観る京都の旧車屋さん
【斎藤商会】さんのYouTubeでもこのよう
なことが語られていてとても共感したこと
を思い出したので貼っておきます。